シエンタはトヨタが販売するコンパクトミニバンで、ファミリーユースに適した車として人気があります。一方で、長距離ドライブや高速道路での走行時の疲労に関する不安や関心も寄せられています。そこで今回は、オーナーの実際の声を基にシエンタの高速走行についてまとめていきます。

安くて良い中古車が見つからない理由

意外に知られていませんが、良い車は業者間で先に買われてしまい、一般の人が良い車を安く買う事は難しいことを知っていますか?

業者が言うには、一般の人が見られる中古車情報はなんと「約30%」であり、残りの「約70%」は非公開情報となっているので驚きです!(そりゃ良い車は見つからないわけだ…)

しかし、今は欲しい車の条件を入力すれば流通段階の非公開車両をレポートにまとめて見ることができるようになりました!

特に品質が高い中古車を探している方にはおすすめで、保証が国産車最長10年可なので安心です。

スマホ・パソコンから簡単3分、完全料です。

⇒全国30,000台の中古車情報!非公開車両を探す【無料】

シエンタで高速は疲れる?評判まとめ

シエンタで高速は疲れるのかについて、ネットで確認できる口コミや評判をまとめています。

こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。

元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。

長距離・高速走行時の疲労に関する質問と回答

ある知恵袋ユーザーから、「前モデルのシエンタで長距離運転の疲れはどうでしょうか?車中泊もしたいので検討しています」という質問が寄せられました。

これに対し、「フィットなどのコンパクトカーに比べるとシエンタは視点が高く、運転姿勢も楽なので疲れにくい」といった回答がありました。

具体的には、質問者本人が「コンパクトカー(フィット)で1日1000km走るようなことはしてきました」と述べているのに対し、回答者は「視点の高さや運転姿勢でフィットよりシエンタの方が有利でしょう。フィットと比較すれば疲れにくい傾向にあると思われます」とアドバイスしています。

シエンタのような背高のミニバンは、セダンやハッチバックに比べて着座位置が高く、より広い視界が確保しやすいのが特長です。また、大柄な車内空間により、狭さによる圧迫感が少なく、ゆったりとした運転姿勢を取りやすいのも疲労軽減につながるポイントと言えるでしょう。

レーダークルーズコントロールについての質問と回答

「新型シエンタのレーダークルーズコントロールは完璧なのでしょうか?使わない方が良い場面はありますか?」という質問が投稿されています。

回答者は「運転支援は、完璧と考えるべきではありませんが、とっても、頼りになるものです」としつつ、「高速の出口では、『レーダークルーズコントロール』は、解除するべき。あるいは、下道の、制限速度に設定し直すべきです」とアドバイスしています。

別の回答でも、「完璧なものではありません」「今の車のACCでも割り込まれるとついブレーキを踏んでしまいます」といった指摘や、「高速の出口等では、前走車があればその速度に合わせてついていきますのでそのまま進入することもあります。前走車がいない場合には軽くブレーキを踏みACCを解除しています」など、運転支援技術の限界について言及されていました。

toyota.jpによれば、レーダークルーズコントロールは「急カーブのある道」「曲がりくねった道」「雨天時や、凍結路・積雪路などのすべりやすい路面」「急な下り坂や急で勾配の変化が激しい坂」では使用しないよう注意喚起されており、支援機能を過信せず状況に応じて上手く活用することが肝要だと分かります。

高速走行の快適性に関する質問と回答

「シエンタは高速道路を走行しても快適ですか?ガソリンスタンドに寄らずに東京の小菅ICから神奈川の磯子ICまで行けますか?」という質問に対し、「人によります」「ガソリンの残量によります」といった回答が寄せられました。

「小菅磯子間約60km、いつのシエンタか存じませんが、初代1.5Lなら14.0km/Lです。60÷14≒4.3Lしか消費しません。燃料タンクは45Lですので45÷4.3≒10片道走行できます」と、シエンタの燃費と航続可能距離について言及されています。

