こちらでは、ハイエースの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。
ハイエースの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。
※本ページにおけるハイエースの画像はトヨタ公式サイト「https://toyota.jp/hiacevan/」より引用しております
ハイエース【人気・不人気の色】まる分かりランキング
ハイエース車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。
順位 | 色 | 流通比率 | 価格倍率 |
1 | パール2 | 37.7% | 0.96 |
2 | シルバー | 26.4% | 0.97 |
3 | パール | 18.5% | 1.14 |
4 | ゴールド | 6.6% | 0.95 |
5 | ホワイト | 3.9% | 1.03 |
6 | ブラック | 3.0% | 1.09 |
7 | ブルー | 1.1% | 0.84 |
8 | ダークブルー | 0.9% | 1.02 |
9 | ホワイト2 | 0.9% | 0.89 |
10 | ベージュ | 0.8% | 0.94 |
表のハイエース中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。
- 調査対象年式は「平成30年式」から「平成27年式」(最も売られる中古車が多い3年落ちから5年落ち付近のデータ)
- 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
- 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
- 調査は2021年01月01日に行い、過去1年分の中古車流通数「637」車両を調査
- 調査対象グレードはハイエースワゴン「グランドキャビン スーパーロング」
ハイエースの人気色を調べたところ、最も人気があるのは「パール2(ツートン)」でした。
そして、注目してほしいのが「パール2」の流通比率は37.7%と高い反面、価格倍率では0.96倍と若干平均より低いことが分かります。
あわせて「シルバー」も同様の傾向があり、おそらくは商用利用などで使われているハイエースがこの2色を選ぶことが多いということです。
それに対して「パール(モノトーン:単色)」は、流通比率が18.5%でそこそこの人気ですが、価格倍率は1.14倍と下取りで有利な傾向を確認しています。
以上の点から分かるように、ハイエースではツートンカラーよりも単色のパールが有利という結果なので、こちらではハイエース購入に際して下取り評価を考慮した車体色選びとして「パール」をおすすめします。
続けてハイエースの車体色をもう少し具体的に見ていきます。
なお、車体色と画像はハイエースバンのものを使っています。
その理由は、ハイエースワゴンだと鉄板のどアップ画像のために果たしてこれは車の外装なのか疑問が出てきますが、ハイエースバンだとタイヤも写っているうれしい特徴があります。
とはいえ、ハイエースバンに関しても相変わらず鉄板どアップなのはなぜなのでしょうか・・・
以上の理由よりタイヤが写っていると車の外装であることがわかりやすいので、ハイエースバンの写真を利用しています。
ホワイトパールクリスタルシャイン
ハイエースの車体色で下取り評価を期待するなら「ホワイトパールクリスタルシャイン」単色がオススメです。
「ホワイトパールクリスタルシャイン」の価格倍率は1.14倍と下取り評価が期待出来る傾向があります。
また、「ホワイトパールクリスタルシャイン」の車体色選択には33000円が追加で必要ですが、小傷に強いことなどもあり、出費はあってもおすすめできる車体色です。
シルバーマイカメタリック
ハイエースで最も無難な色は「シルバーマイカメタリック」ですが、下取り評価だとパール系に劣ります。
銀色は車運用時において、小傷や汚れが目立ちにくいことからビジネスユースに優れていますが、価格倍率は0.97倍と平均よりも低い点で下取り評価が不利になる傾向があることを覚えておきましょう。
ホワイト
商用などで車体色が決まっている場合以外は「ホワイト」よりもパール系をオススメします。
パール系にする場合には、車体色に対して33000円出すのがもったいないというのも分からなくないですが、小傷に強くなることについて商用でも恩恵を授かることが出来ます。
ブラックマイカ
さすがに商用でハイエースを使う場合には、「ブラックマイカ」はシェアが少なく、流通比率は3%でした。
黒系は汚れと小傷が目立ちますので当然の結果ですね。
とはいえ、「ブラックマイカ」の価格倍率は1.09倍と下取り評価は良好であり、個人所有で趣味などに使う場合によく見る車体色です。
ダークブルーマイカメタリック
ハイエースで選んではいけない車体色は「ダークブルーマイカメタリック」です。
「ダークブルーマイカメタリック」の価格倍率は0.84倍とかなり低く、下取り評価では厳しい状況になることが予想されます。
ハイエースで人気の高く売れる色は「パール単色」がおすすめ!
ハイエースで最も人気があるのは「パール2」「シルバー」でしたが、下取り評価の点では「パール単色」が最も良い数字でした。
そのため、こちらではハイエース購入時に人気や下取り評価の面で車体色を選ぶ場合には「パール単色」をおすすめしています。
調査結果を見る限りでは、ハイエースはツートンよりも単色のほうが評価は良いようですね!
また「ブルー」は下取り評価が厳しい点もあるので、どうしても選びたい場合を除けば必ず避けたい色と判断しています。
以上、ハイエースの車体色選びで参考にしてください。