こちらでは、エクストレイルの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。
エクストレイルの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。
※本ページにおけるエクストレイルの画像は日産公式サイト「https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/simulation.html#configure/BABVi/AocY/exterior-colour」より引用しております
エクストレイル【人気・不人気の色】まる分かりランキング
エクストレイル車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。
順位 | 色 | 流通比率 | 価格倍率 |
1 | ブラック | 39.4% | 1.02 |
2 | パール | 24.8% | 1.05 |
3 | レッド | 12.2% | 0.87 |
4 | ブルー | 5.1% | 0.97 |
5 | シルバー | 5.0% | 0.96 |
6 | グレー | 3.2% | 0.99 |
7 | ダークグリーン | 3.0% | 0.95 |
8 | グリーン | 1.5% | 1.07 |
9 | ダークグレー | 1.4% | 0.93 |
10 | ダークブルー | 1.1% | 0.96 |
表のエクストレイル中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。
- 調査対象年式は「平成30年式」から「平成27年式」(最も売られる中古車が多い3年落ちから5年落ち付近のデータ)
- 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
- 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
- 調査は2021年01月02日に行い、過去1年分の中古車流通数「665」車両を調査
- 調査対象グレードは「20Xエマージェンシーブレーキパッケージ」
エクストレイルの人気車体色を調査してわかったのは、SUVと言えども高級志向な色が選ばれるということです。
その点で、エクストレイルの人気車体色は「ブラック」「パール」と一般的な結果となりました。
この2色でシェア64.2%を占めていて、価格倍率を見ると一倍を上回っていることが確認できますので、下取り評価で有利な傾向があるといえます。
そのため、エクストレイルを購入する際には、下取り評価や人気色を選びたいなら「ブラック」または「パール」を検討してください。
逆に、「レッド」は落とし穴であることが分かりました。
このことは「レッド」が流通比率が12.2%と少なくないシェアがある一方で、価格倍率が0.87倍と低い点に注目です。
つまりは「レッド」はよく売れていたけど下取りが安い車体色だということで、どうしても赤を選びたいという場合以外では選ぶことを避けたい車体色です。
その他の色は価格倍率が1倍を下回っていてもそれほど低い数字ではないので、その車体色を選んでも悲惨なことにならないでしょう。
ただし、こちらでのコンセプトは人気があって下取り評価が良い車体色ということですので、その点からいえば「ブラック」「パール」がおすすめです。
続けてエクストレイルの車体色をもっと具体的に見ていきます。
ダイヤモンドブラック
正直SUVで意外な車体色の人気なのは「ダイヤモンドブラック」です。
というのも、黒系の色は小傷が目立つために雪山など行く場合にはまず選びたくない車体色だからです。
その点を考慮すると、すでにエクストレイルはSUVというよりも町中で乗る車に転向してしまったと判断出来るでしょう。
「ダイヤモンドブラック」の流通比率は39.4%のシェアであり、価格倍率は1.02倍と平均より上なので下取り評価が期待出来ます。
なお、「ダイヤモンドブラック」の車体色選択には44000円のメーカーオプション代金が追加で必要なので、そのことも考慮したうえでコスパが良いか判断してください。
ブリリアントホワイトパール
エクストレイルの車体色で黒系に次いで人気なのは「ブリリアントホワイトパール」です。
黒系の色で言いましたが、黒は小傷が目立つためにアウトドアで利用する方にとっては「ブリリアントホワイトパール」のほうが良いでしょう。
「ブリリアントホワイトパール」は流通比率24.8%とそれなりに高く、また価格倍率は1.05倍と下取り評価が期待出来ます。
なお、「ブリリアントホワイトパール」の選択にはメーカーオプションとして追加で44000円が必要なので、その点も考慮したうえで車体色選択をしてください。
ガーネットレッド
エクストレイルの車体色選択で落とし穴である「ガーネットレッド」です。
その理由は「ガーネットレッド」の流通比率12.2%と低くない状況で、価格倍率は0.87倍と下取り評価が低くなる傾向があるからです。
正直なぜここまで低い評価なのか全く分かりませんが、エクストレイルを購入する際にはどうしても赤系が良いという場合を除いて「ガーネットレッド」は避けたい色です。
また、「ガーネットレッド」はメーカーオプションとして追加で55000円必要なのも痛いところです。
シャイニングブルー
「シャイニングブルー」はそれほど人気がある色ではありませんが、青は汚れが目立ちにくいということもあり、アウトドアユーザーに良いでしょう。
「シャイニングブルー」の流通比率は5.1%と多くなく、価格倍率間0.97倍と平均を下回るものの悪い数字ではありません。
そのうえ、「シャイニングブルー」の車体色選択にはメーカーオプションで追加代金を取られないのも評価ポイントです。
ブリリアントシルバー
意外に健闘している車体色として「ブリリアントシルバー」があります。
というのも最近は車全体で銀色の車体色人気が落ちていて、むしろ不人気の車体色として評価されることが多いためです。
「ブリリアントシルバー」の流通比率は5%、価格倍率は0.96と1倍を下回っていますが悪い数字ではありません。
もちろん、今後はエクストレイルの「ブリリアントシルバー」についても同様の状況になる可能性はあります。
なお、銀色は車両運用面で汚れなどが目立ちにくいという利点もあるので、SUVだと他の車種よりも銀色が評価されるのかもしれません。
ダークメタルグレー
あまり人気な色ではありませんが、「ダークメタルグレー」は価格倍率0.99倍と平均は下回りますがそれほど悪くないため、下取り評価で大きな心配をしなくて良いでしょう。
ただし、この評価状況が今後も続くとは限らないために、下取り評価を気にする場合には「ダークメタルグレー」ではなく、黒やパール系がオススメです。
エクストレイルの色選びは「ブラック」「パール」がおすすめ!
エクストレイルで人気がある車体色は「ブラック」「パール」でした。
途中で行ったようにエクストレイルの車体色選びは、黒系は車体の汚れや小傷が目立つので街乗りがメインの方は「ブラック」を選択して、アウトドアでも使うという場合は小傷が目立ちにくい「パール」がおすすめです。
一方で、「レッド」は価格倍率が0.87倍となぜか不利なので、下取り評価を気にする方は避けるべき色です。
以上、エクストレイルの車体色選びで参考にしてください。