こちらでは、スペーシアの人気・不人気の車体色を中古車流通データより分析してランキングにしています。
スペーシアの購入のときに、「どの色を選んだら損がないか」で役立ててください。
※本ページにおけるスペーシアの画像はスズキ公式ページ「https://www.suzuki.co.jp/car/spacia/360viewer/large/main.html#」より引用しております
スペーシア【人気・不人気の色】まる分かりランキング
スペーシア車体色の流通比率と価格倍率の表で、流通比率(売れている順)でランキングにしました。
順位 | 色 | 流通比率 | 価格倍率 |
1 | パール | 16.6% | 1.03 |
2 | ブラック | 11.4% | 0.99 |
3 | ピンク | 10.6% | 0.94 |
4 | シルバー | 9.6% | 0.95 |
5 | ブルー | 9.2% | 1.00 |
6 | オレンジ | 6.2% | 0.85 |
7 | グリーン | 5.2% | 0.95 |
8 | ライトブルー | 4.0% | 1.00 |
9 | ベージュ | 4.0% | 1.00 |
10 | ライトグリーン | 3.6% | 0.98 |
表のスペーシア中古車データは以下の分析対象および期間によって行われました。
- 調査対象年式は「平成30年式」から「平成27年式」(最も売られる中古車が多い3年落ちから5年落ち付近のデータ)
- 修復歴がある車(主に大きな事故をした車)と高品質の車は調査対象車から除外
- 「流通比率」は調査台数中の占有比率、「価格倍率」は調査グレード総平均価格から車体色平均価格を比べた倍率
- 調査は2021年01月01日に行い、過去1年分の中古車流通数「501」車両を調査
- 調査対象グレードは「X」
こちらでは、スペーシア単色の車体色について調査をしました。ツートンカラーは対象にしていませんが、メイン色で近似の結果になりますので参考にしてください。
また、スペーシア車体色の中には車体価格が22000円上昇する「ピュアホワイトパール」がありますので、その点も考慮したうえで車体色のコスパを見ていく必要があります。
さて、スペーシアの車体色について人気があるのは「パール」でした。車体価格が22000円上昇することもありますが、価格倍率も1.03倍と他よりも高くなっています。
次いで人気があるのが、「ブラック」「ピンク」「シルバー」「ブルー」であり、価格倍率は多少差はありますが、どれも似たような水準になっています。
注目したいのは「オレンジ」であり、価格倍率が0.85倍と他と比べてかなり低い点から分かるように、下取り価格を考えてスペーシアの色選びをする場合には、選ぶべき色でないことが分かります。
なお、2021年1月において、現行のスペーシアではオレンジの車体色はありませんからその点で心配する必要はないですが、今後車体色で「オレンジ」が選べる場合には注意が必要です。
次にスペーシアの人気色についてもう少し具体的に見ていきます。
ピュアホワイトパール
どの車においてもパールは人気がありますが、スペーシアも例外ではなく「ピュアホワイトパール」が一番人気かつ価格倍率も高い結果となりました。
その点で、スペーシアを購入する場合に下取り価格が気になるという方は「ピュアホワイトパール」を選べば間違いありません。
なお、途中でもいったように「ピュアホワイトパール」は車体価格が22000円上昇するために、コスパを考えるならばそれも考慮に入れる必要があるのは注意しなければいけません。
ブルーイッシュブラックパール3
スペーシアの流通比率を見るとパールに次いで高いのが「ブルーイッシュブラックパール3」です。
スペーシアの面白い特徴でもあるのですが、白系のパール以外は車体価格が上昇しません。(名前にパールが付いているだけで白系のように手間が掛かるわけでは無いのかもしれませんね)
その点でスペーシアを買ううえで最も妥当な選択として「ブルーイッシュブラックパール3」を選ぶのはおすすめです。
チアフルピンクメタリック
スペーシアで流通比率3位の車体色は「チアフルピンクメタリック」です。
この色は彩度がかなり高いのにもかかわらず、意外に売れているのは主婦層が購入した場合に「なんか他の色はつまらない」ということで買われているかもしれません。
ただ、残念なのは価格倍率が0.94倍であり、それほど低いとは評価してませんが、買う人を選ぶ車体色である「チアフルピンクメタリック」は若干下取りで不利になるようですね。
シルキーシルバーメタリック
スペーシアでブラックに次いで無難な選択といえば「シルキーシルバーメタリック」です。
良い意味でも悪い意味でも特にコメントをする必要が無いような銀色系の車体色ですね。
「シルキーシルバーメタリック」の流通比率は9.6%と少なくないという状況ですが、価格倍率は0.95倍とすこし低めなので下取りを考えるなら少し不利な色と評価出来ます。
ブリスクブルーメタリック
スペーシアで少しスポーティーな印象があるのは青色の「ブリスクブルーメタリック」です。
「ブリスクブルーメタリック」の想定する客層は男性という印象で、その点を考えるとブラックに次いでブルーの選択になると考えています。
価格倍率は1倍と下取りでも不利にならないのが「ブリスクブルーメタリック」の特徴といえるでしょう。
スペーシアの色選びはパールがおすすめ!
スペーシアの色選びはパールがオススメで、次いでブラックです。
パールは車体価格が22000円上昇しますので、コスパを考えるならばそれも考慮に入れなければいけませんが、他の車同様にパールは流行に左右されずに一定の人気があるので、下取り価格を気にする方は選んで損はありません。
また、車体価格の上昇について懸念があるならば、ブラックを選ぶという選択肢です。
黒は男性でも女性でも支持されやすい色なので、その点で無難な選択の車体色と考えられ、下取り価格でも悪い影響はないでしょう。
残りは流通比率や価格倍率を見てもドングリの背比べですが、オレンジ系だけは価格倍率で落とし穴なので気をつけてください。
以上、スペーシアの色選びに役立ててください。