プジョー208は、フランスの自動車メーカープジョーが製造するコンパクトカーです。スタイリッシュなデザインと優れた走行性能が魅力ですが、実際に購入して乗っているオーナーの中には、いくつかの後悔ポイントを感じている人もいるようです。ここでは、Yahoo!知恵袋に寄せられた質問と回答を参考に、プジョー208の後悔ポイントについてまとめていきます。

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プジョー208の後悔ポイントまとめ

プジョー208の後悔ポイントについて、ネットで確認できる口コミや評判をまとめています。

こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。

元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。

故障トラブルについて

プジョー208では、センタースクリーンのブラックアウトやウィンドウの意図しない開閉などのマイナートラブルが報告されています。深刻な故障は少ないものの、こうした不具合には注意が必要です。ただし、購入後3年間は無料修理の対象となるため、この間にトラブルを徹底的に解消しておくことがオススメです。

マイナートラブルの具体例

プジョー208オーナーから報告されているマイナートラブルには、以下のようなものがあります。

センタースクリーンのブラックアウト

ある オーナーによると、「車両の電源を入れてもセンタースクリーンが点灯しない。次の日は点灯した」というトラブルがあったそうです。プジョー208はセンタースクリーンでオーディオやエアコンを操作する設計なので、これが起こるとかなり不便です。

ウィンドウの意図しない開閉

別のオーナーは、「車を停めたあと、次の日に見るとウインドウの一つが数cm開いている。完全に閉めて駐車したはずなのに」と述べています。機械式駐車場に停めていたため実害はなかったものの、盗難のリスクが高まる怖れがあります。

致命的な故障の少なさ

一方で、プジョー208ではエンジンがかからなくなるなどの深刻なトラブルはあまり報告されていません。「走らなくなるなどの致命的なものはない」というのが、ベテランのプジョーオーナーの見解です。マイナートラブルに悩まされることはあっても、クルマ自体の信頼性は高いと言えそうです。

無料修理を활用するメリット

万一のトラブルに備えて、新車購入後3年間の無料修理サービスは有効活用したいところ。あるオーナーは「この間に不具合を徹底的に潰すよう」アドバイスしています。実際に高速走行中のエンジン不調を経験した人の例では、点火プラグ、燃料ポンプ、高圧ポンプの交換で事なきを得たとのこと。これらの交換を有料で行うとかなりの出費になりますが、無料修理期間中なら安心です。

維持費について

プジョー208の維持費は、国産車と比べてやや高めです。純正部品の使用が推奨または義務づけられており、特にエンジン関連の消耗品は純正品でないとトラブルの原因になります。ディーラー以外の専門店で整備することで費用を抑えられる場合もありますが、燃料代や下取り価格の面でも割高感は否めません。

純正部品の必要性とコスト

プジョー208の維持費がかさむ理由の一つは、純正部品の使用が推奨または義務づけられていることです。特にエンジン関連の消耗品は、純正品を使わないとトラブルのもとになります。過去にはタイミングベルトの材質不良によるリコールも発生しており、品質面でも純正品が安心と言えます。ただし、その分コストは高め。たとえばオイル交換でも、ディーラーに出すと部品代と工賃で2万円以上かかることがザラです。

燃料代と下取り価格

プジョー208はガソリンエンジン車がメインで、ディーゼル車ほどの燃費の良さはありません。さらにハイオク指定なので、レギュラー指定の国産車より燃料代は高めです。カタログ燃費と実燃費の差が大きいとの指摘もあります。また、プジョー車は下取り価格が低いのが通例。「あまりにも安い」という声もあり、複数年乗るつもりなら覚悟が必要です。その点、2年落ち程度の中古車は割安感があり狙い目かもしれません。

整備代を抑える工夫

新車のうちはディーラーで整備するのが無難ですが、それ以降は独立系の専門店を探すのも一案です。特にイタリアやフランスの車に強い工場なら、半額以下の工賃で済む場合もあります。パーツ持ち込みを認めている店なら、純正部品を安価なルートで入手して費用を抑えられます。ただし、オイルなどの消耗品は品質のわかるものを使うよう徹底したいところです。

