2019年11月に発売されたダイハツロッキーは、コンパクトSUVとして人気を集めています。トヨタライズの兄弟車でもあるロッキーは、力強いエクステリアデザインや使い勝手の良さが魅力ですが、一方で後悔する人もいるようです。

この記事では、ロッキーのデザインや内装、走行性能などについて、オーナーの声を交えながら詳しく解説していきます。

安くて良い中古車が見つからない理由

意外に知られていませんが、良い車は業者間で先に買われてしまい、一般の人が良い車を安く買う事は難しいことを知っていますか?

業者が言うには、一般の人が見られる中古車情報はなんと「約30%」であり、残りの「約70%」は非公開情報となっているので驚きです!(そりゃ良い車は見つからないわけだ…)

しかし、今は欲しい車の条件を入力すれば流通段階の非公開車両をレポートにまとめて見ることができるようになりました!

特に品質が高い中古車を探している方にはおすすめで、保証が国産車最長10年可なので安心です。

スマホ・パソコンから簡単3分、完全料です。

⇒全国30,000台の中古車情報!非公開車両を探す【無料】

ロッキーの内装装備面での後悔ポイント

ロッキーの内装は、全体的にプラスチック感が強く、安っぽさを感じるオーナーが多いようです。特に、インパネ周りの素材やデザインの質感に不満を持つ人が少なくありません。また、後席の狭さ、特に中央席の居住性の低さも問題視されています。装備面では、オートライト機能の設定や電動パーキングブレーキの非搭載、アダプティブクルーズコントロールの挙動など、改善を望む声が上がっています。

参考にしたサイトなど

ダイハツロッキーの評判について、インターネットから集めた情報をまとめていますが、主に以下のサイトを参考にしています。

元記事を見たい方は、記事のリンクになっていますのでそれぞれを参照してください。

インパネ周りの質感

ロッキーのインパネ周りは、硬質なプラスチック素材が多用されており、見た目も手触りも安っぽさを感じさせます。特に、インパネ上部のデザインは、ザラついた質感でチープな印象を与えてしまいます。素材の選択や肌理の工夫など、もう一段の質感向上が望まれるところです。

ドアトリムの材質

インパネ周りと同様に、ドアトリムにも硬質のプラスチック素材が使われています。コストダウンのためとは言え、触れる機会の多いドアトリム部分の質感の低さは、乗り心地を大きく損ねる要因になります。他社製品と比べても、ドアトリムの素材や仕上げには改善の余地がありそうです。

シート表皮の風合い

ロッキーのシートは、ファブリック表皮が標準となっていますが、その風合いに物足りなさを感じるオーナーが少なくありません。特に、長時間の運転では、チープな印象のシート表皮が快適性を損なう要因になりかねません。上級グレードではシート表皮の質感が向上するものの、ベーシックグレードでももう少し上質な素材の採用が望まれます。

後席の狭さ

ロッキーの後席は、クラス標準と比べても狭く感じられます。特に、頭上空間と足元空間の狭さが目立ちます。頭上空間については、天井が低く設定されているため、背の高い乗員には窮屈さを感じさせてしまいます。また、足元空間は、フロア中央のトンネル部分が盛り上がっているため、特に中央席での居住性が損なわれています。

後席のシートバックの角度

ロッキーの後席は、シートバックの角度が垂直に近い設定になっています。このため、長距離ドライブでは疲労感が蓄積しやすくなってしまいます。特に、子供を乗せる機会の多いファミリーユースでは、シートバックの角度の調整機能が欲しいところです。後席の快適性を高めるために、リクライニング機構の採用が検討されてもいいかもしれません。

ヘッドライトの点灯タイミング

ロッキーのオートライト機能は、周囲の明るさに応じてヘッドライトを自動点灯する便利な装備ですが、その点灯タイミングに不満を持つオーナーがいます。具体的には、夕方の明るい時間帯でもヘッドライトが点灯してしまい、対向車から煽られていると勘違いされてしまうことがあるようです。メーカー側には、センサーの感度調整など、点灯タイミングの最適化が求められます。

オートライトのオフ設定の手間

ロッキーのオートライト機能は、オフにするための操作が少し面倒だと感じるオーナーもいます。ライトスイッチを手動で操作する必要があるため、その都度、スイッチを切り替える手間が発生してしまいます。オートライトをオフにするための専用スイッチの採用など、操作性の向上が望まれるところです。

電動パーキングブレーキの欠如

ロッキーには、電動パーキングブレーキが搭載されておらず、従来のフットブレーキ式のパーキングブレーキが採用されています。このため、発進時や停車時の操作性に不満を感じるオーナーが少なくありません。特に、坂道発進時には、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み替えが難しく、スムーズな発進ができないことがあるようです。

