BMWは高級車の代名詞として知られるドイツの自動車メーカーですが、中古車の購入には注意が必要です。維持費の高さや故障の多さから、BMWを買って後悔したという声が少なくありません。このページでは、BMWの魅力と購入時の注意点を詳しく解説し、後悔しない中古車選びのポイントを探ります。

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BMWを買ってはいけない?後悔まとめ

なぜBMWを買ってはいけないのでしょうか?

こちらでは、ネットで分かる「後悔したクチコミ」を中心に記事をまとめました。

この記事は、主にカービューや知恵袋の情報をもとに作成しています。

元記事を見たい方は、以下にリンクを出しますのでそれぞれ参照してください。

BMWを買って後悔する理由

BMWは高い故障率と修理費用で知られています。日本の気候により、エンジン部品の劣化が早く、オイル漏れなどの問題が起きやすくなります。また、BMWの高度な電子制御システムの不具合も多く、修理には専門的な知識が必要です。部品の価格と人件費の高いディーラーでの修理が必須なため、維持費が高額になる傾向にあります。加えて、BMWは燃料消費率が悪く、自動車税も高いため、ランニングコストが割高になります。

故障が多い

BMWの故障で多いのがオイル漏れです。日本の高温多湿な気候により、エンジン部品のガスケットなどのパッキンの劣化が早まり、オイルが漏れ出しやすくなります。実際にオーナーの声でも、「エンジンヘッドカバーからのオイル漏れの修理に3万5千円かかった」といった報告があります。
また、BMWの高度な電子制御システムも故障の原因として指摘されています。センサー類の不具合により、エンジン警告灯が点灯するトラブルが多いようです。電子制御システムは修理に専門的な知識が必要なため、ディーラーでの修理が必須となり、費用も高額になりがちです。

修理費用が高い

BMWの部品は高価で、輸入に時間がかかるケースも多いです。例えば、ウォーターポンプの交換は国産車なら1〜2万円程度ですが、BMWでは最低でも4万円、高いときには10万円以上かかることも。エンジンやトランスミッションの修理になれば、100万円を超える請求になるケースもあります。
また、BMWは専門的な技術が必要なため、一般的な整備工場より人件費の高いディーラーでの修理が必要になります。ディーラーは技術力が高い分、工賃が割高になる傾向にあります。

修理できる場所が限られる

BMWは特殊な技術を要するため、修理できる店舗が限られています。BMW専用の診断機を備えた正規ディーラーや専門店でないと、適切な修理ができません。特に地方では修理可能な店舗が少なく、遠方まで出向く必要があり、時間的にも金銭的にも負担が大きくなります。
また、従来のBMWはメーター周りなどにドイツ語表記が用いられており、一般的な整備士には理解が難しいという問題もあります。

維持費が高い

BMWの排気量は比較的大きいため、自動車税が高額になる傾向にあります。1シリーズでも年間3〜5万円、X5シリーズともなれば5万円を超えます。
また、BMWのエンジンは高回転型で燃料消費率が悪く、同クラスの国産車と比べると燃料代が割高になります。排気量の大きいモデルほど、燃費の悪さが目立ちます。
消耗品の交換頻度も高く、部品代が高いため、メンテナンス費用がかさみます。タイヤ1本の交換でも数万円かかるなど、維持費の高さにオーナーを悩ませています。

売却時の価格が低い

BMWは新車価格が高く、年数とともに価値が大きく下落します。5シリーズの場合、5年後の価値は新車価格の半分以下になるとされています。国産車と比べて価値の下落が早いため、下取り価格はかなり安くなる傾向にあります。
BMWの買取業者も限られており、買取価格を競り上げてもらいにくいのが現状です。オークションでも人気車種以外は安値で取引されることが多く、思ったような価格では売れないことが多いようです。

特に避けた方が良いBMWの車種状態

カブリオレやサンルーフ付きのモデルは、開閉機構の故障が多く、修理に高額な費用がかかるため、避けた方が賢明です。また、2000年代半ば以前の車両は、エンジンや電装系の不具合が多く、部品の供給も滞りがちで、修理に時間がかかる傾向にあります。走行距離が10万kmを超えた車両は、各部の劣化が進行しているため、高額な修理が必要になる可能性が高くなります。7シリーズなどのハイシリーズは、電子制御装置が多数搭載され、修理に専門的な技術を要するため、維持費が非常に高くつきます。整備記録がない車両は、メンテナンス状態が不明で、購入後のトラブルリスクが高いため、避けるべきでしょう。

