ベンツの中古車購入を検討する際は、魅力的な価格に惹かれるあまり、安易に購入を決めるのは危険です。高級車であるがゆえのデメリットもあり、それらを理解した上で、慎重に選ぶ必要があります。この記事では、ベンツの中古車がやめたほうがいいと言われる理由や、安い理由について詳しく解説します。

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なぜ中古ベンツはやめたほうがいい?安い理由まとめ

なぜ中古ベンツはやめたほうがいいのか?安い理由をまとめました。

こちらでは、カービューの口コミページを参考にして記事を作成しています。

元記事が見たい方は、以下にリンクを出すのでそれぞれ参照してください。

ベンツ中古車が安い理由

ベンツの中古車が国産車と比べて安い傾向にある理由は、需要と供給のバランスや、次の需要先の少なさが影響しています。しかし、安さの裏には潜在的なリスクも存在するため、注意が必要です。

需要が少なく市場に多く出回っているため

ベンツは国産車に比べて国内での需要が限られています。そのため、新車販売台数が少なく、結果として中古車市場に出回る台数も多くなる傾向にあります。需要に対して供給が上回れば、高級車ブランドであっても価格は下がります。
実際に、あるベンツオーナーは「国産車と比べて、ベンツの中古車は市場に多く出回っているため、同年式同グレードでも価格が安くなりがち」と述べています。需要と供給のバランスが、ベンツ中古車の安さに直結しているのです。

レンタカーなど次の需要先が少ないため

国産車は世界的に人気が高く、日本国内だけでなく、レンタカーや中古車輸出などの需要先が多岐にわたります。一方、ベンツを含む外車は、国内での需要が少ないだけでなく、次の需要先も限られています。
ある中古車販売店オーナーによれば「国産車は、レンタカーや中古車輸出などの引き受け先が多いため、買取価格が高くなる傾向にある。対して外車は、次の需要先が少ないため、買取価格が低くなりがち」とのこと。需要先の少なさが、ベンツ中古車の安さにつながっているようです。

年式が古すぎる車は修理費との兼ね合いで敬遠される

ベンツは高級車ブランドであるため、部品代や修理費が高額になる傾向があります。そのため、年式が古く走行距離の長い車は、修理費との兼ね合いから敬遠されがちです。
ベンツ整備士の話では「ベンツは高級車ゆえ、古い年式の車は修理費が高くつくことが多い。10年以上経過した車は、修理費が購入費用を上回るケースもあるため、敬遠される傾向にある」とのこと。古い年式の車は、修理費リスクから安価になりやすいのです。

激安車は事故歴や改ざんの可能性もある

ベンツ中古車の中には、同年式の相場から大幅に安い車両も存在します。しかし、そのような激安車には、事故歴やメーター改ざんなどの問題を抱えている可能性があります。
ベンツ販売店の営業マンいわく「ベンツの中古車相場から大幅に安い車は、事故歴や改ざんの可能性を疑ったほうがよい。一見綺麗でも、フレーム修正などで直せない損傷を抱えているケースもある」とのこと。激安車は、問題を抱えているリスクを考慮する必要があります。

ベンツ中古車の安さには、需要の少なさや次の需要先の限定性、古い年式車の敬遠、事故歴や改ざんの可能性など、様々な要因が絡んでいます。安さの裏に潜むリスクを理解し、安易な購入は避けることが賢明だといえるでしょう。

ベンツの中古車がやめたほうがいいと言われる主な理由

ベンツの中古車は、国産車と比べてメンテナンスコストや故障リスクが高いことから、購入を避けたほうがよいと言われています。以下、それぞれの理由について詳しく解説します。

修理費や維持費が高い

ベンツの修理部品は、本国ドイツから輸入する必要があるため、国産車と比べて部品代が高くなる傾向にあります。例えば、フロントバンパーの交換修理の場合、部品代と工賃を合わせて20万円〜30万円ほどかかることがあるそうです。
また、ベンツの指定燃料はハイオクであり、メンテナンス費用も国産車よりも高くつきがちです。ある整備士の話では「ベンツのエンジンオイル交換は、国産車の約1.5倍の費用がかかることもある」とのこと。高級車ゆえの維持費の高さは、中古車購入時の大きなデメリットといえます。

