こちらでは、CX-8の人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。
CX-8の購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。
※本ページにおけるCX-8の画像はマツダ公式サイト「https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/」より引用しております
CX-8【人気・不人気の色】まる分かりランキング
CX-8車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。
順位 | 色 | 流通比率 | 価格倍率 |
1 | パール | 27.8% | 1.03 |
2 | グレー | 23.5% | 0.99 |
3 | ブラック | 20.6% | 1.01 |
4 | レッド | 11.3% | 0.97 |
5 | ダークブルー | 4.9% | 0.98 |
6 | シルバー | 4.4% | 0.99 |
7 | ブラウン | 2.6% | 0.90 |
8 | ワインレッド | 2.3% | 1.00 |
9 | ガンメタ | 1.0% | 0.96 |
10 | パール2 | 0.5% | 1.07 |
表のCX-8中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。
- 調査対象年式は「平成30年式」から「平成27年式」(最も売られる中古車が多い3年落ちから5年落ち付近のデータ)
- 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
- 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
- 調査は2021年01月02日に行い、過去1年分の中古車流通数「388」車両を調査
- 調査対象グレードは「XD Lパッケージ」
CX-8の車体色を流通比率順に表にしましたが、その結果特定の色が大きなシェアを取っている状況でないことが分かりました。
このことは一部の色を除けば、どの車体色においても下取り評価も期待出来ますし、また逆に飛び抜けて有利な下取り評価を受ける車体色もありませんでした。
とはいえ、やはり近年は高級感のある車体色が人気であり、「パール」「ブラック」が無難な選択です。
価格倍率を見ても「パール」「ブラック」は1倍を超えているので、下取り評価で有利な傾向が確認出来ます。
以上より、CX-8の車体色選びにおいて、人気や下取り評価を気にする場合には「パール」「ブラック」を選ぶことをおすすめします。
続けてCX-8の車体色をもう少し詳しく見ていきます。
スノーフレイクホワイトパールマイカ
近年の車体色選択で最も無難なのはパール色ですが、CX-8においても「スノーフレイクホワイトパールマイカ」は無難な選択です。
「スノーフレイクホワイトパールマイカ」のシェアは最も高い27.8%で、価格倍率は1.03倍と平均を超えているので下取り評価に期待が出来ます。
なお、「スノーフレイクホワイトパールマイカ」はメーカーオプションとして車体色選択に追加で33000円必要ですが、十分に元が取れるでしょう。
またパール色は小傷に強いのも一つの利点ですね。
ポリメタルグレーメタリック
意外にシェアが高かったのはCX-8のグレー色「ポリメタルグレーメタリック」です。
車全体でいえばグレー色はどちらかというとマイナーな色なのですが、CX-8においては「ポリメタルグレーメタリック」が流通比率23.5%となかなかのシェアを誇ります。
「ポリメタルグレーメタリック」の価格倍率は0.99倍と平均をわずかに下回っていますが、ひどい下取り評価になるということもありません。
その点で「ポリメタルグレーメタリック」はCX-8の車体色評価で標準的な評価の車といえますね。
ジェットブラックマイカ
パール色に次いでオススメなのは「ジェットブラックマイカ」です。
「ジェットブラックマイカ」の流通比率は20.6%、価格倍率は1.01倍となっていて、そこそこ人気があって下取り評価も良い傾向にあります。
黒色は汚れや小傷が目立ちますから、車オーナーを選ぶ車体色ですが、逆にしっかり洗車など手入れが出来るオーナーにとっては最も映える色です。
ソウルレッドクリスタルメタリック
CXシリーズといえばワインレッドの印象がありますが、CX-8においても「ソウルレッドクリスタルメタリック」があります。
「ソウルレッドクリスタルメタリック」はレッドとワインレッドの数字を合算して考えると、流通比率13.6%とそこそこのシェアを持っています。
また、「ソウルレッドクリスタルメタリック」の価格倍率は0.99倍前後なので、下取り評価も標準的な扱いになるでしょう。
なお、「ソウルレッドクリスタルメタリック」は車体色選択において追加で77000円必要ですが、多層構造の塗膜になるので小傷に強くなるという利点があります。
ディープクリスタルブルーマイカ
CX-8は現時点でブルー系でもそれほど悪い下取り評価になっていない状況であり、「ディープクリスタルブルーマイカ」のシェアは4.9%と低いものの、価格倍率は0.98と平均より少し悪い程度です。
個人的な印象をいえば、「ディープクリスタルブルーマイカ」は暗い青色であることからスポーティーさが出ていない点で、青系なのに評価が悪くなっていない状況と考えています。
プラチナクォーツメタリック
近年は人気色から不人気色になってしまった銀色ですが、CX-8の「プラチナクォーツメタリック」はそこまで悪い評価ではありません。
「プラチナクォーツメタリック」の価格倍率は0.99倍と平均の下取り評価よりも少し悪い程度です。
ただし、銀色は近年評価が悪い傾向にあるので、下取り評価を気にして車購入をするならば、パールか黒系をおすすめします。
チタニウムフラッシュマイカ
「チタニウムフラッシュマイカ」はCX-8で唯一下取り評価が低いという結果が出た車体色です。
「チタニウムフラッシュマイカ」の価格倍率は0.9倍でしたが、まだまだ発売されて間もない車種で、またシェアが少ないことから車体色評価が安定していない可能性もあります。
とはいえ、下取り評価を気にするならば「チタニウムフラッシュマイカ」は選ぶべきではありませんね。
CX-8の色選びは「パール」がおすすめ!
CX-8の車体色は特定の色だけが大きく有利ということはありませんでした。
「ブラウン」などの下取り評価が低い結果となった色以外では、CX-8の購入には好きな色を選んでも問題ないでしょう。
ただし、下取り評価を気にして車を買うならば断然「パール」がおすすめです。
近年は車の車体色で高級感のある色が人気ですので、「パールか黒か」という状況になってしまいます。
しかしそれでも、下取り評価を気にする場合にはお金に関係することですから、色選びがつまらないということとは別の観点でシビアに見る必要があるでしょう。
以上、CX-8の車体色選びで役立ててください。