こちらでは、ロードスターの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。

ロードスターの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。

※本ページにおけるロードスターの画像はマツダ公式サイト「https://www.mazda.co.jp/cars/roadster/design/」より引用しております

ロードスター【人気・不人気の色】まる分かりランキング

ロードスター人気色・不人気色ランキング【477台調査して分かった選ぶべき色とは】:サムネイル

ロードスター車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。

順位流通比率価格倍率
1レッド27.5%0.96
2パール21.8%1.02
3ブラック17.4%0.98
4ブルー8.8%1.02
5グレー7.1%1.06
6ホワイト6.7%1.05
7ワインレッド5.2%0.99
8シルバー1.3%0.93
9ガンメタ0.8%1.14

表のロードスター中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。

  • 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
  • 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
  • 調査は2021年01月02日に行い、過去1年分の中古車流通数「477」車両を調査
  • 調査対象グレードは「S スペシャルパッケージ」

ロードスターの車体色について人気を調査したところ、意外にも「レッド」がシェア1位でした。

この意外というのは近年、赤色が最も売れているという車種は相当少ないことが理由です。

ただ、注意してほしいのは「レッド」の価格倍率が0.96倍ということで、売れてはいるけど下取り評価は少し悪いということを知っておきましょう。

反面、人気があり下取り評価も良好なのは「パール」です。

その他の車体色については「ブラック」を除けばシェアもまだらであり、価格倍率は「シルバー」を除けば1倍を超えているものがほとんどですが、下取り評価の安定性を考えると「パール」をおすすめしています。

将来の人気は現時点で予測することは出来ますが、実際に時間が経ってみないと分からないですからね。

その点で、本流の流行に乗っておくことが重要で、現在の車体色選択において重視されるのは高級感ですから、その筆頭が「パール」であり、将来の下取り評価を良好に維持するものと見ています。

続けてロードスターの車体色についてもう少し詳しく見ていきます。

ソウルレッドクリスタルメタリック

MAZDA ROADSTER|ソウルレッドクリスタルメタリック

ロードスターで最も人気がある車体色は「ソウルレッドクリスタルメタリック」です。

近年はスポーツカーも減ってきた中で、一定の人気があるスポーツカーであるロードスターでは赤系が選ばれてもおかしくはありません。

ただし、やはり価格倍率は正直な数字が出ていて、「ソウルレッドクリスタルメタリック」では0.96倍と下取り評価が若干不利な傾向にあります。

なお、「ソウルレッドクリスタルメタリック」の選択にはメーカーオプションとして66000円が掛かりますので、その点も考えたうえで車体色選択をする必要があります。

スノーフレイクホワイトパールマイカ

MAZDA ROADSTER|スノーフレイクホワイトパールマイカ

ロードスターで無難かつ最適な車体色選択といえば「スノーフレイクホワイトパールマイカ」です。

「スノーフレイクホワイトパールマイカ」は流通比率で21.8%でシェア2位であり、価格倍率は1.02倍と平均を超えるので下取り評価に期待が持てます。

また、近年の車体色トレンドがパール系なので、その点も考えると安定して下取り評価が良い色を選ぶ意味でも「スノーフレイクホワイトパールマイカ」はおすすめ出来るのです。

なお、「スノーフレイクホワイトパールマイカ」の選択には追加で33000円必要ですが、下取り評価などを考えると十分にもとが取れる車体色だと判断しています。

ジェットブラックマイカ

MAZDA ROADSTER|ジェットブラックマイカ

車全体で黒系は基本的に人気があり、「ジェットブラックマイカ」についても流通比率17.4%とそれなりのシェア、価格倍率は0.98倍と平均を下回っていますが下取り評価についてはそれほど問題にならないほどです。

黒系の色は汚れが目立ちやすく、また小傷も目立つことから、車オーナーを選ぶ車体色ですが、しっかりとメンテナンスが出来るならば安定した人気もあるのでおすすめできる車体色です。

ディープクリスタルブルーマイカ

MAZDA ROADSTER|ディープクリスタルブルーマイカ

ロードスターはスポーツカーなので青系の色もそこそこ人気があります。

「ディープクリスタルブルーマイカ」の流通比率は8.8%と低くなく、また価格倍率は1.02倍と平均より高いために下取り評価が期待できます。

「ディープクリスタルブルーマイカ」の良かったところを勝手に評価しますと、ダークブルー気味であることから過度にスポーティーさが出ていないところだと判断しています。

ポリメタルグレーメタリック

MAZDA ROADSTER|ポリメタルグレーメタリック

価格倍率が1.06倍と高い結果となった「ポリメタルグレーメタリック」ですが、下取り評価が安定して来たい出来るかといえば未知数です。

基本的にグレー系の色は中堅的な下取り評価になることが多いために、将来期間の下取り評価を考えるとパール系がおすすめです。

アークティックホワイト

MAZDA ROADSTER|アークティックホワイト

グレーに引き続き、価格倍率が1.05倍と高い「アークティックホワイト」ですが、下取り評価の安定性を考えるとパール系を選ぶべきです。

もちろん、「アークティックホワイト」のほうがパール系よりも高くなる可能性もありますし、現状ではそのような状況ですが、将来のことは分かりませんので、下取りを気にするならばパール系を選んでおきましょう。

ロードスターの色選びは「パール」がオススメ!

ロードスターで人気がある車体色は「レッド」でしたが下取り評価で不利な傾向があるという話でした。

その点で、下取り評価を考えるならば「パール」が安定しているのでこちらをおすすめしています。

その他の色でも価格倍率を見る限りでは「パール」よりも優秀な色はあれど将来のことは予測ができても実際には分かりません。

近年の車体色トレンドは高級志向であり、黒かパールかという状況が今後も続きます。

このことから、ロードスターで人気や下取り相場を期待して車体色選びをするならば「パール」が最もおすすめということになります。

以上、ロードスターの車体色選びで参考にしてください。