デリカD:5は人気のSUVタイプのミニバンですが、維持費が気になるという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、知恵袋でのデリカオーナーの声を参考に、ガソリン車とディーゼル車の違いや、ライバル車との比較などを交えつつ、デリカD:5の維持費の評判について詳しく解説します。

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デリカ維持費の評判まとめ

デリカの維持費についてネットで確認できる口コミや評判をまとめています。

こちらでは、主にヤフー知恵袋の記事をもとにページ作成しています。

元記事を見たい方は以下にリンク一覧を出すのでそれぞれ確認してください。

デリカD:5のガソリン車が安い理由

デリカD:5のガソリン車は、ディーゼル車に比べて燃費が2km/L以上劣るため、人気が低くなっています。また、現行モデルではディーゼル車のみが外観を一新したのに対し、ガソリン車は旧型のままであることから、見た目の古さも相まって、中古車市場での価格が安くなる傾向にあるようです。

燃費の差による人気の偏り

デリカD:5のガソリン車(2.4L)の実燃費は、ユーザーの報告によるとリッター10km前後とのこと。一方、ディーゼル車(2.2L)の燃費は12km/L程度と、2km/L以上の差があります。さらにディーゼル車は燃料の軽油が安いことから、ランニングコストでも有利。そのため、中古車市場ではディーゼル車に人気が集中し、ガソリン車の相場が安くなっているようです。

モデルチェンジによる外観の違い

現行モデルのD:5はマイナーチェンジを経て、ディーゼル車のみがフロントマスクなどのデザインを一新。ガソリン車は旧型の外観のままとなり、新旧の差が歴然としています。見た目の新鮮さを求める買い手が多いため、ガソリン車は古臭く感じられ、人気が落ちているのでしょう。ディーゼル車を選ぶ人が多いのは、単に燃費面だけでなく、外観の魅力度の差も大きいようです。

20万km以上乗ったユーザーの意見

20万km以上乗ったデリカD:5ユーザーの多くが、大きなトラブルに見舞われていないと報告しています。エンジンのタイミングベルトは10万kmごとの交換が推奨されますが、適切なメンテナンスを行えば、20万km超でも問題なく走行できるようです。一方、ガソリン車に採用されているCVTの耐久性については不安を感じるユーザーが多く、定期的なオイル交換などが重要となります。

10万kmごとのタイミングベルト交換を推奨

デリカD:5のエンジンはタイミングベルト式を採用しており、ベルトの交換が必要です。あるユーザーの談では、10万kmを目安に交換するのがベストとのこと。ただ、13万km走行時点でベルト交換をしていなくても、特に問題なく走行できているそうです。とはいえ、タイミングベルトは消耗品なので、定期的な点検と交換を怠らないのが賢明と言えるでしょう。

CVTの耐久性は不安要素

デリカD:5のガソリン車に採用されているCVTは、同クラスの車両サイズに対して少し容量不足との指摘も。20万km近く走行するとCVTのトラブルが心配だと感じているユーザーが多数います。実際、高走行車になるとCVTの調子が悪くなったという報告もちらほら。定期的なオイル交換などのメンテナンスを欠かさず、異変を感じたら早めの修理を心がけたいところです。

適切なメンテナンスで壊れにくさは折り紙付き

20万kmを超える長距離を走ったデリカD:5オーナーの多くが、大きなトラブルに見舞われていないことを報告しています。適切にメンテナンスを行えば10万km超でも普通に走れるとの声が多数。消耗品の交換さえ定期的に行っていれば、三菱車の堅牢さは折り紙付きだと言えます。22万kmを走破した現役D:5オーナーの意見からも、故障知らずの頑丈さがうかがえます。

デリカD:5とライバル車の維持費比較

デリカD:5と同じくSUVタイプの車両であるトヨタのハイラックスやランドクルーザープラドと比べると、車検費用や重量税の面でデリカD:5が有利です。ただし、燃費についてはライバル車種に分があり、年間の燃料代が数万円ほど高くなる可能性があります。しかし、高速料金なども含めた総合的な維持費では、デリカD:5がお得になるケースも多いようです。

ハイラックスやプラドはどちらも高め

デリカD:5と同じくSUVタイプのボディを持つライバル車として、トヨタのハイラックスとランドクルーザープラドが挙げられます。しかし、ユーザーの証言を総合すると、どちらもデリカD:5よりも維持費が高くつきそう。車検費用は、商用車扱いの1ナンバーであるハイラックスが毎年必要で、プラドもハイグレードゆえに重量税がかさむため、5ナンバーのデリカD:5が最も安く済みます。

燃費面での劣勢

ただし、燃費の面ではデリカD:5はライバル勢に分があるようです。プラドのディーゼル車の実燃費は10km/L前後とのこと。仮に街乗りメインで、1万kmの年間走行なら、単純計算で軽油価格を1L100円として、プラドはデリカD:5よりも年間燃料代が約2万円高くなります。ただ、50km以上の遠出が多いなら、高速料金まで含めた総合的な維持費では、1ナンバー車の割り増しなども加味して、デリカD:5が有利になるケースも多いようです。

故障が多いという評判について

デリカD:5では、ラジエーター周りのトラブルが比較的多く報告されています。10万km前後での液漏れや亀裂などが代表的な例です。また、オイル漏れやセンサー類の不具合なども見られますが、これらは高走行車では避けられないトラブルとも言えます。適切な点検整備により、大事に至る前に対処することが重要です。一方、丁寧にメンテナンスを行えば20万km超でも故障知らずのケースもあり、故障の頻度には個体差もあるようです。

ラジエーター関連のトラブルは要注意

デリカD:5ユーザーからの報告で比較的多いトラブルとして、ラジエーター周りの不具合が挙げられます。走行10万km前後でラジエーターに亀裂が入ったり、液漏れが発生したりするケースが散見されます。ラジエーターは消耗品でもあり、大事に至る前に交換すれば問題ありません。ただ、構造上交換に労力がかかるため、交換費用もやや高額になります。

オイル漏れやセンサー類のトラブルも

ラジエーター以外にも、オイル漏れやO2センサー、バキュームホースの劣化などのトラブルも報告されています。ただ、10万km以上の高走行車では、これらのトラブルは避けられないともいえます。こうした不具合も、定期点検で早期発見早期対処を心がければ、致命傷にはならないはずです。

丁寧なメンテで故障知らずも

一方で、20万km超の走行でもメンテナンス次第でトラブルはほとんど起きていないとの声もあります。やはり、日頃からきちんと点検整備を行い、異変にいち早く気づける目を養うことが大切。前オーナーが丁寧にメンテナンスしていたかどうかが、クルマの調子を左右するとも言えそうです。

不運な個体差も

適切にメンテナンスを行っても、どうしても故障が頻発するという不運なケースもあるようです。どんなクルマでも一定の確率で、不具合の出やすい個体というのは存在するもの。中には、購入後まもなくエンジントラブルに見舞われ、泣く泣く手放したというユーザーも。「三菱だから壊れやすい」というわけでなく、故障の頻度には個体差もあるのでしょう。

おわりに

デリカD:5は広い室内空間と悪路走破性を兼ね備えた魅力的なクルマですが、燃費の面ではライバル車に一日の長があるのは事実。とはいえ大きな故障も少なく、メンテナンスを適切に行えば長く付き合えるクルマだと言えそうです。気になる方は実際の車両をチェックして、総合的に判断することをおすすめします。