こちらでは、セレナの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。
セレナの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。
※本ページにおけるセレナの画像は日産公式サイト「https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/simulation.html#configure/BABV4/AusI/exterior-colour」より引用しております
セレナ【人気・不人気の色】まる分かりランキング
セレナ車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。
順位 | 色 | 流通比率 | 価格倍率 |
1 | パール | 36.7% | 1.01 |
2 | ブラック | 29.2% | 1.02 |
3 | シルバー | 6.5% | 0.91 |
4 | レッド | 3.8% | 0.96 |
5 | ダークブルー | 3.4% | 0.95 |
6 | パール2 | 3.4% | 1.11 |
7 | ブルー | 3.0% | 0.96 |
8 | ワインレッド | 3.0% | 1.02 |
9 | レッド2 | 2.4% | 0.95 |
10 | ブラウン | 2.2% | 1.01 |
表のセレナ中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。
- 調査対象年式は「平成30年式」から「平成27年式」(最も売られる中古車が多い3年落ちから5年落ち付近のデータ)
- 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
- 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
- 調査は2021年01月02日に行い、過去1年分の中古車流通数「833」車両を調査
- 調査対象グレードは「ハイウェイスター」
セレナの車体色で人気があるのは「パール」「ブラック」と一般的な結果になりました。
というのも、車全てで言える事ですが近年は高級志向の車体色が人気で、ほとんどすべての車で「パール」「ブラック」の車体色が有利だからです。
セレナにおいても、価格倍率は「パール」で1.01倍と平均よりも上であり、「ブラック」では1.02倍とこちらも平均より上であるため、下取り評価で良い扱いを受けやすい状況です。
反面、過去に人気の車体色だった「シルバー」は不人気色になっていて、セレナもその例外ではありません。「シルバー」の価格倍率は0.91と下取り評価で悪い影響が出やすい傾向にあります。
また、「レッド」「ブルー」といったスポーティーな色はシルバーほどでないとしても、下取り評価で価格倍率が0.95倍ほどと平均より悪いために、どうしてもその色が欲しいなら別として、下取り評価などを考えると選ぶべき色でないことが分かります。
以上より、セレナを購入する場合に経済性や人気がある色を選びたいならば「パール」「ブラック」を選ぶことをおすすめします。
続けてセレナの車体色についてもう少し詳しく見ていきます。
なお、こちらではセレナの車体色をモノトーン(単色)で見ていますが、ツートンにおいてもメインカラーを該当する色で見れば傾向の把握が出来ますので参考にしてください。
ブリリアントホワイトパール
セレナの車体色で最も人気があるのは「ブリリアントホワイトパール」です。
「ブリリアントホワイトパール」は流通比率でパール系を合算すると40.1%と大きなシェアで、価格倍率は1倍以上なので下取り評価が期待出来ます。
また、黒系の塗装と異なり、汚れや傷が目立ちにくいのも「ブリリアントホワイトパール」の特徴です。
なお、「ブリリアントホワイトパール」の選択にはメーカーオプションとして追加で44000円掛かりますので、その点も考慮したうえでコスパを検討してください。
ダイヤモンドブラック
セレナの車体色で、パールに次いで人気があるのは「ダイヤモンドブラック」です。
「ダイヤモンドブラック」では、流通比率が29.2%のシェアを誇り、価格倍率は1.02倍と平均よりも高いため下取り評価に期待が持てます。
ただ、黒系の塗装は汚れと傷が目立ちやすいために、洗車や手入れが出来る「人を選ぶ車体色」ですが、ちゃんとメンテが出来るなら最も映える素敵な色です。
なお、「ダイヤモンドブラック」の選択にはメーカーオプションとして44000円が追加で必要です。
ブリリアントシルバー
セレナで選ぶべきでない色として「ブリリアントシルバー」があります。
「ブリリアントシルバー」は流通比率が6.5%と低く、さらに価格倍率が0.91と下取り評価で不利になりやすい車体色です。
どうしても銀色が良いという場合以外には「ブリリアントシルバー」はおすすめできる車体色ではありません。
マルーンレッド
セレナで少しスポーティーな印象が出る色は「マルーンレッド」です。
「マルーンレッド」の流通比率は3.8%と高くありません。また価格倍率は0.96倍と平均を下回っていますがそこまで悪い数字ではありません。
しかし、セレナを購入するうえで下取り評価や人気を気にするなら、「マルーンレッド」は選ぶべき色ではありません。
さらに、「マルーンレッド」は車体色選択に追加で44000円必要です。
アズライトブルー
セレナといえば定番の色は青系というイメージがあり「アズライトブルー」が現行型の色です。
「アズライトブルー」はブルー系の流通比率を合算すると6.4%と低くない数字であり、価格倍率は0.96倍と平均よりは悪いものの下取りで酷い評価を受けるというほどではありません。
しかし、赤系同様に下取り評価などを気にしてセレナの車体色を選ぶ場合には選ぶべき色ではありません。
新型セレナの色選びは「パール」「ブラック」がおすすめ!
セレナの人気車体色は「パール」「ブラック」で、この2色で65.9%のシェアを取っています。
この2色の価格倍率は平均よりも高いため、下取り評価が期待できます。
近年はどの車でも「パール」「ブラック」は人気があり、この傾向は今後しばらく続くものと考えています。
そのこともあり、下取り評価も期待できることもありますので、セレナを経済面や人気の色で選ぶなら「パール」「ブラック」がおすすめです!
反面、「シルバー」は昔のように人気色ではなく、価格倍率も0.91倍と下取り評価で不利になりやすいので要注意な色です。
以上、新型セレナの車体色選びで参考にしてください。