こちらでは、ヴォクシーの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。
ヴォクシーの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。
※本ページにおけるヴォクシーの画像はトヨタ公式サイト「https://toyota.jp/voxy/」より引用しております
ヴォクシー【人気・不人気の色】まる分かりランキング
ヴォクシー車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。
順位 | 色 | 流通比率 | 価格倍率 |
1 | ブラック | 58.5% | 0.99 |
2 | パール | 36.4% | 1.03 |
3 | グレー | 1.9% | 0.84 |
4 | ブルー | 1.1% | 0.89 |
5 | ダークブルー | 0.6% | 0.91 |
6 | ワインレッド | 0.4% | 1.18 |
7 | パープル | 0.3% | 1.06 |
8 | パール2 | 0.2% | 1.03 |
9 | ガンメタ | 0.1% | 0.85 |
表のヴォクシー中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。
- 調査対象年式は「平成30年式」から「平成27年式」(最も売られる中古車が多い3年落ちから5年落ち付近のデータ)
- 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
- 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
- 調査は2021年01月01日に行い、過去1年分の中古車流通数「3375」車両を調査
- 調査対象グレードは「ZS 煌」
ヴォクシーの車体色について白か黒か?といえば、結果で判断すると黒が流通比率58.5%と白(パール)の流通比率36.4%に比べ優勢であることが分かります。
確かに道路で見るヴォクシーって黒が多い気がしますよね。トヨタの公式サイトでも宣伝で使われているのは黒系でした。
実はヴォクシーのグレードは他の車と比べて上位グレードを選ぶ方が多く、今回の調査結果も「ZS煌」グレードで比較しています。
そして「ZS煌」グレードは車体色の選択が少ない点で結果が偏りやすいということもありますが、それでも「イナズマスパーキングブラックガラスフレーク」はあまり人気が無いようです。
なお、ヴォクシーの車体色について価格倍率を見ると「パール」が1.03倍と「ブラック」0.99倍より0.04ポイント高い点は注目ポイントです。
つまり、ヴォクシーの車体色については若干の差でしかないものの、人気を取るならば「ブラック」の選択になりますし、下取りで有利な車体色を選ぶなら「パール」ということになります。
次にヴォクシーの車体色について現行型でもう少し詳しく見ていきます。
ブラック
ヴォクシーの車体色で最も人気があるのは「ブラック」でした。
流通比率を見ると半分以上は「ブラック」であり、価格倍率を見ると0.99倍と若干ながら平均より低いものの不利というほどではありません。
正直ヴォクシーには黒か白しか選択肢が無いように思えます。その理由は他の色が特撮ヒーローの必殺技みたいな名前で残念なことが挙げられます^^;
利用面においては「ブラック」は汚れや傷が目立ちやすいので管理が大変ですが、それが出来る車オーナーなら選びたい色といえるでしょう。
ホワイトパールクリスタルシャイン
ヴォクシーの車体色について二つの選択肢のうち、黒以外のものが「ホワイトパールクリスタルシャイン」です。
パール色は全体的にどの車でも支持される車体色で、ヴォクシーにおいても例外ではありません。
「ホワイトパールクリスタルシャイン」の流通比率については36.4%と「ブラック」の流通比率58.5%に劣るものの、価格倍率では1.03倍と「ブラック」より有利です。
ただし、「ホワイトパールクリスタルシャイン」は車体色の選択がメーカーオプション扱いになることで、33000円追加で必要になるため、その点も考慮したうえでコスパを見る必要があります。
イナズマスパーキングブラックガラスフレーク
ヴォクシーの色で黒と白の選択しかないように思えるのは「イナズマスパーキングブラックガラスフレーク」という名前が原因であると考えています。
さらに思ったより「イナズマスパーキングブラックガラスフレーク」の評判が良くない理由としての色自体はなかなか味がある色ですが、見る角度によって色が変る車体色は出現時は多少の話題になるものの、下取り相場で不利になるケースは多いです。
さらに「イナズマスパーキングブラックガラスフレーク」を選択するとメーカーオプションとして33000円必要になるので、その点でも若干不利になります。
ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
ヴォクシーの車体色で最もぱっとしないのは「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」で、おそらくは発音が分かりづらい点で多くの方が「アゲハ」と呼んでいます。
「イナズマスパーキングブラックガラスフレーク」ほど名前にインパクトが無いこともあって、あまり話題に上がりません。
車体色自体は落ち着いた色で個人的に好みですが、もう少し激しいネーミングをするか、もしくは普通の「深緑ガラスフレーク」ぐらい一般的なほうが良かったのかもしれません。
また、「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」はここまでの流れから分かるようにメーカーオプション扱いの車体色となるため、33000円が追加で必要になります。
ヴォクシーは黒が人気!
ヴォクシーの車体色は黒が人気で、メーカー側も宣伝などで使う色は黒が多い状況になっています。
そしてパール色についてはどの車でも一定の人気があり、「ブラック」と「パール」でヴォクシーの車体色人気は90%以上のシェアを占めています。
また途中で説明したように「パール」のほうが価格倍率が高いため、若干ながら下取りで有利な反面、メーカーオプションとして33000円かかるので、この点で元々「ブラック」との価格倍率差は大きくありませんが、さらに小さくなっています。
したがって、ヴォクシーの車体色は人気であるものを取りたい場合は「ブラック」、下取り相場で若干有利なことや黒系を保有することで洗車・傷を付けない努力などが面倒なら「パール」という判断がおすすめです。
以上、ヴォクシー車体色選びの参考にしてください。