マツダのコンパクトカー「デミオ」は、手ごろな価格と燃費の良さ、コンパクトながら広い室内空間が人気の車種です。新車で購入するにはやや高価に感じる方も、中古車なら予算を抑えて購入できるため注目されています。ただ、マツダ車全般のイメージもあり、「中古のデミオは買うべきではない」という意見もあるようです。そこで今回は、デミオの中古車選びについて、知恵袋での質問や回答を参考に、その評判や選び方のポイントを詳しく見ていきましょう。

安くて良い中古車が見つからない理由

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マツダデミオの中古は買うな?評判まとめ

マツダデミオの中古は買うなというネットで確認できる口コミや評判をまとめています。

こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。

元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。

「マツダデミオの中古車は買ってはいけない?」という質問

デミオの中古車購入を決めたものの、「アンチが多い」ことを知り不安を感じた質問者。デミオが安い理由や、世間の目が気になるようです。車選びの正当性を確認したい、他の選択肢を知りたいという心境が背景にあるのでしょう。こうした不安を抱くことは珍しくありませんが、評判の実態をよく見極める必要がありそうです。

質問者の懸念点

質問者は、中古車屋で「状態がよく、全然走ってもなく…装備が充実していた」マツダ デミオを見つけ、購入を決めたものの、「後々悪い噂というかアンチの方々が多い」ことを知り、不安を感じています。具体的には、デミオが安い理由や、「街中でデミオを見かけたら多少軽んじた目で見られるもの」なのかどうかが気がかりのようです。

アドバイスを求めている内容

質問者は、デミオを「車の購入初心者の私」が選んだ点も強調しつつ、デミオを安く販売する理由について「車に詳しい皆さん」の意見を求めています。加えて、デミオ以外の「おすすめの車等」があれば教えてほしいとも言っています。総じて、選択の正当性を確認したい、あるいは他の選択肢を知りたいという心境が読み取れます。

マツダデミオの中古車の評判

オーナーの評価は概ね高く、「最高に良い」「故障知らず」といった声が目立ちます。同クラスの人気車種と比較しても、基本性能の高さは折り紙付き。一方、高速走行時のパワー不足などの弱点も指摘されています。ただ、総合的には満足度の高い車種と言え、モデルチェンジを経るごとに質的向上を遂げてきたことがうかがえます。

高評価の意見

デミオのオーナーからは、「最高に良いですよ。私は11年乗っていますが故障知らずです」「東京から鹿児島まで帰ったことも有ります。1500km有りますが運転の疲れが有りませんでした」など、車の基本性能の高さを裏付ける声が聞かれました。他にも、「造りはしっかりしてる」「アクアより良いと思う」など、同クラスの他車種と比較しても優位性を指摘する意見が目立ちます。

留意点の指摘

一方で、「高速道路では、合流加速はかなり踏みつけないと追いつかないのと、坂道で失速しがち」という指摘もありました。パワー不足を感じる場面があるようです。また、「昔はスポーツ仕様とかあってよかった」という意見からは、現行モデルはスポーティさに欠けるとの見方もあることが読み取れます。ただ、こうした指摘も「普段乗りにおいては全く問題は無い」という但し書きが付くことが多いのが特徴的です。

2代目3代目の評価の変化

デミオの評価は、モデルチェンジを経るごとに上がっているようです。「2000年前半の初代と2代目は同じコンパクトクラスのマーチやヴィッツと比べればガサツなクルマ」という指摘がある一方、「2013年頃の型でやっとヴィッツ並みに性能改善」したとの見方も。質問者が購入した3代目は、初代2代目の負のイメージを払拭し、他車種に引けを取らない基本性能を備えていると言えそうです。

総評

以上の意見を総合すると、デミオの中古車の実力は、特にガソリン車において高く評価できるようです。「燃費も結構よく、19km/L程走れるので満足」といった声や、「ヤリスやトールに乗ったことがあるが今のところデミオが1番いい」との比較評価からは、同クラスの人気車種に匹敵する基本性能の高さがうかがえます。モデルチェンジを経て質的向上を遂げてきた過程を考えれば、現行型の中古車であれば、十分な満足が得られるのではないでしょうか。

マツダ車全般のイメージと実情

過去のマツダ車には、「安かろう悪かろう」のイメージがありました。過剰な値引き販売や下取り価格の低さなど、「マツダ地獄」と呼ばれる負のスパイラルが象徴的です。しかし現在は低価格路線を脱し、質の高い車作りで評価を上げつつあります。最新モデルの実力と、根強く残る過去のイメージのギャップを理解することが重要と言えるでしょう。

