中古車を探していると、走行距離が少ないのに修復歴ありで非常に安い車両を見かけることがあります。修復歴とは事故やトラブルによる損傷を受けた車両を修理したことを示す言葉です。一般に修復歴ありの車両は敬遠されがちですが、内容次第では魅力的な選択肢となるケースもあるようです。ここでは、走行距離の少ない修復歴付き中古車の評判について、Yahoo!知恵袋の質問と回答を参考に解説していきます。
走行距離少ない修復歴ありの車はあり?評判まとめ
走行距離少ない修復歴ありの車はありなのかについて、ネットで確認できる口コミや評判をまとめています。
こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。
元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。
知恵袋の質問と回答①:走行0.3kmで修復歴ありの中古車について
走行距離がわずか0.3kmでありながら修復歴があるという中古車について、Yahoo!知恵袋では多くの意見が寄せられています。そのような車両は、工場からディーラーへの搬送中や納車前の試乗などで事故を起こし、修理された可能性が高いとのこと。購入前に、どの部位をどの程度修復したのか、販売店にしっかりと確認することが重要です。特にフレームやサスペンションなど、走行性能に直結する箇所の修復は避けたほうが無難でしょう。一方、ドアやフェンダーの交換板金塗装程度であれば、走行には影響しないため、それほど心配する必要はないようです。
走行距離と修復歴の関係
わずか0.3kmという異常に短い走行距離であるにもかかわらず、修復歴があるというのは不自然な組み合わせです。回答者の多くは、ディーラーへの搬送中や、納車前の試乗などで事故を起こした可能性が高いと指摘しています。ある回答者は「生産ライン出てストックヤードに行くだけでも300m以上ある」と述べており、単に工場から販売店への移動中での事故を示唆しています。
修復箇所と範囲の確認の重要性
どのような事故でどの部位をどの程度修理したのかは、購入前に必ず確認すべきポイントです。ベストアンサーでは「修復箇所を世間話ついでに聞かれたら一番手っ取り早い」とアドバイスしています。事故の状況について、「天井に落下物でもあったのかな?」などと具体的に想像を巡らせている回答もありました。
走行性能への影響
フレームやサスペンションなど、走行に直結する重要部位の修復は避けたほうが無難です。ある回答者は「『修復歴』とはメインフレーム、サブフレームの部品を取り外しするような修理を行ったってこと」と説明し、多くの場合「激しくぶつけてフレーム歪んだ」ような事態を指すと述べています。一方、ドアやフェンダーの交換板金塗装程度なら、見た目は直っても走行性能には影響しないため、それほど心配ないという意見もありました。
知恵袋の質問と回答②:低年式低走行の修復歴あり中古車について
年式が古いものの走行距離が少ない修復歴付きの中古車に関する質問もよく見られます。ベストアンサーによれば、修復歴車は再販売時の価値が大きく下がるため、購入はおすすめできないそうです。どうしても欲しい場合は、最後まで乗り潰すつもりか、二度と手に入らない希少車であるかを考慮する必要があります。ただし、車種によってはマニア受けするケースもあり、需要次第では有望な選択肢になり得るという指摘もありました。180SXのような人気車種では、修復歴車でも高値で取引されているようです。
修復歴車の価値下落
ベストアンサーによれば、修復歴車最大のデメリットは「価値の棄損」だそうです。たとえ安く購入できたとしても、売却時にはさらに安い値段しかつかないため、結局は損をするリスクが高いと指摘されています。ある回答者は、修復歴車を「安く買って乗り潰す」のが正解だと述べ、そうでなければ二度と手に入らないレア車にのみ価値があると主張しました。
マニア受けする車種
人気の高い特殊な車種に関しては、マニア心理から修復歴車でも需要がある場合があります。具体的には、「180SXなんてほとんど歴ありですがマニア受けするので高値で売買されてます」という回答が寄せられていました。ただし、そのような例外を除けば、「庶民の足ほどその手の要素は敬遠される」とも述べられており、一般的な車種では修復歴車は避けられる傾向にあるようです。
知恵袋の質問と回答③:修復歴ありで不自然に安い中古車について
修復歴ありで異常に安い中古車については、何らかの問題を抱えている可能性が高いことがわかりました。ベストアンサーでは、修復の質によって状態は大きく変わるため、安さに釣られる前に、事故や修理の内容を把握すべきだと強調されています。丁寧に直された車であれば問題ないですが、雑な修復や欠陥の隠蔽が行われている可能性もあるため注意が必要です。また、修復歴車の購入には運任せの面があり、良い結果に終わるケースもあれば、短期間で廃車になるようなトラブルに見舞われることもあるようです。
修復の質によるリスク
ベストアンサーでは、「修復歴アリ」と一言で言っても、修復の内容や質によって状態は大きく変わると強調されています。ある回答者は、時間と手間をかけて丁寧に直された車なら問題ないが、「極端に安い車は出鱈目張りぼて修復の粗悪車」であり、最悪の場合「エンジンやミッションが割れてるのパテやシーラー盛って誤魔化してます」と具体例を挙げて警告しています。
博打性とトラブルの可能性
「博打」「運任せ」といった表現が複数の回答に見られ、修復歴車の購入にはある程度のギャンブル性があることがうかがえます。ある回答者は過去に2台の修復歴車に乗った経験から、「1台は全く問題なく、乗り換え時の査定も大満足」だったが、「もう一台は半年ほどで廃車」になったと明かしています。また、事故車の怪談として、「夜走っていると後席にお化けが出るぞ!」などの半ば冗談めいた回答も寄せられていました。
まとめ
以上の知恵袋の議論をまとめると、走行距離が少ない割に修復歴ありで異常に安い中古車については、何らかの問題を抱えている可能性が高いと考えられます。とはいえ、修理の内容や品質次第では、十分に使えるお買い得車になるケースもあるでしょう。気になる車両があれば、修復箇所や事故内容について販売店から丁寧に説明を受け、実際に試乗もしてから総合的に判断することが肝要です。
通常の使用目的なら避けたほうが無難ですが、マニア向けの車種や、多少の難ありを承知で買って乗り潰す場合は選択肢に入れても良いかもしれません。
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