こちらでは、フォレスターの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。
フォレスターの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。
※本ページにおけるフォレスターの画像はスバル公式サイト「https://www.subaru.jp/forester/forester/」より引用しております
フォレスター【人気・不人気の色】まる分かりランキング
フォレスター車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。
順位 | 色 | 流通比率 | 価格倍率 |
1 | ブラック | 25.4% | 0.99 |
2 | シルバー | 22.7% | 0.93 |
3 | パール | 18.6% | 1.14 |
4 | グレー | 9.4% | 0.94 |
5 | ダークブルー | 4.8% | 0.99 |
6 | レッド | 3.2% | 0.93 |
7 | グリーン | 3.0% | 1.02 |
8 | ブラウン | 2.2% | 1.09 |
9 | ワインレッド | 2.0% | 1.05 |
10 | ブルー | 1.8% | 0.84 |
表のフォレスター中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。
- 調査対象年式は「平成30年式」から「平成27年式」(最も売られる中古車が多い3年落ちから5年落ち付近のデータ)
- 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
- 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
- 調査は2021年01月02日に行い、過去1年分の中古車流通数「598」車両を調査
- 調査対象グレードは「2.0i-L アイサイト」
フォレスターの車体色で最も人気があったのは「ブラック」で、流通比率は25.4%でした。実は「ブラック」については特に言うことも無く、無難な選択なのでおすすめできる車体色と評価しています。
注意したいのが「ブラック」に次いで人気がある「シルバー」の車体色です。
「シルバー」は流通比率22.7%とそれなりに人気がある一方で、価格倍率は0.93倍と下取り評価が厳しい状況です。
つまり、フォレスターを買うときには人気があるからといって下取り評価が良いとは限らない色があると言う点を注意してほしいのです。
同様の理由で「グレー」「レッド」も要注意車体色です。
逆に「パール」については流通比率18.6%とそれなりのシェアがあり、価格倍率は1.14倍となっています。
以上の点を考慮すると、フォレスターの車体色選択で人気があり下取り評価も期待できるのは「パール」が最もおすすめで、次いで「ブラック」がおすすめです。
逆にフォレスターの落とし穴カラーは「シルバー」「グレー」「レッド」であり、価格倍率が不利な数字であったために車体色選択では避けるべき色ということが分かりました。
続けてフォレスターの車体色をもう少し詳しく見ていきます。
なお、フォレスターの車体色と画像は現行型「Touring」です。
クリスタルブラック・シリカ
フォレスターで最も無難な車体色の選択は「クリスタルブラック・シリカ」です。
「クリスタルブラック・シリカ」は流通比率で25.4%とトップシェアであり、価格倍率は0.99倍と若干平均より悪いですが問題無い数字です。
黒系の車体色で将来下取りが不利になるということは現状起こりにくいために、下取り評価を気にする方にとって無難な車体色が「クリスタルブラック・シリカ」ということなのです。
アイスシルバー・メタリック
フォレスターの車体色で選びたくないのは「アイスシルバー・メタリック」です。
「アイスシルバー・メタリック」は流通比率では22.7%とそれなりのシェアがありますが、価格倍率は0.93倍と下取り評価が期待出来ません。
その点で下取り評価を気にするならば「アイスシルバー・メタリック」は避けるべき色といえます。
シルバー系の色は小さな傷や汚れが目立ちにくいので、アウトドアなどで使うなら良いのかもしれませんが、近年のSUVは街乗りで使うというのがメインになってきています。
その点で、SUVにおいても黒やパール系の色が好まれるような時代になってきているようですね。
クリスタルホワイト・パール
フォレスターで下取り評価を気にする方に最もオススメなのは「クリスタルホワイト・パール」です。
「クリスタルホワイト・パール」は流通比率が18.6%でそこそこ人気がある色であり、価格倍率が1.14倍と高いために下取り評価が期待出来ます。
なお、「クリスタルホワイト・パール」は車体色選択でメーカーオプションとして33000円追加で必要ですが、十分にもとがとれるでしょう。
マグネタイトグレー・メタリック
過去ならSUV利用として需要が高いグレー色ですが、現在のSUVに求められる性格と異なるので、少し不遇な扱いを受けている「マグネタイトグレー・メタリック」です。
「マグネタイトグレー・メタリック」は流通比率で9.4%と低くない人気であり、価格倍率は0.94倍と平均を下回っているために下取り評価は期待できないでしょう。
時代によって求められる車体色は大きく変わるものだと実感します。
ダークブルー・パール
スバルでは青系の色が一定の人気を持っていて、「ダークブルー・パール」もその影響からか価格倍率の点で0.99倍と平均を下回るものの標準的な下取り評価を期待出来ます。
色についてもスポーティーさが出過ぎない青なので、「ダークブルー・パール」アウトドア利用も街乗りも使える便利な色といえるでしょう。
もちろん、下取り評価を気にしてフォレスターを買うなら「パール」系が良いですけどね。
フォレスターの色選びは「パール」がおすすめ!
フォレスターの人気車体色は「ブラック」「シルバー」「パール」という順番でした。
下取り評価について「ブラック」については標準的でしたが、「シルバー」については価格倍率が0.93倍と低いために出来れば避けたい車体色といえます。反面、「パール」については価格倍率が1.14倍と高いです。
これらより、フォレスターの車体色選びで人気や下取り評価を期待する場合には「パール」が最もおすすめで、次いで「ブラック」が無難な選択としておすすめしています。
「シルバー」や「グレー」「レッド」など、下取り評価が低くなりやすい色は、どうしても選びたい場合を除いて落とし穴カラーとして気をつけるようにしてください。
以上、フォレスターの車体色選びで参考にしてください。