カブリオレやサンルーフ付き

カブリオレ(オープンカー)やサンルーフ付きの車両は、開閉機構のトラブルが多く、修理に高額な費用がかかる傾向があります。
カブリオレは、ソフトトップの劣化や動作不良が起きやすく、ソフトトップ交換には100万円以上かかることも。サンルーフも、パッキンの劣化からの水漏れや、開閉時の異音などのトラブルが報告されています。
また、2022年には7,000台以上の車両で、サンルーフやウィンドウに関連するECU(電子制御ユニット)のソフトウェアエラーにより、意図せず閉まってしまう不具合が発生し、リコールが実施されました。

年式が古い車両

特に2000年代半ば以前のBMWは、エンジンや電装系の不具合が多く、トラブルのリスクが高いとされています。
例えば、2006年から2010年に製造された335iは、HPFPや燃料ポンプ、ターボチャージャーのトラブルが頻発したため、「アブない」と揶揄されるほどでした。
部品の供給も滞りがちで、ディーラーで注文しても納品に数ヶ月かかることも珍しくありません。修理に時間がかかり、代車を長期間借りることになれば、その費用も馬鹿になりません。

走行距離が10万km超

BMWのエンジンは10万kmを超えるとタイミングチェーンの交換時期とされており、この時期を過ぎた車両は、各部の劣化が進行しているため、高額な修理を要する可能性が高くなります。
また、V8エンジンを搭載したモデルは、10万km以降にエンジンやトランスミッションのトラブルが多発する傾向にあるため、購入は避けた方が無難です。
走行距離の多い車両は、サスペンションやブレーキ、エアコンなどの修理も必要になることが多く、思わぬ出費を強いられる可能性が高くなります。

7シリーズなどのハイシリーズ

7シリーズを筆頭とするハイシリーズは、先進の電子制御装置が多数搭載されており、修理に専門的な技術を要するため、維持費が非常に高くつきます。
エアサスペンションの故障は特に多く、1本の交換で20〜30万円かかることも。アクティブステアリングやナイトビジョンなどの装備も故障が多く、修理費用は高額になる傾向にあります。
外装部品も高価で、フロントバンパーの交換だけでも数十万円かかるなど、維持費は国産高級車の比ではありません。初めてBMWを購入する人には、避けた方が賢明な車種と言えるでしょう。

整備記録がない車両

整備記録がない中古車は、メンテナンス状態が不明で、購入後のトラブルリスクが高まります。
BMWは定期的なメンテナンスを怠ると、各部の不具合が急速に進行することが知られています。オイル交換を怠れば、エンジントラブルを招く原因になります。
ディーラーでの点検記録や、オイル交換などの消耗品交換の記録がない車両は、前オーナーがメンテナンスを怠っていた可能性が高く、購入は避けた方が賢明です。
事故歴のある車両も、骨格の歪みから各部のトラブルを誘発しやすいため、注意が必要です。

最近のBMWの信頼性

最近のBMWは、電子制御の安定性が向上し、エンジンの信頼性も高まっています。全体的に故障は減少傾向にあり、ユーザーの満足度も上昇しています。しかし、シリーズやグレードによっては、依然として故障の多いモデルも存在します。BMWを購入する際は、そのモデルの評判を事前によく調査し、信頼性の高い車両を選ぶことが重要です。また、定期的なメンテナンスを怠らず、専門家による診断を受けることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

故障は減少傾向

電子制御の安定性が増し、エンジンの信頼性も向上しています。全体的に故障は減少傾向にあり、ユーザーの満足度は上がっています。

ただし個体差あり

シリーズやグレードによっては、今でも故障の多い車種があります。購入前には、そのモデルの評判をよく調べることが大切です。

まとめ

BMWは高い走行性能と洗練されたデザインで人気の高級車ブランドですが、故障が多く、修理費用や維持費が高額になる傾向があります。特に、年式の古い車両や走行距離の多い車両は、トラブルのリスクが高いため、購入は慎重に検討する必要があります。一方、最近のモデルは信頼性が向上しているものの、個体差があるため、専門家のアドバイスを参考に、入念な下調べをすることが重要です。BMWを長く乗り続けるためには、定期的なメンテナンスを怠らず、異変に早めに対処することが大切だと言えるでしょう。