修復歴ありの中古車とは、事故により修理を行った車両のことを指します。修復歴があると言っても、損傷の程度や修理の質はケースバイケースです。一般的に、修復歴ありの中古車は同年式同走行距離の修復歴なしの車両と比べて価格が安くなる傾向があります。

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修復歴ありを買ってみた評判まとめ

修復歴ありを買ったことについて、ネットで確認できる口コミや評判をまとめています。

こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。

元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。

修復歴ありの中古車とは何か

修復歴ありの中古車とは、過去に事故により車両の骨格部分を交換または修理した車両のことを指します。修復歴の有無は、車両の価値に大きく影響します。

修復歴ありの中古車が安価なのは、事故車というイメージが強く、買い手がつきにくいためです。また、将来的に同じ箇所が故障するリスクが高いと考えられているからです。

修復歴ありの中古車は危険?知恵袋での質問と回答

修復歴ありの中古車の危険性については、事故の程度や修理の質によって異なります。外装の交換程度であれば問題ありませんが、フレームなどの骨格部分に損傷があった場合は要注意です。また、修理を行う業者の良し悪しも重要で、悪質な業者による不十分な修理では危険が残ります。ただし、きちんとした修理がなされていれば、安全性に問題はないでしょう。

修復歴の種類と危険性

知恵袋の回答では、修復歴の種類によって危険性が異なることが指摘されています。例えば、「ドアの取り替えくらいなら問題なしです。」という意見がある一方で、「車が横転したとか、足回りがバラバラになったとかだと危険です。」という指摘もあります。つまり、外板の交換程度なら問題ないですが、骨格に関わるような大きな事故車は危険だと言えます。

修理の質による違い

修復歴ありの中古車の安全性は、修理の質によっても大きく左右されます。「良心的なショップであれば問題はないです。」という意見がある一方で、「悪質な業者が手抜きの修理をしている場合もあるので注意が必要です。」という指摘も見られました。つまり、きちんとした修理がなされていれば安全ですが、不十分な修理では危険が残ります。

フレーム修正の危険性

知恵袋の回答では、フレームを修正した車の危険性が複数指摘されています。例えば、「フレーム修正したようなものは、直進性に難が出たり、衝突安全ボディの安全性が保たれているか判らなかったりします。そういう意味では『危険』と考えて良いかもしれない。」という意見があります。フレームは車の骨格部分なので、一度大きく歪むと完全には直せないことが多いのです。

不具合の可能性

知恵袋の回答では、「修復歴有りでも危険と言う程のトラブルが起こる事もことも無いのですが、ハンドルが取られて直線で車が少しづつ曲がってしまうとか、雨漏れで車内のフロワーに水が溜まるといった問題が起こる可能性はゼロではないでしょう。」といった指摘があります。修復歴ありの車は、不具合が出る可能性が皆無ではないということです。

修復歴ありの車を実際に買った人の体験談

修復歴ありの車を購入した人の体験談では、高速走行時のきしみ音や直進安定性の問題を指摘する声が見られました。一方で、大きな不具合なく乗れているという意見もあります。これらは修理の質によって大きく左右されるようで、当たり外れがあるのが実情のようです。エンジンなど機関系に問題がなければ、意外と快適に乗れるケースもあると言えます。

高速走行時の異音

実際に修復歴ありの車に乗った人の体験談では、「高速時のきしみ音」といった異音の指摘が複数見られました。例えば、ある回答者は「フロント修復歴ありのプリメーラに乗っていました。(中略)結論から言うと、修復歴に起因する不具合はありませんでした。」と述べつつも、「段差を乗り越える時に何処からか音がしたり、高速道路で右に流れたり色々と癖がある車でした。」と補足しています。

直進安定性の問題

また、「真っ直ぐに走らない」という直進安定性の問題も複数指摘されています。ある質問者は「フレームを少し修正した車に乗っていましたが、割り切って乗っていれば問題はないと思います。(その分安かったので)」と述べていますが、やはりフレーム修正車には一定のリスクがあると言えそうです。

修理品質の当たり外れ

「修復歴ありの車のデメリットは、あとで上記のような歪みが判明したり、その車をいざ売ると言う段階でリセールが殆ど付かないということでしょうか。」という指摘もあるように、修復歴ありの車の当たり外れは修理品質で決まります。「機関系の故障率についてはあまり関係ないと思います。(大きな事故でなければ)」といった意見もあり、エンジンなどに影響がなければ意外と問題ない場合もあるようです。

