ホンダが2022年4月に発売したコンパクトSUV「ZRV」は、ヴェゼルとCRVの間に位置するサイズで、シビックをベースに開発されました。発売以降、その評判が気になるところですが、Yahoo!知恵袋では早くもZRVに関する質問と回答が寄せられています。そこで、知恵袋での議論を通じてZRVの評判を探ってみましょう。

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ホンダZRVはダサい?評判まとめ

ホンダZRVはダサいのかについて、ネットで確認できる口コミや評判をまとめています。

こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。

元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。

「ホンダのZRVって売れてないですよね?」

ホンダのZR-Vは、発売以降の販売台数が伸び悩んでいます。同社のヴェゼルやトヨタのハリアーと比べると、その差は歴然としています。硬めの足回りによる乗り心地の犠牲や、SUVらしからぬ俊敏すぎるステアリングフィールが、不振の原因として指摘されています。また、ZR-Vの明確なコンセプトや強みが打ち出せていないことも、販売不振に拍車をかけているようです。

知恵袋での質問内容を引用

質問者は、具体的な数字を挙げてZRVの販売不振を指摘しています。2023年6月の登録台数を比較すると、ZRVが1,823台に対し、同じホンダのヴェゼルは3,619台と約2倍の販売数を記録。さらに、ライバルのトヨタ ハリアーに至っては7,050台と、ZRVの約3倍以上の台数を売り上げています。質問者は実際にZRVに試乗した経験から、「こりゃ売れないわ」と端的に評しており、その乗り味に大きな不満を感じたようです。

販売不振の理由

ZRVが苦戦を強いられている理由について、質問者は次のように分析しています。

  • 街乗りSUVにもかかわらず、硬い足回りを採用しているため乗り心地が犠牲になっている。
  • 重心の高いSUVの特性上、俊敏すぎるステアリングとのマッチングが悪く、運転していて違和感がある。

質問者によれば、SUVに求められるのは「余裕のある室内空間でゆったり走る」ことであり、ZRVの硬い乗り味はSUVの本分を見失っていると言えます。

ベストアンサーの内容を要約

ベストアンサーでは、スバル フォレスターの月間販売台数が1,500台程度であることを例示し、同クラスのSUVが決して売れ筋ではないことを示唆しています。その上で、トヨタ RAV4やホンダ CRVといった国内SUVの代表格が軒並み知名度や個性において優位に立っている現状を指摘。ZRVが「走りを売りにする」という明確なコンセプトを打ち出せていないことが、販売不振の一因だと分析しています。

また、ZRVは「CRVより燃費が良く、カローラクロスより走破性に優れる」といったように、他車と比較した際のアドバンテージが提示できれば、一定の購買層を獲得できるかもしれないと述べています。しかし、現状ではZRVの積載力の弱さや、ホンダ車がウインタースポーツの足として根付いていないイメージの希薄さがマイナス要因になっているとの見立てを示しています。

他の意見も紹介

他の回答者からは、ZRVのデザインについて手厳しい意見が並びます。

  • 全体的にのっぺりとした印象で、シャープなデザインが主流の昨今では古臭く見える。
  • 黒いバンパーを採用したノーマルモデルのほうが、SUVらしさが出ていて良い。

また、ZRVの内装の質感がヴェゼルと大差ないことにも言及されています。ZRVのほうが車格が上のはずにもかかわらず、内装の質感でアドバンテージを感じられないのは痛手と言えるでしょう。

さらに、根深いホンダファンか、あえて人と違うクルマを選ぶ逆張り的な購買層以外は、ZRVを選ばないのではないかとの見方も示されています。これは、ZRVが明確な個性や強みを打ち出せていないことの裏返しとも受け取れます。