装備使い勝手について

プジョー208の純正ナビは、操作性や画質の面で不満が多いようです。誤作動も報告されており、カーナビとしての完成度は高いとは言えません。エアコンも一般的な温度設定とは異なる独自仕様で、慣れが必要です。ドリンクホルダーの使いにくさ、ブレーキホールド機能の欠如なども、装備面での弱点と言えるでしょう。

ナビゲーションの問題点

プジョー208の純正ナビは改善の余地が大きいようです。「何もないところで衝突警報が鳴る」「画面がフランス語表示になる」など、誤作動が多いのが悩みの種。一説によると、ナビ機能をオプション解除し、AppleカープレイやAndroidオートを使う人が増えているそうです。純正ナビ画面は「画質が粗く読み込みも遅い」など、使い勝手への不満も聞かれます。ナビは頻繁に使う機能だけに、こうした問題はストレスになりがちです。

エアコンの独自仕様

プジョー208のエアコンは、一般的な温度設定ではなく「快適指数」という独自の数値で調整します。ある オーナーいわく、「夏場は1番下まで下げて寒くなってきたら徐々に上げていく」のが使いこなすコツだそうです。この辺りは、日本車と発想の違いを感じさせるポイント。慣れるまでは戸惑うかもしれません。

利便装備の不足

細かい装備面での不満も散見されます。ドリンクホルダーは「イマイチ」、日本車にはよくある運転支援機能も物足りないようです。とりわけ、渋滞時に重宝するブレーキホールド機能がないのは、ストレスに感じるオーナーが多い模様。ステランティス(プジョーの親会社)はブレーキホールド機能を全車で採用していないそうですが、その理由は不明です。

良い点

プジョー208は、優れた走行性能が最大の魅力です。しなやかな足回りと俊敏なハンドリング、パワフルなエンジンフィールは、多くのオーナーを満足させています。ユニークなフロントマスクを持つスタイリッシュなエクステリアや、先進的な雰囲気を醸し出すi-Cockpitインテリアも、他車にはない個性を放っています。

優れた足回りとエンジンフィール

プジョー208最大の魅力は、「他車とは一線を画す上質な走り」にあります。アウディA1と比較しても「遜色ない」と評されるしなやかな足回りは、街乗りから高速走行まで気持ちよく走れると好評。パワーモードの切り替えやパドルシフトの採用で、「パワフルなエンジンを存分に楽しめる」点も魅力です。過去に乗ったプジョー車と比べても、208は「安定していて気持ち良い」と評判です。正統派のホットハッチを思わせる走りは、多くの オーナーを虜にしているようです。

個性が光るエクステリア

プジョー208は、特徴的なフロントマスクが目を引くスタイリッシュなデザインが人気。「ライオンの牙」を連想させるLEDデイライトは、他車にはないアクセントになっています。この先、「ベンツやBMWが真似してくるかも」とウワサされるほどの個性を放っています。全体的に低重心でワイドなボディは、スポーティさと高級感を兼ね備えた佇まいです。

独創的なインテリアレイアウト

プジョーが誇る「i-Cockpit」と呼ばれる独創的なインテリアも、208の大きな特徴。ステアリングホイールを小さくすることで、奥にあるメーターパネルの視認性を高めたレイアウトは、まさに「コックピット」を想起させます。先進的な雰囲気と使い勝手のよさは、多くのオーナーに支持されているようです。ピアノブラック調のインテリアパネルなど、質感の高さも光ります。

まとめ

プジョー208は、マイナートラブルへの不安や装備面での使いづらさ、比較的高めの維持費など、後悔ポイントがないわけではありません。しかし、卓越した走行性能と洗練されたデザインは、そうした不満を補って余りある魅力があります。とくにプジョーファンの間では満足度の高い一台と言えるでしょう。購入を検討する際は、後悔ポイントもしっかり理解したうえで、それでもなお208の個性に惹かれるなら、思い切って選んでみるのもおすすめです。