日産の高級ミニバン「エルグランド」は、新車価格が高額にもかかわらず、中古車市場では比較的安価に出回っています。その理由について、Yahoo!知恵袋での質問と回答を参考に、具体的に解説していきます。

安くて良い中古車が見つからない理由

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中古エルグランドが安い理由まとめ

中古エルグランドが安い理由について、ネットで確認できる口コミや評判をまとめています。

こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。

元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。

知恵袋での質問と回答

Yahoo!知恵袋では、エルグランドの人気の低さや中古車選びに関する質問が多く見られます。回答者たちは、エルグランドの車高の低さによる室内の圧迫感、燃費の悪さ、使い勝手の悪さ、装備の少なさなどを指摘し、同クラスの他車種と比べた際の劣勢を指摘しています。一方で、年式や走行距離だけでなく、メンテナンス状態や車の程度を重視して中古車を選ぶべきだとのアドバイスも目立ちました。

エルグランドってどうして人気ないんですかね?

エルグランドの人気がない理由として、回答者たちは、車高の低さによる室内の圧迫感と外観の迫力不足、ハイブリッドモデルがないことによる燃費の悪さ、2列目シートのスライド量不足や3列目の狭さなどの使い勝手の悪さ、LEDではなく豆球を使用するなどの装備の少なさと価格の高さによるコストパフォーマンスの低さを挙げています。同クラスのライバル車と比べた際の競争力の低さが、人気の低迷につながっているようです。

車高の低さによる圧迫感と迫力不足

回答者は、エルグランドがライバル車のトヨタ アルファードヴェルファイア(アルヴェル)やエルグランドの前モデルE51と比べて車高が10cm程度低いことを指摘。そのため、車内に圧迫感があり、外観も迫力に欠けると述べています。車高が低いメリットであるコーナリング安定性よりも、ミニバンに求められる広さや使い勝手が重視されているようです。

燃費の悪さとハイブリッド車の不在

E51よりは燃費が改善されたものの、ライバル車にあるハイブリッドモデルがエルグランドにはなく、燃費面で不利であると指摘されています。

使い勝手の悪さ

具体的には、「中途半端なセンターコンソールと無駄に多いドリンクホルダー」「2列目シートのロングスライド不可によるオットマン使用時の足元の狭さ」「狭く天井が低い3列目シート」「3列目を前に倒す収納方式によるラゲッジスペースの凸凹」「自転車やバイクを立てて積載できない」「プロパイロットなどの運転支援機能の不在」などが挙げられ、同クラスのミニバンと比べて使い勝手が悪いとされています。

装備の少なさと価格の高さ

エルグランドは、「今時LEDではなく豆球のオンパレード」と表現されるように、装備面で物足りないにもかかわらず、価格が高いと指摘されており、コストパフォーマンスが悪いとの評価です。

10年落ち13万キロ走ってるエルグランドは買わない方が良いでしょうか?

10年落ち・13万km走行のエルグランドについては、エンジン自体の耐久性は高いものの、この年式と距離では修理やトラブルのリスクが高いと多くの回答者が指摘しています。ただし、前オーナーによるメンテナンス状態が良好であれば、国産車なら十分に走れる可能性もあるようです。総じて、メンテナンス重視の姿勢で臨み、安易な購入は避けるべきとのアドバイスが目立ちました。

エンジンの耐久性

ある回答者は、「エンジンの点火系初期化を施せば、エンジンに関しては問題なし」と述べており、エンジン自体の耐久性は高いと示唆しています。ただし、これ以外の多くの回答では、以下のようなリスクが指摘されています。

メンテナンス状態の重要性

国産車であれば10万km超でも十分走れる可能性はあるものの、前オーナーによるメンテナンス状態が良好であることが条件だと多くの回答者が述べています。「シッカリとメンテナンスされていることが条件」「前オーナーの乗り方やメンテンナンスをキチンとしているか」など、メンテナンス重視の意見が目立ちます。

修理やトラブルのリスクの高さ

「ボチボチと壊れるのが我慢できるのなら買ってもいいのでは」「修理代がかかる事、覚悟であれば」など、この年式と走行距離では修理やトラブルのリスクが高いことを指摘する回答が多く見られました。

2010年式エルグランド中古で総額113万円走行距離5.8万キロは買いですか?

