フィアット500は、そのキュートなデザインと愛らしいフォルムで多くの人を魅了するイタリアンコンパクトカーです。街乗りでの取り回しの良さも人気の理由の一つですが、一方でイタリア車特有の故障の多さや、高額な維持費を不安視する声も少なくありません。そこで今回は、フィアット500の購入を検討する上での注意点や、実際のオーナーの評判をまとめていきます。

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フィアット500は後悔する?評判まとめ

フィアット500の後悔ポイントについて、ネットで確認できる口コミや評判をまとめています。

こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。

元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。

デュアロジックミッションの故障について

フィアット500のAT車に採用されているデュアロジックミッションは、その特殊な構造ゆえに故障が多いことで知られています。故障するとミッションユニット全体の交換が必要となり、修理費用は30万円以上にもなることがあります。MT車なら故障リスクは軽減されますが、他の部分の故障リスクは残ります。

デュアロジック故障は定番のトラブル

フィアット500のAT車に採用されているデュアロジックミッションは、その独特な構造ゆえに故障が多いことで知られています。知恵袋でも「デュアロジックの故障でしょうかね。これ消耗品です。修理に40万です」といった具体的な金額に言及する回答が寄せられており、オーナーの間でも定番のトラブルとなっています。

修理費用は30万円以上に

デュアロジックミッションは、故障するとミッションユニットごと交換が必要になるため、修理費用は非常に高額になります。「正規ディーラーだと容赦なくアッシー交換。部品代だけで240,000円、工賃と消費税で30万円の見積もりが出ます」といった知恵袋の回答も。

MTならリスク軽減も、他の故障は避けられず

ミッション故障のリスクを避けたいのであれば、MTのフィアット500を選ぶという選択肢もありますが、他の故障リスクまで減らせるわけではありません。エンジンやエアコンの故障など、AT車MT車に関わらず起こり得るトラブルは存在します。

購入前の注意点

フィアット500を購入する際は、イタリア車の扱いに慣れた専門店を選ぶことが重要です。ディーラーでの修理は高額になりがちで、必ずしも信頼できるとは限りません。故障リスクを理解し、メンテナンスできる店を見つけておくことが、長く乗るためのポイントになります。

購入は専門店で

フィアット500を購入する際は、イタリア車の扱いに慣れた専門店を選ぶことが肝心です。「故障が気になる場合フィアット(イタ車)はお勧めしませんよ(笑)」という知恵袋の回答にもあるように、メンテナンスできる店を見つけておくことが長く乗る上で重要です。「carshop パレット」のように遠方からわざわざ購入修理に訪れるユーザーも多いようです。

ディーラーの整備は割高で当てにならない

一般的にディーラーの修理は、高額になりがちです。「ディーラーでの作業は割高だったりあまり当てにならなかったりします」といった声もあり、やみくもにディーラーに頼るのは得策とは言えません。もちろん保証期間中は別ですが、経験豊富な専門店を見つけておくと良いでしょう。

大学生が乗るのは現実的か?

フィアット500は維持費が高くつくことが知られており、学生の身分では少し厳しい車かもしれません。とはいえ、無理のない範囲で憧れの車に乗ることは、かけがえのない経験になります。親のサポートがあれば心強いですが、家計とよく相談することが大切です。

維持費を考えると厳しい面も

フィアット500は維持費が高くつくことが知られており、学生には少し厳しい車と言えるかもしれません。「学生のバイト代だけで車が維持できるほど甘い時代ではありません」という知恵袋の回答も。

夢を叶える価値はある

とはいえ、「いやいや、良いですよ。学生のうちから500に乗って楽しんでください」「若いうちの思い出作りの視点も大切」といった意見も。無理のない範囲で、憧れの車に乗ることは、かけがえのない経験になります。

親のサポートは心強い味方

学生でフィアット500を維持するには、親のサポートがあると心強いでしょう。「親が買い与えてくれるのなら良いでしょうが」という知恵袋の回答も。ただし、無理を強いるのは避け、家計とよく相談しましょう。

狭さや実用性について

フィアット500の後部座席は非常に狭く、大人が乗るのは厳しいと言えます。割り切って2人乗りと考えるのが賢明でしょう。実用性よりもそのデザインを楽しむ車と割り切ることが大切です。一方で、コンパクトなボディは街乗りでの小回りの良さに一役買っています。

2人乗りと割り切るべき

「後部座席って狭いんでしょうか?」という質問に対し、知恵袋でも「狭いです。小柄な私でも「ちょっと窮屈だなあ」と思うくらい」と回答されています。フィアット500の後部座席は極めて狭く、大人が乗るのはかなり厳しいです。割り切って2人乗りと考えた方が良いでしょう。

デザインや雰囲気を楽しむ車

フィアット500は、ズバリ「実用性はありません」(知恵袋より)。あくまでもそのルックスを楽しむ車と割り切るのが賢明です。「あの雰囲気がいいじゃないですか」「超絶余談ですが…恋人を乗せてください。ムードがすごいです」といった声もあるように、その魅力的なデザインこそが最大の武器と言えます。

小回りの良さは実用的

一方で、全長3.5mに満たないコンパクトなボディは、街乗りでの小回りの良さに一役買っています。「街乗り用」というイメージは強いですが、駐車場探しが楽になるなどの実用的なメリットもあるのです。

総評

「イタリア車は「壊れるのも可愛い」くらいの気持ちじゃないと乗れませんよ」(知恵袋より)。フィアット500は魅力的な車である一方、故障リスクも高いのが実情です。「良い入院先を先に選んでおく事!」とアドバイスされているように、購入前からメンテナンスできる店を見つけ、ある程度の覚悟は必要でしょう。

「車にあまり時間をかけたくない方、興味が薄い方にはお勧めできません」というコメントにもあるように、フィアット500には割り切りも必要です。実用性の追求よりも、そのキャラクターを楽しむ車と腹をくくりましょう。

フィアット500への憧れはよく分かりますが、維持費の問題は無視できません。特に学生の身分では、慎重に検討する必要があるでしょう。とはいえ夢をあきらめるのは簡単です。よく考えた上で、自分に合った選択をすることが何より大切ではないでしょうか。