車を買うときには車体価格ばかり気になりますけれども、実は買ってからも相当お金が掛かるのをご存知ですか?
いや、知っているとは思いますが、実のところ車を買うことにモチベーションが高くなっていて軽視しがちな傾向があるようです。
例えば、家族が増えるからミニバンを買おうと思っていて、5ナンバーのほどほどなもの(例えばトヨタヴォクシーなど)を買おうと思ったのだけど、友人がトヨタヴェルファイアを買ったから自分もトヨタアルファードを買ってしまったなんていうのはよくある話です。
まあ、実際のところは奥様に反対されて結局ヴォクシーになるのですが・・・(涙)
ところで、なぜ奥様方は家やマンション・リフォームをするときは前向きなのに、車になると厳しくなるのですかね^^;
今回は幸運にも大型ミニバンを買うことが出来たときのお話となりますが、せっかく買った車も後々掛かる費用を意識しないとなかなか車が乗り回せないなんていうことも少なく無いようです。
無理して車を買わないほうが良い理由
車を購入し、その後の維持費について理解することは、賢い車選びの第一歩です。高額な車を購入すること自体は素晴らしい選択かもしれませんが、購入資金がギリギリである場合には、将来的な経済的負担を考慮する必要があります。
もし特定の車がどうしても欲しい場合は、購入するための資金をあらかじめ貯めておくか、現在所有している車をできるだけ高価に売却するなどして、必要な資金を準備することが大切です。
車買い方の種類と比較表
方法 | メリット | デメリット |
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現金 |
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ローン |
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残クレ |
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車購入方法を比較した表を作成しました。一般的なことが多いですが、現金での購入時の割引については、少し異なる点があります。
- 現金一括購入:多くの人が割引が受けられると期待するものの、実際にはローンやクレジット利用時と比べて特別な割引があるわけではないことが多いです。
- ローン利用:ローンを利用する場合、頭金の有無やボーナス払いの選択によって条件が変わります。利息を少なく抑えるためには、頭金を多めに設定し、借入額を減らすことが重要です。
- クレジット購入:メーカーや販売店指定のクレジットプランを利用する場合も、頭金を多くすることで借入額を減らし、利息負担を軽減できます。
どの購入方法が最適かは一概には言えませんが、頭金をできるだけ用意し、借入額を少なくすることで、全体のコストを抑えることが可能です。頭金を多くして小額だけローンやクレジットを組む方法が、割引を最大限受けられる戦略になる可能性が高いです。
各購入方法の特徴を踏まえ、自身の財務状況や購入する車の条件などを考慮して、最適な選択をすることが重要です。
現金で車を買う
現金払いの一番のメリットは、利息を支払わなくていいことですね。お金を持っているのに、敢えてローンを選ぶ人もいます。その理由は、手元のお金をなるべく残しておきたいからと言います。
確かに、そのやり方が悪いわけではありません。でも、長い目で見たとき、利息を払うのに大きなメリットはないんですよ。金利が年利2%を超える場合は、お金を持っていてもローンを組む必要はあまりないかもしれません。
一方、金利が年利1%未満なら、手元にお金を残しておくという考え方もアリです。金利によっては、利息を支払わない方が良いですが、私は年利1%〜2%くらいが低金利だと思います。これを参考に、金利が高いのか安いのか判断してみてください。
ただ、現金払いのデメリットとしては、値引きが受けにくいことがあります。この点については、クレジット払いを検討する際にもう少し詳しく説明しますので、続きをチェックしてみてください。
ローンで車を買う
ローンとクレジットカードの融資は似ているようで実は異なるものです。簡単に言うと、ローンはクレジットカードの融資に比べて金利が低めですが、その分審査が厳しくなっています。
融資を行うのは、銀行や公的な機関などです。審査が厳しいので、ローンを受けるのは少し大変かもしれませんが、審査を通過できれば低金利でお金を借りることができるので、長期的に見るとお得になります。
クレジットで車を買う
最近よく見る「残価設定型クレジット」とは、使用後の車の価値(残価)をあらかじめ定めておき、その残価部分については利息のみを支払う、そして契約期間終了時に車を買い替えるか、売却するなどの契約を行うものです。この方法は、金利が比較的低く設定されていることが多く、車を購入する人にさまざまな選択肢を提供する点でメリットがあります。
しかし、残価設定型クレジットにはデメリットもあります。例えば、一般の銀行ローンに比べると金利が高めに設定されている場合がありますが、その代わり審査が比較的緩やかな場合が多いです。新車をディーラーで購入する際には、多くの人が残価設定型クレジットを選ぶ傾向にあるため、従来のクレジットよりもこの方法を選ぶ人が増えています。
特に注意が必要なのは、ディーラー以外で提供される残価設定型ローンの場合、年利7.8%といった高利率になっていることがあります。5年間のローンを組む場合、低い金利のローンと高い利息のクレジットでは、支払う利息が30万円程度変わってくることもありますので、契約前にしっかりと検討し、比較することが大切です。