アダプティブクルーズコントロールとの連携

アダプティブクルーズコントロールを使用する際、電動パーキングブレーキがないことで、利便性が損なわれてしまいます。停車時に自動でブレーキを保持してくれる機能がないため、ドライバーは常にブレーキペダルを踏み続ける必要があります。この点は、長時間の高速走行時などで、ドライバーの疲労につながりかねません。

アダプティブクルーズコントロールの追従性

ロッキーのアダプティブクルーズコントロールは、前走車への追従性能に改善の余地があります。例えば、前走車が減速した際、ロッキーが早めに反応して急ブレーキをかけてしまうことがあるようです。また、前走車がいなくなった際の加速も、スムーズさに欠ける印象があります。システムのさらなる洗練化により、追従性能の向上が期待されます。

レーダーセンサーの性能

アダプティブクルーズコントロールの性能を左右するのが、前方のレーダーセンサーです。ロッキーのレーダーセンサーは、悪天候時の検知性能にやや不安を感じるオーナーがいます。特に、濃霧や豪雨の際には、前走車の検知が不安定になることがあるようです。メーカー側には、レーダーセンサーの性能向上と、悪条件下での制御ロジックの最適化が求められます。

ロッキーのデザインについて

ロッキーのエクステリアデザインは、ダイハツ車らしからぬ迫力と存在感が特徴です。大胆なフロントグリルやゴツゴツとしたバンパーが、コンパクトなボディに個性を与えています。一方で、このデザインを「ダサい」と感じる人もいれば、「カッコいい」と評価する人もいます。デザインの好みは人それぞれであり、購入前に実車を見て確認することが大切だと言えるでしょう。

エクステリアデザインの特徴と評価

ロッキーのエクステリアは、ダイハツ車らしからぬ迫力あるデザインが特徴です。大きなグリルやゴツゴツとしたバンパーなどにより、コンパクトなボディサイズながらも存在感のあるスタイリングとなっています。このデザインを高く評価する声がある一方で、ダサいと感じる人もいるようです。

ダサいと感じる人の意見

ロッキーのデザインをダサいと感じる人は、「ごつすぎる」「やりすぎ感がある」といった意見を持っています。特に、フロントのデザインが好みではないという声が多いようです。また、他のコンパクトSUVと比べてデザインが奇抜すぎるという意見もあります。

カッコいいと感じる人の意見

一方で、ロッキーのデザインをカッコいいと評価する人も少なくありません。「力強さがある」「他の車と差別化できている」といった意見が多く見られます。また、アウトドアを連想させるスタイリングが魅力的だと感じるオーナーもいるようです。

ロッキーの走行性能乗り心地の評価

ロッキーの走行性能については、コンパクトなボディサイズがもたらす小回りの利く取り回しの良さが高く評価されています。また、1.0L直列3気筒ターボエンジンは、街中の走行では十分なパワーを発揮します。一方で、高速走行時のパワー不足や、アイドリングストップからの再始動時の振動の大きさ、サスペンションの固さによる乗り心地の悪さを指摘する声もあります。燃費に関しては、運転方法によって大きく変動するようです。

振動の大きさ、乗り心地の悪さ

ロッキーに乗っていて気になるのが、振動の大きさです。特に、アイドリングストップからの再始動時には、エンジンの振動が車内に伝わりやすいようです。また、suspension(サスペンション)の固さから、路面の凹凸をダイレクトに感じてしまい、乗り心地が良くないと感じる人もいます。

パワー不足を感じる場面

ロッキーのエンジンは、1.0L 直列3気筒ターボを搭載しており、最高出力98psを発揮します。街中の走行では十分なパワーを感じられますが、高速道路での追い越しなどでは、やや力不足を感じることがあるようです。ただし、ターボエンジンらしい低速トルクは健在で、日常使いでは不満を感じることは少ないでしょう。

燃費の大きな変動

ロッキーのカタログ燃費は、2WD車で20.7km/L、4WD車で17.4km/Lとなっています(いずれもWLTCモード)。しかし、実燃費は運転方法によって大きく変動するようです。オーナーからは、11km/L~18km/Lという幅広い数値が報告されています。エコドライブを心がければ、カタログ値に近い燃費を達成できるでしょう。

一方で取り回しの良さを評価する声も

ロッキーは、全長3,995mmというコンパクトなボディサイズながら、最小回転半径は4.9m(16インチタイヤ仕様)と小回りが利きます。街中の狭い道や駐車場などでの取り回しの良さは、多くのオーナーから高く評価されています。SUVらしい見た目でありながら、使い勝手の良さも兼ね備えていると言えるでしょう。

