車庫証明取得を行政書士やディーラーに依頼すると約1万円ほど費用がかかります。
でも、これを自分で取るのは難しいことではありません。
時間も2時間程度と比較的かかりませんので、平日に時間が取れる人はやっている方が多いです。
2時間の努力で1万円ほど節約できますので時給5,000円前後となりますね。
今回はその取り方を見ていきたいと思います。
車庫証明の所要時間は最短2時間:交付まで最短1週間
手順に従えばどなたでも簡単に車庫証明を取ることができるでしょう。
- 必要書類を取りに行く
- 車庫証明申請書を書く
- 書類を提出
- 車庫証明を取りに行く
かなり簡単にいえばこのようになるわけですが、実際には必要な書類であったり提出場所やその他注意点もありますので、個別に確認していきます。
なお、必要書類については警視庁からダウンロードすることが可能ですので、事前に準備をするとさらに申請が楽になります。
必要書類を取りに行く
まず必要書類を管轄の警察署に取りにいきましょう。この場合、駐車場の場所に対応する警察署となります。
書類を何部かもらえるような場合には、3部もらっておけば確実です。
2時間で車庫証明を取得ということですが記入時間よりも車庫証明の書類取得時間が大きく関わってくると思います。
なお、軽自動車の場合においては地域によって車庫証明のような制度がある場合とない場合があり、必要な場合には、自動車保管場所届出書という書類を取得することになりますが、内容としては車庫証明とほとんど同じです。
車庫証明の書類書き方
自分で保存場所標章交付申請書という数枚つづられた書類を書くことになります。
ひとつ多くの方が間違えてしまう重要な事項があります!
車名には素直に車の名前を入れないことを注意してください。
なんと車名はメーカー名を記入します。
つまり社名ぐらいで考えておけばOKです。
例)ホンダフィットなら車名欄には「ホンダ」と記入。フィットとしてはいけない。
続けて車体型式と番号を記入しますが、これは車を買う店舗に聞いておきましょう。
次に駐車場の情報を記入します。
自己所有の土地が駐車場の場合
自己所有の土地であれば「自認書」に住所などを記入し印鑑を押します。
賃貸契約している場合も同様ですが、実際に駐車場があるかどうか警察官が確認します。
虚偽報告には罰則がありますので、嘘偽り無く記入していきましょう。
駐車場を賃貸契約をしている場合
駐車場を賃貸契約している場合には、所有者等に賃貸契約をしていることを証明してもらうために、「保管場所使用承諾証明書」という書類を書いてもらいます。
署名と捺印が行われていることを確認してください。
保管場所(駐車場)の所在と配置の図を描く
駐車場の場所と駐車場の中身を簡単に図を書いて終わりです。
賃貸契約を行っている駐車場の場合には所在のほかに配置の図も必要です。
詳しく書くのが難しい場合、地図などのコピーをとって貼り付けても大丈夫です。
記載した必要書類を提出する
書類を取りにいった警察署の窓口へ書いた車庫証明書と関連書類を提出しましょう。
なお、このときには身分証明書やお金が必要なので忘れずに持っていくようにしてください。
役所の仕事なので、必要なものがなければたいていの場合は妥協してくれません。
ですから、二度手間にならないように必要なものは忘れずに持っていくようにしてください。
車庫証明取得申請時に必要なもの
車庫証明を取得するときに必要なものは、次の3つで特に大切なのは現金を用意することです。
- 記入した車庫証明と関連書類
- 身分証明書(免許証・住民票・公共料金の領収書)
- 自動車保管場所標章交付手数料(2000円程)
クレジットカードなどは使えませんので、現金で用意しなければいけないことに気をつけてください。
受付から交付まで1週間程度
交付までの間に、警察官が実際に駐車スペースがあるかどうか確認します。
交付までの期間は告知されますが結構アバウトな場合もあります。
多くの場合には交付期間について大体1週間ぐらいで完了する場合がほとんどです。