「ホンダのZRVってぶっちゃけ売れてないですよね?」

ZR-Vの1年以上に及ぶ納期の長さは、販売好調が理由ではなく、ホンダの生産体制の問題に起因すると指摘されています。また、SUVでありながら硬すぎる足回りは同乗者の評価を下げる一因となっており、下位モデルのヴェゼルよりも実用性や装備面で劣るとの意見もあります。加えて、大口グリルのインパクトは評価されつつも、全体的なデザインの方向性には賛否両論があるようです。

前述の質問への補足的な内容

ZRVの1年以上に及ぶ納期の長さについて、質問者は「ZRVが売れているからではなく、ホンダの生産体制の問題が原因」だと指摘しています。半導体不足などの影響でホンダの国内工場の稼働率が低下しており、需要に対して供給が追い付いていないことが窺えます。

また、ZRVはSUVでありながら足回りが硬すぎるという点も問題視されています。質問者は実際に家族でZRVに乗った際、2列目や3列目に座った家族から「段差があるたびに体が弾んで天井に頭がぶつかりそう」だと不満を漏らされたエピソードを紹介。ZRVの硬い足回りが同乗者の快適性を損ねている様子がうかがえます。

さらに、質問者はZRVの実用性や装備面について、下位モデルのヴェゼルのほうが優れているとの見解を示しています。車格が上のZRVが下位モデルに劣っているとすれば、存在意義が問われかねません。

デザインへの評価も厳しい

ZRVのデザインについても、質問者は辛口のコメントを寄せています。大きく開口したグリルのインパクトは一定の評価を得ているものの、全体的な好みは分かれるところだと言及。加えて、他車を模倣したようなデザインが目立つことから、ZRVにオリジナリティが感じられないと指摘しています。デザインの模倣は、ホンダのデザイン力への信頼を揺るがしかねない問題だと言えます。

「ホンダの新型「ZRV」って何かダサくないですか」

ZR-Vのフロントデザインがトヨタ ヤリスクロスに酷似しているとの指摘があり、デザインの独創性に疑問を呈する声があります。また、上位モデルであるCR-Vと比較すると、ZR-Vのデザインやコンセプトの完成度の低さが浮き彫りになっているようです。一方で、ZR-Vが北米市場を主なターゲットとして開発された経緯を考慮すると、日本人の感性とは異なる部分があるのかもしれません。

フロントデザインへの違和感

質問者は、ZRVのフロントデザインがトヨタ ヤリスクロスに酷似していると指摘し、そのデザインの安直さに違和感を抱いています。「水平基調のシンプルなデザイン」や「大胆な造形のグリル」など、ZRVのデザインコンセプトに掲げられたキーワードが、他車の模倣に留まっているように見受けられるのは残念な結果です。

CRVのほうが素晴らしいとの意見も

一方で、ZRVのデザインやコンセプトがCRVに及ばないとの意見も見受けられました。CRVはホンダの北米戦略を担う主力SUVであり、グローバル市場で鍛えられた完成度の高さは折り紙付き。ZRVは、兄貴分のCRVと比べると、まだまだ未熟な面が目立つようです。

北米向けの車であり、日本とは好みが異なるとの見方も

ZRVがもともと北米市場をメインターゲットに開発された経緯を踏まえ、日本人の感性とは異なる部分があるのではないかとの指摘もありました。北米市場ではダイナミックなスタイリングが好まれる傾向にあり、日本人の目にはどこか野暮ったく映るのかもしれません。グローバル市場を見据えたデザインが、日本市場ではなじみにくいのは宿命と言えるでしょう。

まとめ

発売直後からデザインや走りの評価が分かれているホンダ ZRV。CRVとヴェゼルの間に位置するサイズながら、ハリアーやフォレスターといった強力なライバルが多数ひしめく中で、ZRVならではの魅力を明確にアピールできていない様子がうかがえます。

ホンダファンの間では受け入れられているものの、全体的な人気は今ひとつのようです。今後、ZRVがどのように市場に浸透していくのか、その販売動向から目が離せません。ホンダには、ZRVのコンセプトをより明確に打ち出し、他車との差別化を図ることで、SUV市場での存在感を高めていくことが期待されます。