ノア不人気色ランキング：評判コメント

こちらでは、ノアの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。

ノアの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。

※本ページにおけるノアの画像はトヨタ公式サイト「https://toyota.jp/noah/」より引用しております

ノア【人気・不人気の色】まる分かりランキング

ノア車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率（売れている順）でランキングにしました。

表のノア中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。

• 調査対象年式は「平成30年式」から「平成27年式」（最も売られる中古車が多い3年落ちから5年落ち付近のデータ）
• 修復歴がある車（主に大きな事故をした車）と高品質の車は調査対象車から除外
• 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
• 調査は2021年01月01日に行い、過去1年分の中古車流通数「1037」車両を調査
• 調査対象グレードは「X」

ノアの人気色を流通しているシェア順にランキングした表を見てみると、1位は「シルバー」であることが分かります。

そしてこの「シルバー」の価格倍率を見て見るとなんと0.91倍と低いことが分かります。

基本的にシェアが高い車体色は人気かつ下取りでも平均ほどの数字になるのですが、ノアの場合は人気色なのに下取りが厳しいという状況になっています。

この点で人気があるからといって「シルバー」を購入すると痛い目を見る可能性があるため気をつけてください。

ノアの流通比率で2位の「パール」ですが、こちらは価格倍率が1.08倍とかなり高くなっています。

次いで流通比率3位の「ブラック」は、価格倍率が1.04倍となっていることに注目してください。

以上の点からノアを下取りで有利になることや人気があることで車体色を選ぶなら「パール」「ブラック」を選ぶべきです。

続けてノアの車体色についてもう少し詳しく見ていきます。

シルバーメタリック評判コメント

ノアの車体色で落とし穴は「シルバーメタリック」であり、流通比率が33.7％と最も高いということで人気があるにもかかわらず、価格倍率を見て見ると0.91倍と下取りでは不利であるということが分かりました。

この点についてよく考えて見ると、兄弟車であるトヨタヴォクシーではノアと比べると派手目の選択が多い点で、ノアの購入層はおとなしい外装を期待して購入している前提があると考えています。

それであっても「シルバーメタリック」はさすがに地味すぎなのかもしれません。

この調査を他車種でも行っていて感じるのは、近年はシルバー色の人気が落ちてきている印象があります。

またもう一点あるとすれば商用利用でのノア購入でシルバーが多い点もあります。（むしろこちらのほうが因子としては大きいかも）

いずれにおいてもノアを経済的な合理性で判断して車体色を選ぶ場合には、売れてはいるけど下取りが期待出来ない「シルバーメタリック」は避けたいところです。

ホワイトパールクリスタルシャイン評判コメント

ノアを購入するなら「ホワイトパールクリスタルシャイン」が最もオススメです。

「ホワイトパールクリスタルシャイン」を選ぶとメーカーオプションとして追加で33000円が必要になりますが、それでもパール色が有利ですね。

「ホワイトパールクリスタルシャイン」は流通比率で32.3％と大きく、また価格倍率は1.08倍と下取りで有利な車体色です。

また兄弟車のヴォクシーが黒系のイメージがあるために、ノアは白系のパールがしっくりくる印象があります。

ブラック評判コメント

兄弟車のヴォクシーは黒系のイメージがありますと前段落で言いましたが、ノアにおいても「ブラック」は人気があります。

流通比率で18.9％と約5台に1台は黒であり、また価格倍率が1.04倍と平均より高いのが特徴です。

また、「ブラック」を選ぶことで車体色のメーカーオプションが必要ということもないので、経済的な面でも助かります。

ただし、運用的な面においては黒系の車体色は汚れと傷が目立つため、しっかりとメンテナンスが出来る方向けの「人を選ぶ車体色」になっています。

ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク評判コメント

パール色じゃ物足りない！という方向けにパール系で遊び心があるのは「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」です。

ガラスフレーク系の車体色は見る角度によって違う色に見えるという特殊な色です。

ただ、このページのコンセプトは人気があって下取りで有利な車体色ということですので、その点ではおとなしく「ホワイトパールクリスタルシャイン」を購入する方が良いでしょう。

なお、「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク」は車体色選択でメーカーオプションとして追加で33000円必要です。

ボルドーマイカメタリック評判コメント

「ボルドーマイカメタリック」は車体色ではパープルに該当するのでしょうか。

パープルでは、流通比率が2.3％であまり人気はなく、さらに価格倍率は0.93倍と低い点に注目してください。

その点で、経済的な理由や人気でノアの車体色を選ぶならば「ボルドーマイカメタリック」は避けるべきでしょう。

アバンギャルドブロンズメタリック評判コメント

流通比率の面では1.9％と大きくありませんが、価格倍率では0.98倍と下取り相場ではそれほど不利な数字ではない「アバンギャルドブロンズメタリック」です。

「パールや黒が有利なのは分かったけどみんな乗っているからヤダ！」という方はこちらもありなのかもしれません。

ただし、経済的な理由で車体色を選ぶならば、安定した人気がある車体色を選ぶことをおすすめします。

ノアの色選びは「シルバー」を避けて「パール」「ブラック」で！

ノアの車体色選びで流通量が多いのは「シルバー」でしたが、価格倍率は残念な0.91倍ですので、こちらは選ばないようにしてください。

ノアを購入する場合に経済的な面や人気の車体色を選びたいという場合には「パール」か「ブラック」をおすすめします。

その他の色でも悪くないケースもありますが、将来の流行は分かりませんから、安定した人気があるパール系や黒系が無難でしょう。

以上、ノアの車購入時における車体色選びに役立ててください。