こちらでは、ヴェルファイアの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。
ヴェルファイアの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。
※本ページにおけるヴェルファイアの画像はトヨタ公式サイト「https://toyota.jp/vellfire/」より引用しております
ヴェルファイア【人気・不人気の色】まる分かりランキング
ヴェルファイア車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。
順位 | 色 | 流通比率 | 価格倍率 |
1 | パール | 49.9% | 1.01 |
2 | ブラック | 47.9% | 0.99 |
3 | グレー | 0.8% | 0.95 |
4 | パール2 | 0.3% | 1.06 |
5 | レッド | 0.2% | 1.09 |
6 | ブラウン | 0.2% | 1.10 |
7 | ホワイト | 0.2% | 1.03 |
8 | ワインレッド | 0.2% | 1.13 |
9 | パープル | 0.1% | 1.05 |
10 | ガンメタ | 0.1% | 0.93 |
表のヴェルファイア中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。
- 調査対象年式は「平成30年式」から「平成27年式」(最も売られる中古車が多い3年落ちから5年落ち付近のデータ)
- 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
- 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
- 調査は2021年01月01日に行い、過去1年分の中古車流通数「3134」車両を調査
- 調査対象グレードは「Z Gエディション」
ヴェルファイアの車体色について分かったのは圧倒的な「パール」「ブラック」人気です。
なんとこの2色で97.8%の流通比率が確認出来ました。
ヴェルファイアの車体色について、ここまで圧倒的な偏りがあったのは購入するユーザーや販売店が賢いからでしょう。
ほとんどのヴェルファイアは車体価格が400万円を超えますので、下取り時の相場も気になるところです。
購入するユーザーや販売店が車体色について気にするのは当然で、その結果として「パール」「ブラック」が有利であるということです。
当然ですが、ヴェルファイアを購入する場合に人気や下取りでの相場を気にするなら「パール」か「ブラック」を選択するようにしてくださいね。
なお、それ以外の色も価格倍率のうえでは「グレー」や「ガンメタ」を除けば有利なのですが、そのような冒険はヴェルファイアを購入する場合に望ましくないと判断しています。
続けてヴェルファイアの車体色についてもう少し具体的に見ていきます。
ホワイトパールクリスタルシャイン
ヴェルファイアを購入するするうえで最も無難かつ最適な車体色の選択は「ホワイトパールクリスタルシャイン」です。
流通比率を見て見ると49.9%であり、価格倍率も1.01倍と平均よりも良いことが分かります。
他の車でも同様にパール色は人気がありますが、ヴェルファイアにおいてもパールが最も人気があるということが分かりました。
なお、「ホワイトパールクリスタルシャイン」の選択にはメーカーオプションとして追加で33000円掛かります。
ブラック
ヴェルファイアの車体色でパールに次いで人気なのが「ブラック」です。
「ブラック」の流通比率が47.9%であり人気があり、価格倍率は0.99倍と平均より少し下回るものとなっています。
黒系の色は利用時に頻度良く洗車しなければいけないことと傷が付くと目立つことから、車に手がかけられる人向けの車体色です。
バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク
一応ブラックという名前が入っていますが、ブラックと比べると紺に近いのが「バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク」です。
また光の当たり方で違う色に見えるという特殊な色で、賛否両論分かれますが私は悪くないと考えています。
とはいえ、こちらでのコンセプトは下取りで有利な人気の色はどれかということですので、冒険せずに「パール」か「ブラック」がおすすめです。
なお、「バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク」はメーカーオプションとして追加で33000円が必要です。
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
「バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク」よりもさらに紺に近いパープル色の「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」ですが、こちらも光の当たり方で見え方が変わる車体色です。
ここまでの流れ通り、こちらでは人気があって下取りでも有利な色ということで「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」はおすすめしません。
また、「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」ではメーカーオプションとして追加で33000円が必要です。
グラファイトメタリック
数少ない流通比率0.2%の「グラファイトメタリック」ですが、意外にも価格倍率は1.1倍と高いのも特徴です。
ただし、珍しいからこその価格倍率である可能性もあるため、わざわざ下取りで有利ということを狙って冒険するべきではないと判断しています。
ダークレッドマイカメタリック
ヴェルファイアで町中であまり見かけない赤系の色「ダークレッドマイカメタリック」は流通比率0.2%ですが、価格倍率は1.09倍と有利な下取り状況になっています。
ただし、こちらも流通量が少ないからこその価格倍率であるため、わざわざ冒険をするために「ダークレッドマイカメタリック」を選ぶ必要はないでしょう。
ヴェルファイアの色選びは「パール」「ブラック」が人気!
ヴェルファイアを購入するときの車体色で人気なのは「パール」「ブラック」でした。
これら2色は価格倍率では平均付近であり、安定した下取り相場が期待出来ます。
また、「パール」「ブラック」以外の車体色についても、価格倍率を見ると有利なものもあります。
ただし、流通量が少ないからこそ下取りで有利ということもありますし、将来どのような状況で取引されるか分かりません。
近年は高級感のある色はすべての車で人気かつ下取りも有利で、この傾向は今後もしばらくは続くものと考えています。
反面、その主流から外れた色については現在の人気以上にどのようになるか分からない点があります。
これらのことを考えると、無難かつ最適な選択としてヴェルファイアを購入する場合には人気があって価格倍率も安定している「パール」「ブラック」を選ぶことをおすすめします。
以上、ヴェルファイアを購入する場合の車体色について参考にしてください。