2022年7月に発売された新型日産エクストレイルは、先代モデルから大幅な変更が加えられ注目を集めています。先進安全装備の拡充やe-POWERの搭載など話題は尽きませんが、ネット上では良い評価と悪い評価に分かれているのが現状です。そこで今回は、Yahoo!知恵袋に寄せられた新型エクストレイルに関する質問や回答をまとめ、そのメリットとデメリットを探っていきます。

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エクストレイルの新型はひどい?知恵袋まとめ

エクストレイルの新型はひどいのかを、ネットで分かるクチコミ評判でまとめました。

こちらでは、ヤフー知恵袋を参考に解説を作成しています。

元記事が見たい方は、以下にリンクを出しますのでそれぞれ確認してください。

新型エクストレイルの良い点(知恵袋より)

Yahoo!知恵袋では、新型エクストレイルのパッケージングの良さや走破性の高さを評価する声が目立ちました。車内の広さや使い勝手の良さ、アウトドア向きの実用性が魅力とのこと。また、オフロードモードを備えたe-4ORCEの四駆システムや、プロパイロットなどの先進運転支援機能も好評のようです。総じて日常使いからアウトドアまで、幅広いシーンで活躍が期待できるクルマとして高い評価を得ていました。

パッケージングと使い勝手の良さ

知恵袋では、新型エクストレイルのパッケージングを評価する声が目立ちます。ある回答者は「ファミリーカーとしても使いやすいだけでなく、アウトドアユースにも向きます」と述べており、車内の広さや使い勝手の良さを指摘。さらに「最小回転半径が控えめなのも良いですね」と、取り回しの良さもポイントのようです。

また、別の回答では「Gに乗ってますが知り合いは先代エクストレイルに乗っていて新しいの欲しいけど値段高すぎて買えない」という声も。新型モデルの魅力は感じつつも、価格面で手が届かないユーザーもいるようですね。それだけパッケージングへの評価は上々と言えるでしょう。

オフロード性能の高さ

Yahoo!知恵袋のユーザーからは、新型エクストレイルのオフロード性能を好意的に捉える向きも多いよう。「四駆制御もオフロードモードを備えています」「(e-4ORCEは)前後個別に駆動力を制御できる四駆というのは確実にアドバンテージはありますよ」など、4WDシステムへの評価は上々。

一方で、「やった事はありませんが、こいつで雪道の下りは走りたくないです」という意見も。オフロード性能は高いものの、クルマの重量が災いして、雪道など限界の低い路面ではかえって不安定になる恐れがあるようです。とはいえ総合的に見れば、オフロード走行を想定したユーザーにとって、新型エクストレイルの四駆性能は魅力的に映るのでは?

プロパイロットの便利さ

プロパイロットを便利だと感じている新型エクストレイルオーナーの声も散見されます。Xグレードに乗っているあるユーザーは「高速道路でのプロパイロットは楽です」とコメント。渋滞時や長時間の運転で、ドライバーの負担を軽減してくれる頼もしい味方と言えそうです。

ただ、プロパイロットに頼りすぎるのは禁物。あくまでもドライバーをアシストする機能であり、自動運転ではありません。車線変更など、システムの範疇を超える動作は、ドライバー自身の判断で行う必要があります。便利さと同時に、プロパイロットの限界も理解しておくことが肝要でしょう。

新型エクストレイルの悪い点(知恵袋より)

新型エクストレイルには車重増加に伴う弊害を指摘する声も多数見られました。ライバル車と比べ200〜300kg重く、雪道などでの走行安定性の低下が懸念材料に。燃費面でも実燃費の悪さを嘆くユーザーが多いよう。加えて車両本体価格の高騰や、ツートンカラーの納期の長さにも不満が出ているようでした。優れた基本性能を持ちながらも、価格面や車重のデメリットが購入の障壁になっている印象です。

車重による走行安定性への影響

車重増加が招く弊害を指摘する声は、Yahoo!知恵袋でも目立ちます。ある回答者は、新型エクストレイルがRAV4やフォレスターに比べ、200〜300kg重いことに言及。「重量より駆動トルクが勝っているので、加速力は申し分ありません」としつつも、雪道などでの走行安定性には懸念を示しています。

別の回答でも、「重さなりの挙動になるでしょうね」「安定していると思ったら、いきなり限界がくるとしか思えません」など、同様の指摘が。オーバースペックな駆動力は、かえって雪道などの走行フィールを限定してしまうのかもしれません。

実用燃費の悪さ

e-POWER搭載車として話題の新型エクストレイルですが、その実燃費の悪さを嘆く声は少なくありません。「燃費がもう少し良ければいいが」といった感想や、「重量増で燃費も犠牲に」といった指摘も。e-POWERのメリットを十分に享受できていないユーザーが多いようです。

この背景には、e-POWERのシステム自体の特性もありそう。モーターで走行しつつエンジンで発電するというシステム上、一般的なハイブリッド車と比べるとガソリン消費量が多くなるのは宿命。重量増もあいまって、カタログ燃費との乖離を実感する人が続出しているのでしょう。

高すぎる車両本体価格

知恵袋では、新型エクストレイルの価格設定に不満を持つユーザーの声も目立ちます。「とても手が届くような値段設定ではなくなってしまいましたし」「SUVとして無骨に使いこなせるようなものから、何を考えてか、都会のアスファルト専用にでもなったような感覚さえある」など、辛辣なコメントも。

価格高騰の背景には、パワートレインの問題もありそうです。ガソリン車が設定されておらず、e-POWER一本に絞られているため、価格を抑えるのが難しいのでは?という見方も。ある程度のグレード選択の幅を用意することで、ユーザーの多様なニーズに応えられたのかもしれません。

ツートンカラーの納期の長さ

ツートンカラーの納期の長さに、苛立ちを隠せないユーザーの声も散見されます。「ツートンカラーだと今月契約をいただいても納車が来年2月」「契約から1年待ったと言ってました」など、納期の長期化が購入意欲をそぐ一因になっているよう。

この納期の長さには、半導体不足など部品供給の問題が関係しているのかもしれません。ただ、需要過多が原因だとすれば、ディーラー側の対応にも一考の余地がありそう。「先に受注を受けた方からの順」という説明だけでは、客の不満は募るばかり。適切な情報提供を含め、丁寧なフォローが求められるのではないでしょうか。

総評

Yahoo!知恵袋の書き込みを見る限り、新型エクストレイルにはメリットとデメリットが混在しているよう。ファミリーカーとしての扱いやすさ、オフロード性能の高さは評価する声が多い一方で、車重増加による弊害や燃費の悪さ、価格の上昇などを懸念する向きも。

総じて言えば、新型エクストレイルはその人のライフスタイルや予算に合致しているかどうかがポイントになりそうです。中型SUVならではの使い勝手の良さは魅力的ですが、出費面のデメリットは無視できません。しっかりと吟味して購入を決めるのが賢明と言えるでしょう。

おわりに

今回は、Yahoo!知恵袋の情報を元に、新型日産エクストレイルの評判をまとめてみました。格好良いスタイリングや先進装備はメリットである反面、燃費や価格はデメリットのよう。

ただ、知恵袋の評価はあくまで一部のユーザーの感想に過ぎません。実際の購入に際しては、ディーラーでの試乗などを通じて、自分の目で確かめることが大切。多角的に情報を集め、冷静に判断することをおすすめします。