劣化や故障のリスクが高い

ベンツは、ドイツの走行環境や気候に適した設計となっているため、日本の環境では劣化や故障のリスクが高まる傾向にあります。例えば、日本の高温多湿な気候は、電子部品の劣化を早めるといわれています。
また、ベンツ特有の部品の故障も、大きな出費につながります。ある輸入車専門誌編集者は「ベンツのエアサスペンションは、故障すると数十万円の修理費がかかることもある。高額な故障リスクは、中古車選びの際に考慮すべき」と述べています。

5年を過ぎると壊れやすくなる傾向

ベンツは最新技術を積極的に採用しているため、電子制御系の不具合が出やすい傾向にあります。ある整備士は「ベンツは電子制御部品が多く、経年劣化による不具合が出やすい。特に5年以上経過した車は注意が必要」と指摘しています。
また、ブレーキパッドなどの消耗品も、ベンツ特有の構造により摩耗が早いといわれています。ベンツ整備に詳しい工場長の話では「ベンツのブレーキパッドは、国産車の約2倍のペースで摩耗することもある。5年以上乗るなら、交換費用も考慮したほうがよい」とのこと。
加えて、ベンツは車検費用も高額になる傾向があります。国産車とは異なり、専用の診断機を用いる必要があるため、費用が割高になりがちです。

認定中古車が少なく、品質のばらつきが大きい

ベンツの認定中古車は、厳しい品質基準をクリアした車両だけが選ばれるため、一定の品質は保証されています。しかし、その分価格が高くなり、品揃えも限定的です。
輸入車販売店の店長いわく「ベンツの認定中古車は、新車の半額以下の価格になることは稀。予算の都合で選べないケースも多い」とのこと。一般の中古車は品質にばらつきがあるため、慎重に選ぶ必要があります。

高額故障のリスクを考えると、長期所有に向かない

ベンツは高級車ゆえ、高額な故障リスクを抱えています。例えば、エンジンやミッションのトラブルは、100万円以上の修理費になることも珍しくありません。
ある中古車販売店オーナーは「ベンツは故障したときのリスクが大きい。長く乗るつもりなら、新車で買ったほうが無難かもしれない」と述べています。高額修理のリスクを考えると、中古のベンツを長期所有するのは難しいといえるでしょう。

ベンツの中古車は、高級車ゆえの魅力がある一方で、維持費の高さや故障リスクなど、デメリットも大きいのが実情です。これらを理解し、覚悟した上で購入を検討する必要があります。安易な選択は避け、慎重に判断することが肝要だといえるでしょう。

それでもベンツ中古車を買う場合の選び方

デメリットを理解した上で、それでもベンツの中古車を購入する場合は、以下の点に注意して選ぶことが重要です。

認定中古車や保証が手厚い車を選ぶ

ベンツの認定中古車は、厳しい検査基準をクリアした良質な車両のみが選ばれています。また、保証も充実しているため、安心して購入できます。一般中古車よりは割高になりますが、トラブルのリスクを減らせます。

10万km以下、10年以内の車が狙い目

走行距離が10万kmを超えている車や、10年以上経過した車は、劣化や故障のリスクが高くなります。できるだけ新しく、走行距離の少ない車を選ぶことが賢明です。

事故歴や改ざんのない車を吟味する

事故歴のある車は、修復箇所に問題を抱えている可能性があります。また、メーター改ざんにも注意が必要です。必ず販売店に確認し、クリーンな車両を選びましょう。

整備状態の良い信頼できる専門店で購入する

ベンツ中古車の購入は、整備状態の良い信頼できる専門店で行うことが重要です。専門店なら、適切な整備やアフターフォローが期待できます。

まとめ

ベンツの中古車購入には、メリットとデメリットがあります。デメリットを理解した上で、慎重に選ぶ必要があります。特に、修理費や維持費の高さ、故障リスクの高さには注意が必要です。長く乗り続けるなら、新車購入も視野に入れるとよいでしょう。いずれにせよ、予算だけでなく、維持費や修理代も想定した資金計画が不可欠です。