日産の人気SUV「エクストレイル」の中古車購入を検討する際、維持費の高さを不安視する声が多く聞かれます。実際の所有者の経験から、エクストレイルの維持費について評判を調査しました。ランニングコストを左右する要因や、同クラスの車種との比較を交えながら解説します。

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エクストレイルは維持できない?評判まとめ

エクストレイルは維持できないのかについて、ネットで確認できる口コミや評判をまとめています。

こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。

元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。

「日産 T32型 エクストレイル 前期」と「RX270後期型」の比較

ある質問者は、現在所有するRX270後期型から、維持費を抑えるために日産 T32型 エクストレイル 前期への乗り換えを検討していました。これに対し、エクストレイルはRXよりもメンテナンス費用が高くつく可能性が高いと回答されています。

回答者いわく、エクストレイルは「国産車では珍しいほど大小さまざまなトラブルがあるクルマ」であり、「壊れないクルマではない」とのこと。パワートレインをエクストレイルとほぼ共通して搭載する同時期のセレナも、同様の傾向があると指摘されました。

メンテナンス費用以外にも、エクストレイルはRXよりも自動車税や重量税が安くなる可能性はあるものの、年単位で考えれば、それ以上にメンテナンス費用の差が大きいだろうと分析されています。

一方で、エクストレイルに乗り換えるメリットとして、車体サイズがRXより小ぶりになることで、取り回しや燃費が向上すると言及されています。また、全体的なサイズは小さくなっても、ラゲッジスペースなどの積載能力はRXとほぼ同等に確保されているとのこと。

結論として、回答者は「維持費を抑えるならRXに乗り続けるのが吉」とアドバイスしています。ただし、実際の維持費は個体差によっても大きく変動するため、一概にエクストレイルの維持費が高いとは言い切れない面もあるでしょう。

大学生の「中古のエクストレイル」維持費

ある大学生が、中古のエクストレイルを購入した場合の年間維持費について質問しました。

回答者は、2018年式で走行距離3万km、修復歴なしの中古車を想定し、19歳の学生が毎月3,000km程度走行するシチュエーションを提示。その場合の維持費を以下のように算出しています。

  • ガソリン代:毎月5万円(燃費10km/Lで計算)
  • 任意保険料:年間10万円
  • 自動車税:年間4万円
  • メンテナンス代:年間1〜2万円(オイル交換など)
  • 車検費用:12〜15万円(車検時)

これらを合計すると、車検のない年で年間75〜80万円、車検のある年では年間90〜100万円の維持費がかかると見積もられました。

ただし、任意保険料は年齢条件によって大きく変動します。また、車検費用も整備内容によって上下するため、これはあくまで一例だと考えられます。

バッテリーやタイヤの交換タイミングによっては、上記の見積もり以上に出費がかさむ可能性もあります。中古車の場合、こうしたトラブルに備え、ある程度の予備費用も確保しておく必要があるでしょう。

エクストレイルの維持費

ある質問者は、エクストレイルの維持費について、スポーツカーの86よりも高いと聞いて驚いたようです。

確かに、排気量2.5Lクラスのエクストレイルのグレードであれば、1.6Lの86と比べて、自動車税などの費用は高くなります。ただし、実際の維持費は、車の乗り方やメンテナンス状況によって大きく変化します。

ある回答者いわく、ディーラーで入念な点検を受け、こまめなメンテナンスを施していれば、「毎日フランス料理のフルコースを食べているようなもの」で、それだけ費用もかかってしまうとのこと。

一方で、一世代前の2.5Lエンジンを搭載したエクストレイルについては、「一回も故障したことがない」というオーナーの声もありました。

こうしたことから、エクストレイルの維持費が一概に高いとは言えず、運転スタイルやメンテナンス次第で、左右されると言えるでしょう。

ただし、大柄なSUVゆえに、86などのスポーツカーと比べると、税金面などでのランニングコストが高めになる傾向は否めません。グレード選びの際は、排気量による維持費の差にも注意が必要です。

また、中古車の場合は年式や走行距離によって、買った後の修理費用が嵩む可能性もあるため、購入時のチェックが肝心だと言えます。

まとめ

エクストレイルの維持費は、同クラスの国産SUVと比較しても高めという評価が目立ちました。新型モデルは特に、故障リスクが高いとの指摘も。とはいえ、10万km以上乗っても壊れない個体もあり、丁寧な取り扱いと計画的なメンテナンス次第で十分維持できるでしょう。

排気量の大きいグレードは、税金や燃費の面でランニングコストが嵩みます。中古車選びでは、エンジンやグレードをチェックし、維持費との兼ね合いを考えることが肝要です。総じて、エクストレイルは定期的な点検を怠らなければ、長く付き合える実用的な一台と言えるでしょう。