ロッキーとライズの違い

ロッキーとライズは、ダイハツとトヨタのOEM供給車であり、基本性能はほぼ同等です。両車に搭載されるパワートレインやプラットフォーム、主要装備など、多くの部分が共通化されています。最大の違いは内外装のデザインで、ロッキーの方がよりワイルドな印象を与えるのに対し、ライズはやや上質な雰囲気を醸し出しています。また、販売店舗数の多さから、ライズの方が販売台数およびリセール価格で優位に立っています。

基本性能はほぼ同等

ロッキーとライズは、ダイハツとトヨタのOEM供給車で、基本性能はほぼ同等です。両車ともに、1.0L 直列3気筒ターボエンジンと、D-CVTを組み合わせたパワートレインを搭載しています。また、プラットフォームや主要な装備なども共通化されています。

内外装デザインの違い

ロッキーとライズの最大の違いは、内外装のデザインにあります。エクステリアでは、フロントグリルやバンパーのデザインが異なり、ロッキーの方がよりワイルドな印象を与えます。インテリアでは、インパネ周りのデザインや素材の選択に違いがあり、ライズの方が若干上質な雰囲気を醸し出しています。

ライズの方が人気リセールに優れる理由

販売店舗数の多さもあり、ライズの販売台数はロッキーを大きく上回っています。また、トヨタブランドという安心感から、ライズの方がリセール価格も高い傾向にあります。総合的に見れば、ライズの方が人気リセール面で優れていると言えるでしょう。ただし、ロッキーのユニークなデザインを好む層も確実に存在します。

ロッキーに満足している人の意見

ロッキーに満足しているオーナーは、コンパクトSUVとしての使い勝手の良さを高く評価しています。十分な広さの車内空間や、SUVならではの高い見晴らしの良さが、日常使いでのストレスを軽減してくれるようです。また、ワイルドで存在感のあるエクステリアデザインや、豊富なボディカラーのバリエーションも魅力として挙げられています。燃費性能の高さとリーズナブルな価格設定も、オーナーの満足度を支える要因となっています。

コンパクトSUVとしての使い勝手の良さ

ロッキーに満足しているオーナーの多くが、その使い勝手の良さを評価しています。コンパクトなボディサイズながら、車内空間は十分に広く、日常使いでストレスを感じることはほとんどないようです。また、SUVらしい高い見晴らしの良さも、運転のしやすさにつながっています。

見た目の迫力存在感

ロッキーのデザインに満足しているオーナーは、その迫力と存在感を高く評価しています。特に、フロントマスクのインパクトの強さは、他の車にはない個性を感じさせます。また、ボディカラーのバリエーションが豊富なことも、オーナーの満足度につながっているようです。

低燃費な部類に入る

ロッキーの燃費性能は、コンパクトSUVの中では優れた部類に入ります。特にハイブリッド車では、カタログ燃費28.0km/L(WLTCモード)を達成しています。ガソリン車でも、エコドライブを心がければ20km/L近い燃費を実現できるでしょう。燃費の良さは、ランニングコストの低さにもつながります。

購入価格の安さ

ロッキーの購入価格は、ライバル車と比べてもリーズナブルな設定となっています。ガソリン車の場合、2WD車で168万円~、4WD車で198万円~(いずれも税込)で購入できます。コンパクトSUVとしては、比較的手の届きやすい価格帯だと言えるでしょう。コストパフォーマンスの高さは、オーナーの満足度を後押ししています。

まとめ

ロッキーのデザインについては、ダサいという意見とカッコいいという意見の両方があります。人によって評価が分かれる部分ではありますが、好みの問題と言えるでしょう。ロッキーのデザインを気に入るかどうかは、購入前に実車を見て確認することが大切です。

ロッキーの内装については、プラスチック感の強さや質感の安っぽさを指摘する声があります。また、後席の狭さ、特に中央席の居住性の低さは、オーナーの不満点の1つです。装備面でも、電動パーキングブレーキの非搭載やアダプティブクルーズコントロールの挙動など、物足りなさを感じる部分があるようです。

一方で、ロッキーの魅力は、コンパクトなボディサイズがもたらす取り回しの良さにあります。また、優れた燃費性能とリーズナブルな価格設定も、オーナーの満足度を高めています。SUVらしい見た目の良さと、使い勝手の良さを兼ね備えた車種だと言えるでしょう。

総合的に見れば、コンパクトSUVとしての魅力はあるが、人によっては後悔するポイントもある車種です。

ロッキーは、コンパクトSUVとしての基本的な魅力を備えた車種です。一方で、内装の質感やデザインのダサさなど、人によっては後悔するポイントもあります。購入前に、自分の好みや使用用途に合うかどうかを、よく吟味することが大切だと言えるでしょう。