2010年式のE52前期型エルグランドについては、CVTや足回りの不具合リスクの高さが複数の回答者によって指摘されています。アルファードよりは古さを感じにくいというメリットはあるものの、税金の増加などのデメリットにも言及されていました。総じて、車の程度やメンテナンス状態を重視し、安価だからといって安易に購入すべきでないとの意見が目立ちます。

E52前期型の不具合リスク

2010年式はE52型の前期モデルにあたり、「さすがにちょっと古いのでCVTや足回り、パワステポンプあたりが心配」「前期は故障は残念ながら多いです…定番の故障があるのでそれを覚悟なら全然あり」など、CVTや足回りを中心とした不具合リスクの高さが複数の回答者によって指摘されています。

アルファードとの比較

「登録12年ですと来年で税金上がりますけど…それが許せるなら。このエルグランドは前期とはいえ型的にはまだ現行なので確かに12年前のアルファードよりはいいと思います」との回答があるように、アルファードよりは古さを感じにくいとのメリットは示されているものの、税金の増加などのデメリットにも言及されています。

程度重視の購入姿勢

「年式と走行距離と値段だけでは判断できません」「安い=何かしらが理由で減点されていると思っておいた方がいい」など、車の程度やメンテナンス状態を重視し、安価だからといって安易に購入すべきでないとの意見が目立ちました。

中古エルグランドが安い理由

中古エルグランドが安価な理由として、回答者たちは、同クラスのミニバンと比べた際の室内の圧迫感や使い勝手の悪さ、ハイブリッドモデルの不在による燃費の悪さ、古い設計と装備の少なさ、CVTを中心とした故障や不具合のリスクの高さを指摘しています。これらの要因が、エルグランドの中古車価値を下げ、結果として市場で安価に出回る原因となっているようです。

同クラスミニバンとの比較における劣勢

アルヴェルなど同クラスのミニバンと比べて、エルグランドは室内の圧迫感や使い勝手の面で見劣りすると指摘されています。2列目シートのスライド量不足や3列目の狭さ、自転車などの積載のしにくさ、運転支援機能の不足など、ファミリー層のニーズに十分に応えられていない点が安価な中古車価格の一因と考えられます。

ハイブリッド車の不在による燃費の悪さ

ライバル車には存在するハイブリッドモデルがエルグランドにはなく、燃費面での競争力が低いことが、中古車市場での価値を下げている可能性があります。「街乗りリッター4とか5でハイオク」という燃費の悪さは、長期的な維持コストの高さにつながります。

古い設計と装備の少なさ

エルグランドの現行モデルであるE52型は、2010年の発売から大きな変更なく続いており、設計の古さが目立ちます。貧弱な室内照明や、同クラス車で標準装備されつつあるプロパイロットなどの先進機能の不在は、中古車の価値を下げる要因の一つと言えるでしょう。

故障や不具合のリスクの高さ

CVTや足回りのトラブルは、E52エルグランドの弱点として知られています。こうした故障リスクの高さは、中古車の価値を大きく下げる要因となります。加えて、日産車全般に対する「壊れやすい」というイメージも、エルグランドの中古車価格を下押しする可能性があります。

まとめ

中古エルグランドを検討する際は、年式や走行距離だけでなく、オーナーによるメンテナンス状態なども十分にチェックすることが重要です。安易な選択は避け、自家用車としての使用目的に適しているかを見極めたうえで、納得のいく一台を選ぶことが賢明だと言えるでしょう。