どのような人が修復歴ありの中古車を買うのか

修復歴ありの中古車を購入する人は、割り切って乗る覚悟がある人が多いようです。安く車が欲しい人にとっては魅力的な選択肢であり、乗り潰すつもりなら多少の不具合も許容できるという考えの人が多いのでしょう。また、事故車であることを気にしない人なら、修復歴ありでも抵抗はないようです。ただし、一定のリスクは覚悟しておく必要があります。

割り切って乗る人

知恵袋の回答を見ると、修復歴ありの中古車を買う人の多くは「割り切って乗る」タイプだと言えます。「乗り潰すつもりで購入しないと下取り価格は二束三文ですよ。」といった指摘が複数見られ、転売前提ではなく最後まで乗り切る覚悟が必要だと考えられています。

少しでも安く買いたい人

また、「安いのでお得です。私は修復歴ありの車しか持ってません。普通に店で売ってるようなやつは普通にメンテしてたらよっぽど壊れませんし、壊れたらまた次の車を買えばいいです。」といった意見も見られ、とにかく安く車が欲しい人にとって選択肢になっているようです。

事故車を敬遠しない人

「修理して元に戻っていれば,実際には何の問題もないと思います。傷物は商品価値が下がるといういうだけの話で本人の気持ちの問題と思います。」といった意見もあるように、事故車であることを気にしない人なら修復歴ありでも抵抗はないのでしょう。ただし、「どこか不具合が残ってたり,狂っていることが心配でしょうから,ある程度保障期間があるかも確認しましょう。」と付け加えられているように、ある程度のリスクは覚悟しておく必要があります。

修復歴ありの中古車購入時の注意点

修復歴ありの中古車を購入する際は、修復内容を確認することが重要です。販売店で詳しく聞くことをおすすめします。ただし、素人判断は難しいので、可能であれば専門家の診断を受けることが賢明でしょう。また、修復歴ありの車はリセール価格が低いことを覚悟する必要があります。転売は難しいと考えておくべきです。特に事故の程度が大きい車は、素人が手を出すには危険が大きすぎると言えます。

修復内容の確認

「修復歴というのはセールスの段階では『有』か『無』の2通りしかありませんが、業者オークションでは大中小と3段階に別れているそうです。」という指摘があるように、修復歴ありひとくくりと言っても、その内容は様々です。したがって、購入前に修復内容を確認することが重要だと言えます。「どこをどう直したかで危険度は変わりますが正直に修復歴ありなのでお店で聞く事が出来ると思います。」といったアドバイスもあります。

専門家の診断を受ける

とはいえ、「修復歴を気にする人は決して少なくないわけで、それを敬遠する人が多いから逆にAレベルであれば修歴を気にしない人からすれば『狙い目』という見方も出来ます。但し、そうはいっても初登録から3年以内の高年式車両は避けたほうがいいですね。」という指摘にもあるように、素人判断は難しいものです。可能であれば、専門家の診断を受けることをおすすめします。

リセール価格の低さを覚悟する

「修復歴有りの車のデメリットは、あとで上記のような歪みが判明したり、その車をいざ売ると言う段階でリセールが殆ど付かないということでしょうか。乗り潰すつもりで買うならお買い得だとは思います。」という意見が示唆するように、修復歴ありの中古車は転売が難しいことを覚悟する必要があります。多少不具合があっても最後まで乗る覚悟があるなら検討に値しますが、すぐに売れると考えるのは危険です。

大事故車は避ける

「大破して、普通は直さないような酷い車を格安で買い取って、コストをかけず突貫工事レベルで後先考えずテキトーに直して市場に流す業者もいますので、各部位の修復状況をしっかり判断できないと大外れを掴んでしまうこともありますので、知識がないなら修復歴のない車を選ぶのが無難です。」という回答もあるように、素人が大事故車を購入するのはリスクが高すぎます。前述の通り、フレーム修正車などは避けたほうが賢明だと言えるでしょう。

まとめ

修復歴ありの中古車は価格が安いというメリットがある一方で、事故車特有のリスクを含んでいます。個体差が大きいため、一概に good とも bad とも言えません。

購入前に修復箇所や修理内容を十分に確認し、多少の不具合は覚悟の上で、乗り潰す前提で選ぶことが肝心です。リセール価格が低いことも念頭に置いておきましょう。

修復歴ありの中古車選びに不安を感じるなら、多少割高でも修復歴なしの車を選ぶのが無難です。特に初心者の方は、無理せず安心な中古車を選ぶことをおすすめします。