ボルボの人気が高まる一方で、「ボルボは買ってはいけない」という声もあります。特に中古車の場合、過去の故障歴や修理費用の高さなどが懸念材料となっているようです。そこで本記事では、中古ボルボを買う前に知っておくべき、具体的な注意点について解説します。
中古ボルボを買ってはいけないと言われる主な理由
中古ボルボを避ける理由として、大きく分けて3つの点が挙げられます。1つは特定部品の故障リスク、2つ目はメンテナンス修理費用の高さ、そして3つ目が一部ディーラーの不誠実な対応です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
なお、このページでは主にヤフー系の車掲示板カービューの記事を参考にしています。
元記事を見たい方は、以下にリンクを出しておくので参照してください。
回答数:9 閲覧数:15,641 ボルボ車を買って後悔しています。
故障が多い特定の部品がある
ボルボ車には、過去にO2センサーやDCT(デュアルクラッチトランスミッション)の不具合が頻発した時期がありました。O2センサーの異常は最終的にリコールに至り、DCTの故障では、2速や4速などの偶数ギアに入りにくい、バックギアに入らないなどのトラブルが発生。他にもエアサスペンションやターボチャージャーの不具合、エンジン周りのオイル漏れなども報告されています。中古車選びの際は、これらの部品の状態を入念にチェックする必要があります。
メンテナンス修理費用が高額
輸入車ゆえに部品代が高く、国産車と比べると修理費用も割高になる傾向があります。ディーラーでの修理となると、工賃も国産車の数倍に達することも。また、保証期間終了後は高額な修理費用が発生するケースが多く、特に10年以上の車齢の車両では、修理費用が車両本体価格を上回ることもあるそうです。維持費の観点から、中古ボルボの購入は慎重に検討する必要がありそうです。
一部ディーラーの対応の悪さ
一部のボルボ専門店では、お客様対応の質の低さが問題視されています。例えば、「鍵を紛失した際に謝罪もなく開き直られた」など不誠実な対応の報告が複数あります。初歩的な質問にも嫌な顔をされたり、説明不足を感じるケースも。修理の遅れや代車手配でも不満を感じるユーザーが一定数存在するようです。ボルボ本社の誠実な姿勢とのギャップに失望する声も。購入後のアフターサービスの質は車選びの重要な要素の一つですから、ディーラー選びには細心の注意を払いたいものです。
ボルボユーザーの良い口コミ
一方で、ボルボの魅力を高く評価する声も多数あります。その代表例が、高い安全性能と頑丈なボディ。他メーカーと比較して強固な車体構造が、事故の際の乗員保護に大きく役立つと好評です。北欧デザインの上質なインテリアや、クリーンディーゼル車の優れた燃費性能も、ボルボファンを魅了するポイントと言えるでしょう。
高い安全性と頑丈なボディ
ボルボは1927年の創業以来、「安全」を最重要視するブランドとして知られています。頑丈なボディ構造はその代名詞。実際に大事故に遭遇しても、ボルボ車が乗員の命を守ったという事例が多数報告されています。
上質なインテリアデザイン
シンプルで洗練された北欧デザインが、ボルボインテリアの大きな魅力。天然素材も多用され、質感の高さは他ブランドの追随を許しません。人間工学に基づいた設計で、長時間の運転でも疲れにくいと評判です。
クリーンディーゼル車の優れた燃費
ボルボのクリーンディーゼル車は、パワフルな走りと低燃費を高い次元で両立。特に欧州では、その環境性能の高さから高い人気を誇ります。通勤から長距離ツーリングまで、幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。
ボルボユーザーの悪い口コミ不満点
良い評価がある一方で、ボルボユーザーの不満点も見逃せません。故障リスクの高さとメンテナンス費用の割高感は、ボルボオーナーの多くが感じているようです。一部ディーラーの不誠実な対応も、ブランドイメージを損ねる要因になっていると言えそうです。
故障の多さ、トラブル時の不安
電装系統のトラブルは、ボルボ車の故障例として特に多く報告されています。エアサスペンションの故障なども、オーナーを悩ませる典型的な事例。修理のために長期間車両を預ける羽目になったり、代車の確保に苦労したりするケースもあるようです。
修理費用の高さ
割高な部品代に加え、輸入車ならではの高い工賃が、ボルボ車の修理費用を押し上げる要因に。保証の対象外になると、修理代が数十万円に及ぶこともザラだとか。維持費の不安は、ボルボオーナーにとって大きなストレス要因と言えます。
非親切なディーラースタッフ
スタッフの不誠実な対応は、ボルボオーナーの不満を大きく募らせる一因。初歩的な質問にも嫌な顔をされたり、高圧的な態度を取られたりした経験は、口コミサイトでもしばしば報告されています。ブランドのイメージダウンにも直結する重大な問題だと言えるでしょう。
まとめ
中古ボルボを敬遠する理由は、主に故障リスクとメンテナンス費用の高さにあります。過去の不具合多発モデルや、保証切れ後の高額修理の懸念が、購入を躊躇させる大きな要因となっているようです。「せっかく買ったのに、修理代でお金を取られるのでは?」という不安感は、根強いと言えるでしょう。
他方、ボルボの安全性能や北欧デザインの魅力は、多くのファンを引き付けてやみません。環境性能への評価も高く、ブランドコンセプトへの共感が、根強い人気を支えている面もあります。中古とは言え、こうした本質的な魅力は色褪せないと言えるでしょう。
以上を踏まえると、中古ボルボ選びのカギは、車両状態の見極めと良質なディーラー選びの2点に集約されそうです。故障リスクの高い部位を入念にチェックし、長期的な修理代もシミュレーションしておく必要があります。また、購入後の安心感につながる誠実なディーラー選びも欠かせません。時間をかけた慎重な選択が、末永く付き合える相棒との出会いにつながるはずです。
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