日産キックスは2020年6月に発売されたコンパクトSUVです。ライバル車としてはトヨタのヤリスクロスやホンダのヴェゼルが挙げられます。キックスは先代の日産ジュークの後継モデルとも言えますが、よりスタイリッシュなデザインを採用しています。価格は227万円〜294万円となっており、パワートレインはe-POWERのみを設定しているのが特徴です。

安くて良い中古車が見つからない理由

意外に知られていませんが、良い車は業者間で先に買われてしまい、一般の人が良い車を安く買う事は難しいことを知っていますか?

業者が言うには、一般の人が見られる中古車情報はなんと「約30%」であり、残りの「約70%」は非公開情報となっているので驚きです!(そりゃ良い車は見つからないわけだ…)

しかし、今は欲しい車の条件を入力すれば流通段階の非公開車両をレポートにまとめて見ることができるようになりました!

特に品質が高い中古車を探している方にはおすすめで、保証が国産車最長10年可なので安心です。

スマホ・パソコンから簡単3分、完全料です。

⇒全国30,000台の中古車情報!非公開車両を探す【無料】

日産キックスが売れない理由は?評判まとめ

日産キックスが売れない理由について、ネットで確認できる口コミや評判をまとめています。

こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。

元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。

知恵袋に見る日産キックスの評判

知恵袋に投稿されたキックスの評判は賛否両論ですが、総じて厳しい意見が目立ちます。ユーザーからは「街中で見かける機会が少ない」「燃費がライバル車に劣る」「価格が割高」といった指摘が多数。「SUVなのに4WDがない」「室内空間の狭さ」など実用面での不満も目立ちました。

「外観は好き」など支持する声もありますが、キックスのデメリットを問題視するユーザーが多いようです。

発売から2年以上経過しているにも関わらず、未だにキックスへの評価は芳しくないと言えるでしょう。

【質問】日産キックスの存在を感じにくいのですが、売れていないのでしょうか?

ある質問者は「日産キックスの存在を感じにくいのですが、売れていないのでしょうか?」と投稿し、「2020年6月のデビューのはずなのでぼちぼち街中に見かける頃だと思いますが、ほんとたまにしか見ません」と述べています。これに対し、ベストアンサーでは「日本では2020年発売ですが2016年から売っているクルマで本来は振興国向けの安いSUVです」「日本のユーザーを馬鹿にしているようなクルマですね」と厳しい意見が寄せられました。

キックスは発売から約2年が経過しているにも関わらず、ユーザーからは「確かにたまにしか見ない感じがする」「ヴェゼルやヤリスクロスを見る頻度に比べたらあまりに少ない気がします」といった声が多く、街中での存在感の薄さが指摘されています。販売台数の面でもライバル車に大きく引き離されているのが現状です。

【質問】日産キックス良い車だとおもうけどなぜうれないんですか?

「日産キックス良い車だとおもうけどなぜうれないんですか?」という質問に対しては、ベストアンサーで以下のような理由が挙げられています。

  • 燃費の悪さ(ヤリスクロス:30.2km/L、ヴェゼル:24.8km/L、キックス:21.6km/L)
  • 4WD設定がない(ヤリスクロスヴェゼルにはあるのに対し、キックスは2WDのみ)
  • タイ生産なのに価格が高い
  • 「キックス」の車名イメージが悪い(以前は三菱のOEM軽自動車の名称だった)

キックスの良さを感じているユーザーからは、なぜ売れないのかという疑問の声が出ています。しかし、多くの人はキックスの「燃費の悪さ」や「SUVとしての実用性の無さ」を問題視しており、同クラスの車と比べて割高感も指摘されています。結果としてキックスは、良い車と評価しつつも購入に踏み切れないユーザーが多いようです。

【質問】日産キックスが高いっていう人が多いですが、ぶっちゃけ高くはないのでは?

キックスの価格に関して、ある質問者は「ぶっちゃけ、ハイブリッドで、プロパイロットあるし、フル装備だから高くはないのではないでしょうか?」と疑問を投げかけています。

これに対し、「要らない物たくさんつけて価格が上がってるので高いと言えるのでは?」「競合の車、ヴェゼルや、ヤリスクロス、CX-30が安い分価格の高さが悪目立ちしてると思う」といった意見が寄せられました。ハイブリッドシステムのe-POWERや、プロパイロットなどの先進装備を評価する声もある一方で、不要な装備によって価格が上がっているとの指摘もあります。

結論としては、キックスの価格設定については賛否両論といったところ。ただ割高感を感じるユーザーが多いのは事実のようです。特にライバル車と比較した際の価格差が目立つため、キックスの価格に不満を持つ人が少なくないと言えるでしょう。

【質問】なぜ日産キックスはヴェゼルやヤリスクロスと比べて全然売れていないのでしょうか?

