こちらでは、ヤリスの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。
ヤリスの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。
※本ページにおけるヤリスの画像はトヨタ公式ページ「https://toyota.jp/yaris/?padid=tjptop_car-search_bdt-2BX_yaris」より引用しております
ヤリス【人気・不人気の色】まる分かりランキング
ヤリス車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。
順位 | 色 | 流通比率 | 価格倍率 |
1 | パール | 50.5% | 1.01 |
2 | レッド | 28.0% | 0.98 |
3 | ワインレッド | 12.1% | 0.99 |
4 | ブラウン | 2.8% | 1.02 |
5 | シルバー | 1.9% | 0.86 |
6 | ホワイト | 1.9% | 0.97 |
7 | ブラック | 0.9% | 1.03 |
8 | ライトブラウン | 0.9% | 1.05 |
9 | ライトグリーン | 0.9% | 1.11 |
表のヤリス中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。
- 調査対象年式は令和2年式以降
- 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
- 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
- 調査は2021年01月01日に行い、過去1年分の中古車流通数「107」車両を調査
- 調査対象グレードは「X」
ヤリスはツートンカラーの選択が出来ますが、こちらではモノトーンでの比較をしています。
ツートンでもメインカラーで大体の傾向は同じなのですが、ヤリスのツートンカラーは癖が強いものも多く、特にトップ部分が白のツートンはあまり選択されていないのではないかと予想します。
ヤリスの人気色についてですが、車体色人気ランキング表を見て明らかに「パール」が圧倒的な人気でした。
次いで「レッド」「ワインレッド」であり、以上3色で全体の90%以上を占めています。
それ以外の車体色についてはほとんどシェアがありません。
ヤリスはまだ新しい車ということで、中古車市場には多くの数が流通していないという点で、データの安定性が低いため、「ライトグリーン」の価格倍率が高い点には注目しません。
なお、パール色と一部の色はメーカーオプション扱いになっていて、別途33000円が掛かります。そのため、車体色で下取り価格などのコスパを考える場合には、この上昇する車体価格についても考慮する必要があります。
これを考慮した場合でも半分以上は「パール」を選んでいる点を考えると、パール以外の選択をするのはレッド系を除けば冒険になるという結果ですが、シルバーだけは価格倍率を見ると悪いため、冒険であっても銀色は避けたいところです。
ヤリスの車体色についてもう少し具体的に見ていきます。
ホワイトパールクリスタルシャイン
ヤリスの車体色で半分以上は「ホワイトパールクリスタルシャイン」でしたから、無難な選択を通り越してヤリスを購入するならこの色をまず検討というところです。
「ホワイトパールクリスタルシャイン」の価格倍率も1.01倍となっていて、下取り相場もある程度期待出来ます。
もちろん、流通量が多くなることは下取り価格などで悪影響が出るものですが、パール系の場合には需要もありますので、十分に吸収できるものと考えています。
コーラルクリスタルシャイン
ヤリスのイメージといえば「コーラルクリスタルシャイン」があり、これはテレビCMなどの影響が大きいと考えています。
https://www.youtube.com/watch?v=4PD2twNc0Jw
流通比率は28%と4台に1台以上は赤色ということで、これはかなり珍しい傾向です。
価格倍率は0.98倍と1倍を下回っていますが、それほど不利になる数字ではないと考えています。
一つ懸念点があるすれば小さくない流通比率で、中古車市場において「コーラルクリスタルシャイン」が支持されなかった場合には、下取り相場で不利になる可能性があるので注意が必要かもしれません。
センシュアルレッドマイカ
ヤリスは赤系が2色あり「センシュアルレッドマイカ」は、いわゆるワインレッドの車体色です。
「センシュアルレッドマイカ」の流通比率は12.1%と低くはありませんが、高くもないという状況です。
これは赤系が2色あることと、メーカーオプション33000円必要になることが原因かもしれません。
価格倍率は0.99倍であり、下取り価格の予測で「コーラルクリスタルシャイン」と「センシュアルレッドマイカ」を比べた場合に、「センシュアルレッドマイカ」のほうが流通比率が少ない点で将来は有利になる見込みです。
シルバーメタリック
ヤリスの車体色選択で唯一の落とし穴である「シルバーメタリック」は、無個性であるという特徴があります。
落とし穴であることは価格倍率が0.86倍と低い点で、シルバーは人気が乏しいという結果が分かりました。
ちなみに、「パール」「レッド」「ワインレッド」で、流通比率の90%以上となっていて、ヤリスは購入するときに個性を求めている傾向があるようです。
流通比率と価格倍率を見る限りでは、社用車でも無い限りは個人で「シルバーメタリック」を選択する理由も乏しいと判断しています。
ヤリスの色選びはパールか赤系が無難
ヤリスの車体色はパールか赤系を中心に考えるようにしてください。
もちろん、それ以外の色でも良いのですがシルバーだけは落とし穴なので気をつけてくださいね。
また、ツートンカラーに関しては天井が黒系だと自然に見える反面、天井が白系だとかなり目立つため、必ず肉眼で実物を確認したうえで決めるようにしましょう。
以上、ヤリスの車体色選択で参考にしてください。