車を購入する際には、金利だけでなく、契約内容や将来の財務計画にどのように影響するかも考慮に入れ、最適な購入方法を選ぶよう心がけましょう。
自動車保険は年齢で差が出る
最近は、インターネットを通じて直接保険に加入できる「ダイレクト型」の保険が増えています。これは代理店を介さずに保険に入ることができるため、コストが抑えられて比較的安価になります。しかし、自分で保険を選んだり、事故があった時に保険請求を自分で行う必要があるなど、いくつかデメリットもあります。
保険料は、高い場合で年間10万円ほど、安い場合では年間2万円ほどと大きく異なりますが、この差は運転する人の年齢や車の種類によっても変わります。たとえば、たまにしか車を運転しない「サンデードライバー」の場合は、保険料が安くなることがあります。これは、運転する機会が少なければ少ないほど、事故に遭うリスクも低くなると考えられるからです。つまり、運転する時間が少ないほど、リスクも少なく、それに伴って保険料も安くなるわけです。
このように、保険を選ぶ際には、自分の運転習慣や車の種類を考慮し、自分に最適な保険を選ぶことが大切です。ダイレクト型の保険は、自分でしっかりと情報を収集し、選ぶことが求められますが、その分、保険料を節約することも可能になります。
ガソリン代と車の利用目的
「ガソリンが高いよね」とよく聞きますが、実際にはお金がなければあまり外出しないし、その分ガソリンも使わないので、思ったほどお金がかからないことが多いです。
車の種類やどれだけ運転するかにもよりますが、ガソリン代は月に1万円から3万円くらいが普通みたいです。
エコカーだとガソリン代が半分になることもあるけど、車を買うときの値段が高いので、結局燃費がいいからって経済的に得するかというと、そうとも言えないんです。
都市と郊外で異なる駐車場代
ガソリン代がそこまで高くないのに、なぜ駐車場代が高いのか気になりますよね。実はガソリン代も駐車場代も、だいたい1万円から3万円くらいが相場なんですが、ガソリン代は節約することができても、駐車場代を節約するのは難しいんです。
駐車場代は乗るか乗らないかに関わらず、毎月確実にかかってくる固定費なので、変動するガソリン代と比べると違うというわけです。
特に、郊外だと駐車場代はそんなに高くないですが、東京の都心部だと月に7万円もの駐車場代がかかることもあるんです。これだと、地方だったらそこそこのマンションに住める家賃くらいになってしまいますよね。
エコカー減税は最初だけ:自動車税も固定費
まず、自動車税の減額について話す前に、2つお伝えしたいことがあります。
自動車税が減額されるのは、「エコカー減税」とよく言われますが、正確には「グリーン化税制」という名前です。ただ、この言葉はあまり馴染みがないので、ここではエコカー減税と呼ばせてもらいます。
そして、この減額措置が適用されるのは、車が初めて登録されてから翌年度の自動車税になります。自動車税は3月までの1年分を次の年度に月割りで支払うシステムなので、翌年度の税金が減るのは、車を持っている人にとって嬉しいニュースですね。
自動車税の金額は、車の排気量や種類によって異なります。普通車の場合、年間で約3万円から11万円ほどになります。一方、軽自動車は年間で10,800円です。ただし、軽自動車税は月割りではなく、年額を一括で払う形になっています。
車検代は実は高い
車を手放す最大の理由が車検だって知ってましたか?車検の費用が高いから、車を売ってしまうことを考えてしまう人もいるんです。
実際、車検の法定費用自体はそんなに高くないんですけど、修理代や手数料が加わると、だいたい10万円から20万円くらいかかることが多いです。法定費用とは、自動車重量税や自賠責保険のことで、これが費用の大部分を占めます。車検の検査費用自体は2000円程度で済みます。
最近では、自分で車検をする「ユーザー車検」が話題になっていますが、実際にやってみる人はまだ少ないです。私が6年前にスカイラインHCR32でユーザー車検をしたときは、修理費用を抜いて6万円で済みました。ライトの調整などは素人の私には時間がかかりましたが、外部の予備車検場を使って2000円ほどで調整してもらいました。
車についてあまり知識がなくても、費用を抑えたいならユーザー車検に挑戦するのもいいかもしれません。ただし、車検の前後にはしっかりと車の整備をすることをおすすめします。
無理して車を買って後悔:まとめ
車を買うのはそう頻繁にあることではないので、いい車を選びたい気持ちはよくわかります。でも、だからといって無理して買うべきではありません。
無理して車を買った結果、どうなるか知っていますか?多くの場合、車を十分に使えずに終わったり、やがては売らなければならなくなります。車を売ること自体は悪くないですが、買ったばかりの車を売るのはもったいないですよね。
だから、無理なく車を買うためには、頭金をためる、低金利のローンを探す、下取りで少しでもいい条件を得るなど、工夫することが大切です。支払いの利息を減らせば、家計にも優しく、返済プランにも余裕を持たせることができます。
ただ、無理をしてでも車を買うことが全て悪いわけではありません。人生でそう多くない「ちょっと無理をしてでもやりたいこと」を実現する時期もあります。無理をしてでもいい車を持つことで、人生が豊かになる可能性もあるかもしれません。
それに、万が一の故障に備えて、支払い計画に余裕を持つことで、最悪の事態にも対処できるようになります。
このアドバイスがお役に立てば幸いです。
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