- 5年目の車検は日頃から整備をしていない人には高い車検費用になる可能背がある
- 車検費用で高く付くのは機械部品とタイヤの交換
- 車検費用を抑えたいならば整備項目を選べる整備工場を利用する
車検関連の良くある質問集になります。
まずは、質問内容をご確認ください。
今度2回目の車検を受けることになりました。
最初の車検は3年目に行いましたが、新車で買ったこともあってそれほど整備費用などはかかりませんでした。
しかしながら、5年目となると車もそれなりに痛んでいますから、あっちこっちお金がかかりそうです。
2回目の車検は1回目に比べてどの程度お金がかかりますか?
質問された方は、車検の費用について懸念があるようですね。
確かにエコカー減税の適用によっては、1回目の車検と2回目の車検については自動車重量税の車検法定費用が変わることもありますし、整備項目についても大きく変わることがあるでしょう。
また、メーカー保証の多くが5年ということもあって、大きな故障によって費用がかかるのもこの時期になります。
2回目の車検について、どの程度変わるのかということを整備費用の項目からご説明していきます。
5年目(2回目)の車検費用
車オーナーには車の整備義務があり、具体的に法定24ヶ月点検によって行われます。
これが効果的に行われているかどうかについて車検を行っていますが、平成6年に規制が緩和されて車検の後で整備も可能となりました。(これがユーザー車検を可能にしました。)
ユーザー車検で必要なところだけ整備するとしたら、それほどお金はかかりませんが、ディーラーなどに持っていくと不安がある部分について全て整備してくれるので割高になることが多いです。
このことは車検では見られる部分だけ整備すれば必要最小限の費用で済む反面、全てを整備すればかなりの出費を覚悟する必要があるということです。
そのため、車検費用はどこまで整備するかということで決まるものであり、整備を定期的にしているかどうかも関わってきます。
整備が必要な車の消耗部品
車は機械部品の集合体ですから、点検や修理は欠かせません。
使ったら消耗するので、消耗材については交換しなければいけません。
- エンジンオイル
- オイルフィルタ
- デフオイル
- ATF
- LLC(クーラント液)
- ブレーキオイル
- ブレーキパッド
- ブレーキオイル
車検は2年に一度行うものですが、近年の車はエンジンオイルぐらいしか整備していない場合も多く、これ以外の整備は車検の時に行われます。
そのようなときには車検費用は高くなるわけで、さらに3年目の車検費用より高くなる場合がありますので、その点でいえば前回よりも車検費用は高くなる可能性が大きいと言えます。
車検費用が高くなるのはタイヤと機械部品
タイヤは4個同時に交換することになると思いますので、それなりにまとまった支出となるでしょう。
車のタイヤにもよりますが、大衆車では安く特殊な車になればなるほど高くなる傾向がありますが、最近のエコカーはエコタイヤを装着していますので、かなり割高になることもあります。
タイヤについてはスリップサインが出ているかどうかで素人でも判別できますので、確認してみてください。
タイヤ1本は1万円~2万円で4本交換だと4万~8万円とかなり割高になります。
ここに工賃が必要ですから場合によっては10万円近くとられることもあるでしょう。
車検費用を見直すならタイヤが重要
車検をディーラーなどに任せて驚くような見積りを見るときは大体タイヤ代が原因です。
なお、ユーザー車検やどうしても安く済ませたいなら、中古タイヤという選択もありますので、検討してみてください。
とにかくタイヤは高く車検費用について考えると割高になる要因である、ということを覚えておいて欲しいと思います。
※格安輸入タイヤがありますが、素人でもこのタイヤはダメ!ということが分かるぐらいです。有事のときにはタイヤがものをいう場合がありますから、極端にケチることはしないほうが良いでしょう。
消耗品はそれほど高くない
ATFはそれほど高くなく1万円~3万円ほどとなっています。
ただ、見える位置にあるのでタイヤの場合にはそろそろ交換するだろうと予測がつきますが、ATFなんて普段全く気にしていないと思います。
思いもよらぬ支出ほど高く感じるものはありませんから、ATFについては金額というよりも意外性で高く感じることが多いようですね。
多くの方にはエンジンオイルはわかりやすいですが、ATFが何かよく分からないという方が多いです。
さらにブレーキオイルなんていうのもありますし・・・(ブレーキフルードという呼び名のほうが一般的かもしれません)
よく分からないものにかける費用というのは嫌なものですが、ATFを交換しないと車が完全に壊れるような損傷を負いますから、ATF交換は車を維持するうえで重要な保守ですので、エンジンオイル同様にしっかり交換してください。
1回目に自動車重量税の減免があった場合
近年は、スポーツカーなどで無ければ、エコカー減税やグリーン化税制が適用されるケースも多く、その減免額によっては1回目の車検に比べて2回目の車検は、車検費用が高くなります。
特に自動車重量税については、車検時に掛かる費用として含まれる場合が多いために、車検代が多くなるという状況となるのです。
特に5年目の車検については、このようなこともあってか車の買い替えを検討する人も多いのが現状であり、車保有のターニングポイントとして考える方も少なくないようです。
近年は保有期間も長くなりましたが、依然として車検時に車買い替えを検討するという流れは変わらないようですね。
車検費用を用意できないとき
車オーナーにとって嬉しくないイベントは税金と車検ですが、車検についてはお金が無いときに低金利の借り入れが出来ることを知っていましたか?
車ローンは車購入時だけでなく車検も適用範囲内なのです。
つまり、比較的金利が高いカードローンなどを使うよりも、低金利の車ローンが使えるので、どうしてもお金が無いときには、積極的に車ローンを使っていきたいということになります。
もしあなたが車ローン利用に興味がある場合には、審査には多少時間が掛かるので早めに詳細を確認してくださいね。
5年目(2回目)の車検費用:まとめ
ここまで説明してきたように、額としては車検整備費用が大きくなることが原因で、車検費用が割高になります。
1回目の車検と比べて2回目以降は高くなることが多いですから、かけられる予算にあわせて車検を受ける業者を考えてみてください。
この際に、ユーザー車検に挑戦してみるのもよいですね。
他方、ユーザー車検では整備項目を網羅しきれないこともあって、安全面への懸念があります。
ブレーキ関連の整備については、整備工場に任せることは大切ですが、タイヤなどについては良質な中古タイヤを検討するなどで費用を節約すると良いでしょう。
車検費用を安くできる整備工場が増えている
節約できる項目については多いに節約をして、素人ではどうにもならないような部分について整備工場を利用するという方法が取れる方は実践してみてください。
また、車検費用が高くなりやすいディーラーにおいても、整備項目を相談して決められるサービスをしています。
このように現在では車検費用を安くすることが出来ますので、車検費用に関心があるならば、それに対応できる整備工場を選ぶようにしてください。
日本で車を保有し、利用するためには車検を受ける必要があるために、5年目の車検は車保有を継続するか否かのターニングポイントになりますが、いずれも合理的な決断が出来れば幸いであると考えています。
車買い替えにしても、保有し続けるにしても、お金はかかりますので数年先の将来期間を検討のうえ、考えてみてください。
以上、お役立ていただけたら幸いです。
なお、休日に車検を依頼したいという方は最近は車検チェーン店がありますので詳細を確認してみてください。
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