質問者は、ライバル車のヴェゼルやヤリスクロスと比べ、キックスがなぜ売れないのか疑問に感じているようです。

ベストアンサーでは「日産ディーラーとの付き合いだけで買う層は限定的」「エクストレイルを断念してキックスというのはもっと理解しがたい。空間も積載力も差がありすぎる」と、キックスを積極的に選ぶ理由に乏しいことが指摘されています。

他の回答でも、キックスの弱点として以下のような点が挙げられました。

  • 旧プラットフォームの使い回し、ノートやマーチと同じで1〜2世代前の設計
  • 価格と燃費でライバル車に大きく見劣り
  • e-POWERシステムへの不安や飽き(バッテリー保証が5年しかない等)
  • タイ生産でコストを下げているにも関わらず、価格が高止まりしている
  • 同じ車格のヴェゼルやヤリスクロスと比べて全幅が狭く、室内空間で劣る

総じて、ユーザーからはキックスの商品力不足を指摘する声が多く、他車と比較して優位性を感じられない現状がうかがえます。

日産キックスが売れない理由のまとめ

知恵袋の意見を総合すると、日産キックスが売れない理由は以下の5点にまとめられます。

①後発モデルで新鮮味に欠ける(プラットフォームが旧型のまま)

「ノートクロスオーバーでも買えばいいんじゃないでしょうか。キャプチャーでもいいかも」といった意見からも分かるように、キックスはプラットフォームが旧型で新鮮味に欠けると指摘されています。マーチや先代ノートと同じプラットフォームを使っている点が問題視されているのです。

②燃費がライバル車と比べて見劣りする(ガソリンエンジン+モーターのe-POWERシステムの弱点)

「キックスの燃費では、エコカーとは言えない」「ハリアーより燃費が劣るっていうのが信じられませんでした」など、キックスの燃費の悪さを問題視する声が多数。ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたe-POWERシステムは、トヨタハイブリッド車に比べて燃費面で劣っており、環境性能が売りのSUVとしてアピール不足なのが現状です。

③価格設定が同クラス車と比べて割高感がある

「日産自体ノートに力を入れている。」「キックスをコミュニティー車として購入する人は少数でしょうからこれでは売りにくいだろう」といった意見が出ているように、キックスの価格設定には疑問の声が多い。ライバル車と比べて割高感があり、積極的に選ばれる理由に乏しいようです。

④SUVとしての実用性が物足りない(4WD設定がない、トランクスペースが狭い等)

「4WDも無いSUVは、いらない」という意見に代表されるように、SUVとして重要な4WD設定がキックスにはない点が問題視されています。また、ユーザーからは「ヴェゼルと比べるとサイズが微妙に小さい」「同じ車格のヴェゼルやヤリスクロスと比べて全幅が狭く、室内空間で劣る」など、キックスの実用性不足を指摘する声が多く見られました。

⑤ブランドイメージが弱い(日産車への不信感、他車との差別化ができていない)

キックスは日産ブランドのイメージ低下も売れ行き不振の一因と言えそうです。「日産の車は乗ってて楽しくない」と辛辣な意見が出る一方、「日産のおひざ元、横浜なので結構見かけますよ」といった声もあり、日産ファンでさえキックスを積極的に推せない現状がうかがえます。

知恵袋の評判まとめ

キックスは良くも悪くも賛否両論といった評判です。「外見は好きです。基本、日産の見た目かっこいい」「キックスのサイズ感やデザインを評価する声も一定数ある」など、支持する声も一定数あります。

しかし総じて、ライバル車と比べた際の商品力不足が目立ち、「日産の車は乗ってて楽しくない」「設計の古いクルマを海外から持ってきて、その後ノートを発売いくらクルマ音痴の日産が好きな人でもあえて選ぶ理由はない」など手厳しい意見が目立ちます。発売から2年以上経ってもなお、キックスの評判は芳しくないのが実情と言えるでしょう。

日産キックスの対抗車との比較

最後に、キックスとライバル車との比較を表でまとめておきます。

キックスヤリスクロスヴェゼル
価格227〜294万円199〜269万円239〜358万円
燃費21.6km/L30.2km/L24.8km/L
駆動方式2WDのみ2WD/4WD2WD/4WD

価格面ではキックスが最も高く、ヤリスクロスが最安値。燃費はヤリスクロスが30km/L超とダントツで、キックスは21.6km/Lと見劣り。ライバル車が2WDと4WDの選択肢を用意しているのに対し、キックスは2WDのみとなっています。

トータルで見ると、キックスはヤリスクロスやヴェゼルの完全下位互換と言わざるを得ません。価格は高いのに燃費は悪く、SUVとして重要な4WDの選択肢もない。ライバル車に対抗する手段に乏しいのが、キックスの現状だと言えるでしょう。

まとめ:日産キックスは本当に売れない車なのか?

キックスは発売前から日産の新たなヒット車になるのではないかと期待されていましたが、蓋を開けてみるとなかなか厳しい評価を受ける結果となりました。ライバル車に負けない販売実績を上げるためには、商品力の向上が急務だと言えるでしょう。とは言え、キックスのコンセプトや狙いは悪くありません。マイナーチェンジ等でさらなる進化を遂げることを期待したいところです。知恵袋を見る限り、キックスの評判はあまり良くない現状ですが、きっと満足している購入者も少なからずいるはずです。今後の巻き返しに期待が持てる車だと言えるのではないでしょうか。