役所仕事にしては1週間という期間は短いのではないかと思います。
交付期間到来後車庫証明書を取りに行く
車庫証明発行を依頼した警察署に取りに行きます。
待つとなると1週間は結構長く感じますが、それも3日目ぐらいで気がついたら交付期間が到来しています。
このときにお金などが必要になりますので忘れずに持っていくようにしてください。
車庫証明交付のときに必要なもの
車庫証明交付のときも、取得申請時と同様に現金が必要で、その他印鑑が必要になります。
- 印鑑(三文判でも大丈夫)
- 標章代(500円ほど)
申請手数料同様に、現金が必要です。クレジットカードの対応はしていませんのであらかじめご用意ください。
以上で、車庫証明の取得は完了します。
手続きを終えると車庫証明とステッカーがもらえる
手続きを終えると標章と車庫証明を取得できます。
なお、標章とはいわゆるステッカーことで、正式名称は保管場所標章といいます。
この証明書はナンバーを取得するとき(登録・届出)に必要となりますので、大切に保管しておきましょう。
多くの方は車取得後は助手席のダッシュボードの中に入れておくと思います。
車庫証明に必要な書類:おさらいチェックシート
車庫証明申請に必要な書類は警察署で取得できますが、以下があるか申請書取得時と提出時に確認してください。
自動車保管場所証明申請書 | 車庫証明を提出するときに必要 |
保管場所標章交付申請書 | リアウィンドウに張るシールを取得に必要 |
土地使用に関する権利関係を証する書面 | 保管場所(駐車場)が自己所有の場合と他人所有の場合で異なるものが必要
|
所在図・配置図 |
|
注意事項が多いように思えますが、実際には当たり前のことばかりなのでそれほど気にする必要は無いでしょう。
普通の状態で保有するのに家から駐車場まで2kmを超える距離があることは稀でしょうからね。
ただし、事業者などの場合には少し注意が必要ですね。
車庫証明についての申請注意事項
車を登録するとき(ナンバーを取得する)ときには車庫証明を取ることが保管場所法によって義務付けられています。
これは、適切な保管場所を保有していることを確認することで、不法に路上に車が溢れることを防いでいます。
正式名称は自動車保管場所証明といい、前提として次の4つを満たしている必要があります。
- 自宅から直線距離で2kmを超えない範囲であること
- 道路から何の支障もなく出入りすることができること
- 車の全体を収容できること(自己所有の土地など特に注意)
- 車の保有者が保管場所を使用する権限があること(賃貸契約による場合には書類による証明が必要)
なお、保管場所には車以外にものを置いてはいけません。
特に車庫証明を申請して警察官の確認を予定しているときには気をつけたいところです。
車庫証明に関する処罰
車庫証明で処罰されることはあまり多く見ることはありません。
しかしながら時には取締りを強化する場面がありますので、ご確認ください。
特に「保管場所の不届」に関してはうっかり忘れているケースがありますので、特に罰則を気にされる方は気をつけてください。
違反内容 | 罰則 | 点数 |
虚偽の保管場所証明申請 | 20万円以下の罰金 | 無し |
車庫の代わりに道路を使用 |
| 3点 |
道路において長時間駐車 | 20万円以下の罰金 | 2点 |
保管場所の不届や虚偽の届出 | 10万円以下の罰金 | 無し |
車庫証明を自分で取る方法:まとめ
車庫証明を取ることはそれほど難しいことではないことが分かっていただけたでしょうか?
分からないことは多いと思いますが、最悪警察官に質問しながら行えば協力してくれるでしょう。
交付までに少し時間がかかること、平日しか警察署はやっていないことがネックとなります。
しかしながら、忙しくても提出などのときは家族に協力してもらうなど、これらをクリアできるときには1万円ほど得ができますので挑戦してみてはいかがでしょうか?
お役立ていただけたら幸いです。
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