こちらでは、シャトルの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。
シャトルの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。
※本ページにおけるシャトルの画像はホンダ公式サイト「https://www.honda.co.jp/SHUTTLE/webcatalog/styling/design/」より引用しております
シャトル【人気・不人気の色】まる分かりランキング
シャトル車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。
順位 | 色 | 流通比率 | 価格倍率 |
1 | ダークブルー | 24.8% | 0.96 |
2 | ブラック | 20.6% | 1.06 |
3 | シルバー | 15.3% | 0.87 |
4 | パール | 14.7% | 1.07 |
5 | パール2 | 5.6% | 1.11 |
6 | パープル | 5.3% | 1.06 |
7 | ブルー | 3.9% | 0.99 |
8 | レッド | 3.9% | 0.97 |
9 | グレー | 2.0% | 1.00 |
10 | ブラウン | 1.4% | 0.90 |
表のシャトル中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。
- 調査対象年式は「平成30年式」から「平成27年式」(最も売られる中古車が多い3年落ちから5年落ち付近のデータ)
- 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
- 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
- 調査は2021年01月02日に行い、過去1年分の中古車流通数「790」車両を調査
- 調査対象グレードは「X」
シャトルの人気色は意外なことに「ダークブルー」でした。
これは相当珍しいことであり、私は30車種ほど車体色人気を調査していますが、初めてのことです。
さて、「ダークブルー」の流通比率は24.8%と約4台に1台を路上で見ることになります。また「ダークブルー」の価格倍率についてですが0.96倍と平均を下回っていますがそれほど悪い数字でもありません。
ここまでが前置きになるのですが、結論として「ダークブルー」の車体色よりも「ブラック」「パール」がオススメです。
その理由はほどほどの流通比率に加えて価格倍率が1倍を超えているので、下取り評価が高くなる傾向を確認しているためです。
一方で、「シルバー」もそこそこ流通していて人気がある車体色なのですが、こちらは価格倍率が0.87倍とかなり低くなっています。
シャトルはタクシーなどでも利用される車なので、その点で「シルバー」の車体色が多くなるものと判断しています。
以上より、流通量などの人気は二番目に考えて、価格倍率を注目すると「ブラック」「パール」がおすすめということになります。あわせて「シルバー」の車体色はおすすめ出来ません。
続けてシャトルの車体色をもっと具体的に見ていきます。
ミッドナイトブルービーム・メタリック
「ミッドナイトブルービーム・メタリック」はダークブルーに該当する色なのでしょうか?見方によってはまあ見えなくもないです。
さて、「ミッドナイトブルービーム・メタリック」では流通比率が24.8%と最も高い一方で、価格倍率は0.96と極端に不利では無いけれどももっと良い車体色があるという状態です。
あわせて、「ミッドナイトブルービーム・メタリック」の選択には33000円が追加でかかることを考えると、積極的に選ぶべき車体色ではないことが分かります。
クリスタルブラック・パール
シャトルの車体色選択で最も無難なのは「クリスタルブラック・パール」です。
黒系の車体色は汚れと傷が目立つので、しっかりと車のメンテナンスが出来る人向けの人を選ぶ車体色なのですが、メンテを怠らなければ映える色です。
「クリスタルブラック・パール」の流通比率は20.6%とそれなりに高く、価格倍率は1.06倍と下取りでの評価が期待出来ます。
また、「クリスタルブラック・パール」はパール系の色と異なり追加の費用を必要としないので、その点でもコスパが良いです。
ルナシルバー・メタリック
シャトルを買う上でもっとも選んではいけない色が「ルナシルバー・メタリック」です。
流通比率は15.3%とそれなりに高い一方で、価格倍率は0.87倍と低いのが特徴です。
この要因は途中で説明したように商用利用で多く流通していることだと判断していますが、イメージとしては「商用利用で数が多くなった車体色に個人が巻き込まれてしまった」という状況でしょうか。
このように、どうしても銀色を選びたいというので無ければ、「ルナシルバー・メタリック」は選ぶべき色ではありません。
プラチナホワイト・パール
近年の車体色人気で定番は「プラチナホワイト・パール」であり、パールを選んでおけばなんとかなるといっても過言ではありません。
「パール」は、「パール2」の流通比率を足すと20.3%と「ブラック」に次いで流通比率が高く、人気がある色と言うことで価格倍率も1.07倍から1.11倍と高いのが特徴です。
なお、「プラチナホワイト・パール」は車体色選択に追加で33000円かかりますが、そのもとを十分にとれる色選択だと判断しています。
プレミアムベルベットパープル・パール
「プレミアムベルベットパープル・パール」は流通比率では5.3%と少なすぎない程度にはシェアがあり、もしかすると路上で見かけるかもしれないというレベルです。
「プレミアムベルベットパープル・パール」の価格倍率は1.06倍と低くないため、下取り評価にも期待は持てますが、これは将来において有効か分かりません。
近年の流れは高級志向の車体色なので、将来どうなるか分からない「プレミアムベルベットパープル・パール」を選ぶよりも黒かパールを選んでおくのが無難です。
また、「プレミアムベルベットパープル・パール」には追加で33000円の費用が掛かります。
シャトルの色選びは「ブラック」「パール」がおすすめ!
シャトルの車体色は「ダークブルー」が最も人気という意外な結果でしたが、この色以外に下取り評価が有利な色はあります。
また、「シルバー」は価格倍率上で不利になりますので、ある程度のシェアはありますが避けるべき色でしょう。
以上の点を考慮すると、シャトルを購入する場合の車体色選びで、経済的な面やある程度の人気がある色を選びたいということであれば、「ブラック」「パール」がおすすめです。
近年は過去のように「シルバー」は人気色ではなくなり、むしろ不人気色になってしまっている状況がありますので、この点は注意してほしいです。
以上、シャトルの車体色選びで役立ててください。