ボルボV40は北欧のプレミアムブランドとして人気の高級コンパクトカーです。洗練されたデザインや高い安全性能が魅力ですが、中古車市場ではその割に安価で購入できることでも知られています。そこで今回は、ボルボV40の中古車が比較的安い理由について、実際のオーナーの評判や意見を知恵袋から集めて詳しく解説していきます。

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中古ボルボV40が安い理由の評判まとめ

中古ボルボV40が安い理由について、ネットで確認できる口コミや評判をまとめています。

こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。

元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。

ボルボV40が中古で安い理由

ボルボV40の中古車が比較的安価な理由は、大きく3つあります。1つ目は、需要の低さです。ステーションワゴンブームの終焉とともに、ミニバンなど他の車種に人気がシフトし、V40の魅力が十分に注目されなかったことが挙げられます。2つ目は、ブランドイメージの変化です。中国企業の傘下に入ったことで「中国車」というイメージが定着し、日本市場での評価が下がったと指摘されています。3つ目は、他の高級コンパクトカーと比べた際の特色の欠如です。ライバル車に比べてアピールポイントが不明瞭なため、敬遠されがちだと言われています。

(1) 人気・需要の問題

知恵袋の意見を見ると、ボルボV40の中古車価格が安い主因は、そもそもの人気の無さだと指摘する声が目立ちます。ある方は「ステーションワゴンが流行ったときに、一時期ブームになりましたが、時代はミニバンへ人気がシフトし、一気に廃れた感じですね」と述べています。また「需要が減れば、市場で回転しない為安くなってくる」との分析も。確かに、ミニバンは日本で独自の進化を遂げた人気ジャンルです。これに対してボルボは「ミニバンの需要がないからあまり作らない」そうで、こうした需給のアンバランスがV40の低迷を招いているのかもしれません。優れた走行性能を持つだけに、日本市場の趣向に合わなかったのは惜しまれます。

(2) ブランドイメージの変化

かつてボルボは「安全」の代名詞的存在でしたが、昨今はそのイメージも変化しつつあるようです。知恵袋ユーザーの一人は「主要生産工場が中国になり、中国の車会社の傘下に入ったため、今は『中国車』としてのイメージが強い」と指摘。さらに「ボルボのAWDはあまり良くありません。本格的なSUVとしては、とても使えません」とも辛口のコメント。もちろん個人の感想ではありますが、こうした評価の変化が中古車市場でのV40人気低迷に影響しているのかもしれません。実際、ある方は「イメージの問題」こそがV40の評価を下げている最大の要因だと断言しています。ブランド戦略の舵取りは、中古車マーケットにも大きな影響を及ぼすことが分かります。

(3) 特色の欠如

V40は高級コンパクトカーという位置付けですが、同クラスのライバル車と比較すると特色に乏しいとの声もあります。例えば、ある方は「他にいい車がたくさんある」から中古のV40は敬遠されると指摘。また「現行のは特に人気低いでしょうね。見た目もだんだん悪くなって来てるし、あんまし弄れないし、オプションは高いしで」とシビアな評価を下す方も。確かにドイツ御三家を筆頭に、BMW 1シリーズやアウディA3、メルセデス・ベンツAクラスなどライバルは豪華です。こうした中でボルボV40の個性が埋没してしまっている印象は否めません。「何も取り柄がない」というコメントは言い過ぎかもしれませんが、V40ならではの魅力を際立たせることの難しさは、中古車市場での評価にも表れているのかもしれません。

中古V40購入時の注意点

中古のボルボV40を購入する際は、モデル・グレードによる違いに注意が必要です。例えば、ヘッドライトは後期型の「トールハンマー」と呼ばれるLEDライトが特徴的ですが、初期型は通常ライトです。また、T4グレードに設定されていたDCT(デュアルクラッチトランスミッション)は故障が多いため避けるべきで、代わりにT3以降のATモデルが無難だとアドバイスされています。また、メンテナンスコストの高さにも注意が必要です。V40は総じて故障が少ない車種ですが、外車ゆえにメンテナンス費用は国産車の1.5倍程度かかると言われています。できれば、正規ディーラーの保証付き中古車を選ぶことをおすすめします。

(1) モデル・グレードによる違い

知恵袋を見ると、V40のモデルチェンジや改良の詳細を知悉したユーザーが多数います。例えばヘッドライトについて、「ベッドライトにトールハンマーの意匠があるかどうか。あれば後期モデル」だと指摘する声が。また、「2016年式はヘッドライトにポジションランプも有ります。2018年式になると、ヘッドライトがランニングデイライトと言って、エンジン始動時には昼間トールハンマーが常時100%点灯します」と年式ごとの変更点を詳述するコメントも。

トランスミッションに関しては、「T4のDCTは避けた方が無難」との意見で一致しています。DCTは湿式クラッチを採用した信頼性の高いタイプもありますが、V40のDCTは故障が頻発したようです。ある方は「家族で2台、DCTを廃車にした身としては、通常トルコンのT3を勧めます」と断言。また、エンジンタイプについては「ディーゼルは最初からトルコンなので、(DCTの心配は)この限りではありませんが」との指摘も。D4ディーゼルなら、多少の振動はあっても故障リスクは少ないということでしょう。ユーザー目線のリアルな意見は、中古車選びの羅針盤として役立ちそうです。

(2) メンテナンスコスト

V40のメンテナンスコストの高さは、知恵袋ユーザーの間でも共通認識となっています。ある方は「消耗品以外の交換、記憶にありません」とメンテナンス性の高さを評価する一方で、「壊れた時の修理代金はやはり外車ですので、多少の覚悟は必要」とも付言。また、「個人的には2013T4SEにPPPを入れているので、サイズの割にはパワーもあり、10年たっても古さをあまり感じさせないデザインと機能、なにより壊れると評判の悪いクラッチ(2013-2014くらいまで)もエンジンフィールを直接感じることが出来、気に入っていますが、故障や車検は国産車の同クラスよりかは、多少金額がかかることは了承の上」と、長期所有の視点からV40の実力とコストを冷静に分析する声も。

こうした知見を総合すると、V40はメンテナンスを怠らなければ10年スパンでも十分楽しめるクルマだと言えそうです。ただしディーラー整備の費用の高さは覚悟が必要で、「正規ディーラーで保証付きで買うならいいんじゃないかな?」といったアドバイスは的を射ているでしょう。初期不良などのトラブルに備える意味でも、できれば保証付きの中古車を選ぶことをおすすめします。

以上、知恵袋の情報を丹念に分析することで、ボルボV40の魅力と中古車選びのコツが見えてきました。V40の個性的なデザインと性能を理解し、費用対効果を考えた選び方ができれば、長く付き合える良き相棒が見つかるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

ボルボV40は高い基本性能を持ちながらも、需要低迷やブランドイメージの変化で中古車市場では比較的安価に購入できます。モデル年式やグレードの違いをよく理解し、外車ゆえのメンテナンス費用も考慮に入れれば、コストパフォーマンスに優れた選択肢となるでしょう。気になる個体は実車チェックを欠かさず、専門店などで保証付きで買うのがおすすめです。ぜひ本稿を参考に、満足のいくV40選びを実現してください。