マツダ車へのネガティブイメージの実例

「マツダ地獄」に言及した回答では、マツダ車の具体的なイメージが語られていました。例えば、「新車で50万円引きは当たり前で80万円引きだった」というMPVの事例からは、異常なほどの値引き販売が常態化していたことがわかります。また、「他のメーカーに買い換えようとしても下取りしてくれない」「マツダでまたマツダに買い換えるしかない」との指摘からは、下取り価格の低さゆえに他社製品への乗り換えが難しかった、いわば「囚われの身」のような状況が浮かび上がります。

現在のマツダ車の実力

その一方で、「CX-5以降は、新車を大幅値引き販売することをやめた」という情報からは、低価格路線からの脱却を図るマツダの姿勢の変化が読み取れます。実際、現在のマツダ車は「マツダの良さは、車の基礎となるボディの作り込み、足回りなど目に見えないところにある」と評された通り、上質な作りで定評を得つつあります。「最近のお車で他車と競合する車種なら、乗り比べてみて実際乗ったら案外良かった!という方もいらっしゃいます」との意見は、こうしたイメージ改善の成果を物語っていると言えるでしょう。

デミオのディーゼル車の評判

デミオにはディーゼル車もラインナップされていますが、その選択には留意が必要です。ディーゼル車は1回の走行距離が短いと適さないため、「チョイ乗り」が多い人には向きません。また、経年劣化のリスクも相対的に高いでしょう。「ディーラー認定中古車」など、整備済みの車両を選ぶのが賢明と言えます。

ディーゼル車に適した走り方

デミオのディーゼル車について、「10〜30kmはチョイ乗りではありません。ディーゼルに適しています」という指摘がありました。ディーゼルエンジンは低回転から高いトルクを発生させる特性ゆえ、1回の走行距離が短いと出力を十分発揮できず、エンジンやターボの痛みも早まるため、こうしたアドバイスにはもっともな理由があります。

ディーゼル車選びで考慮すべき点

ディーゼル車選びでは、こうした適性を考慮したうえで、排ガス性能の経年劣化のリスクについても頭に入れておく必要があります。その点、ディーラー認定中古車であれば、「一通り整備してもらえる」ため、経年劣化への不安も和らぐはずです。「ディーラー認定中古車で買いました。以来5年、故障歴ありません」といった声は、整備済み車両の信頼性の高さを示唆しています。

デミオの中古車価格が安い理由

デミオの中古車価格の安さには、需要に対して供給が多いことが影響しているようです。「人気がない」ゆえに、オークション相場が低くなっているのでしょう。加えて、補修部品の価格の高さや、「マツダ車=安物」という過去のイメージも、価格を押し下げる要因となっている可能性があります。

需給バランス

デミオの中古車価格の安さの理由として、「中古車の数が多い事」が挙げられていました。これは裏を返せば需要に対して供給が多いということ。「人気がない事」ゆえに、オークション相場を押し下げているのです。需給バランスの観点からは、こうした見方は合理的と言えるでしょう。

パーツ価格の高さ

また、「マツダの車は、補修部品が高い」という指摘もありました。具体的には、「トヨタヴィッツ、ホンダフィットのパーツ代が3万円掛かるとしたら、マツダは同じ修理箇所で、パーツ代が、6万円近く掛かった」という経験が語られています。こうした部品価格の高さも、中古車の価値を押し下げる一因になっている可能性があります。

過去のイメージの影響

「今でも昔の安かろう悪かろうのイメージを払拭できていない」という指摘は、マツダ車全般の評価を下げる要因としてすでに触れました。こうしたイメージは、たとえ現行モデルの実力とかけ離れたものだったとしても、中古車の価格形成に影を落としていると考えられます。「マツダだから」という先入観が、必ずしも実態を反映していないことは念頭に置いておく必要がありそうです。

まとめ

デミオの中古車の評判は、知恵袋での質問や回答を見る限り総じて高いと言えるでしょう。ネガティブな意見もありますが、オーナーの満足度は概ね高く、「燃費」「広い室内空間」「運転のしやすさ」など、中古とはいえ優れた基本性能が買われているようです。一方で、過去の「マツダ地獄」のイメージは未だ払拭できていない面もあるのが実情。ただ、そうしたイメージと実車の出来のギャップを頭に入れつつ、気になる中古車の価格やコンディションをしっかりチェックすることが肝要です。加えて、ディーゼル車など、エンジンタイプによって留意点があることも覚えておきたいところ。総合的に見て、自分の使い方に合う1台を選べば、デミオの中古車は満足のいく選択になるのではないでしょうか。