高速走行における快適性の感じ方は個人差が大きいものの、燃費の面ではシエンタは優秀で、ガソリン満タンにすれば400km以上は十分に走行できることが分かります。

ただし、別の回答者が「高速などの運手や燃費などは良いですよ。高速の波にも乗れるし悪くは無いと思います。未だ長時間は8時間までしか乗ってはいないのですが悪くは無いですよ」と述べているように、シエンタは必ずしも高速向きとは言えず、8時間を超える長時間の運転では疲労がたまるかもしれません。シエンタの高速走行については、ある程度は快適に走れるものの、長距離ドライブには向かない面もあると言えるでしょう。

ハイブリッド車の高速走行に関する所感

あるユーザーの「シエンタ(ほぼフル装備の5人乗り)にしましたが、ハイブリッドでも高速道路で長時間流れをリードするのは困難!!」という率直な感想が投稿されています。

これに対し、「ハイブリッドでもじゃなくて、小型車のハイブリッドだからそんなもん。トヨタの別の小排気量ハイブリッドと同じボディのガソリン車を乗り比べた事があるけど高速道路はガソリン車の方が余裕がある。燃費はハイブリッドだけどね」といった指摘や、「そう感じるユーザーが存在するということですね。私もシエンタハイブリッドに乗っていますが、高速走行、街乗り、燃費のいずれも満足しています」など、シエンタハイブリッドの高速走行に関して賛否両論の意見が見られました。

エンジンサイズの小さな車両をベースとしたハイブリッドカーは、モーターのアシストがあっても高速域での力強さに欠ける傾向があります。同クラスのガソリン車と比べてパワー不足や追い越し時の頼りなさを感じるユーザーが多いのが実情のようです。

ただし、ハイブリッドカーの最大の強みは優れた燃費性能です。高速走行でもその真価を発揮するため、移動コストを抑えたい人にとっては大きなメリットになります。加えて、シエンタのようなファミリーカーは、そもそも高速で他車を引っ張るような走りが求められているわけではありません。自分のペースでゆったり走れれば十分だと割り切ることも大切かもしれません。

最高速警告音に関する質問と回答

「1月に購入したシエンタに乗っています、今日、初めて高速に乗ったのですが、70キロ超えるとエラー音が鳴り続け、結局69キロ以下で走り続けていました」というユーザーの困惑の声が投稿されています。

この現象について、ある回答者は「RSA(ロードサインアシスト)で認識した最高速度を上回っているって感じのようにも思われます。必要に応じてシステムをOFFにするのが良いのかな?って思いますが」と推測しています。

toyota.jpのマニュアルによれば、RSAは「道路標識の制限速度を超えた場合、制限速度を表示し、制限速度超過している旨をお知らせします」とのこと。おそらく、質問者の走行していた高速道路の最高速度が70km/hに設定されていたため、それを超過するとアラートが作動したのだと考えられます。

この警告音はシステムをOFFにすれば鳴らなくなりますが、一方で速度超過を注意喚起してくれる機能でもあります。「高速道路が80キロ規制なので、基本それ以上出すと、鳴るしくみとのことでした。

新しく車は、スピードを出さないように設計されてるようですね」という質問者の追記にもあるように、昨今の車両は安全運転を励行する方向に舵を切っているのが特徴。エラー音には煩わしさを感じるかもしれませんが、ある程度は制限速度を守って走ることが望ましいと言えるでしょう。

まとめ

シエンタは同クラスの車と比較すると、疲労の少なさや燃費の良さ、使い勝手の良さは高く評価されているようです。一方で、レーダークルーズのような運転支援機能も状況によっては万能ではないことは理解が必要です。

パワー不足や警告音の煩わしさなど、クルマ選びではシエンタの長所と短所をよく理解したうえで、自分の用途に合うかどうかをしっかり見極めることが肝心だと言えるでしょう。