ベンツに代表される外車は日本での新車価格が高い傾向にあります。
このようなとき、出来る限り安く買う方法はあるのでしょうか?
こちらでは、ベンツや外車を安く買う方法について解説していきます。
ベンツ・外車を安く買う方法
新車の外車を購入する際、ディーラーとの交渉やライバル車との比較を上手く活用することで、お得に購入することが可能です。
またベンツや外車を安く買うには購入するタイミングも重要です。
以下に、新車外車を安く買う方法やタイミングについて簡単に箇条書きします。
- 前年式モデルの購入: 新しいモデルが登場した際に、前年式モデルの価格が下がるとき
- 輸入車ディーラーのキャンペーンを利用: 輸入車ディーラーは、新車の販売促進のためにキャンペーンや特別割引を行うとき
- オプションやアクセサリーの交渉で無料などにしてもらう
- 購入時期を見極める: 年末やモデルチェンジのタイミングなど、車の需要が低くなる時期に購入することで、ディーラーが値引きに応じやすくなります。
- 中古で買う
以上のように、一般的な方法ではありますが高い新車外車を購入するときには気にすることでお得に車を買うことに役立ちます。
特にタイミングが重要で、新車は高いので中古で買うことをおすすめしています。
一方で、外車はメンテナンス状況で車の状態が変わるので、やっぱり新車が良いという場合も少なくありません。
そこで次に、外車を新車で買うときの注目点を個別に簡単解説します。
外車ディーラーで新車を買うときの利点
外車ディーラーで新車を買うときの利点は、ディーラーが用意した融資の金利がかなり低金利なことです。
日本では、ディーラー系の融資は比較的高い金利を取られることが多いわけですが、輸入車のディーラーでは年利1.0%前後などとても低金利での融資をしてくれるのです。
そのため、信用力さえあれば低金利で車を買うことも可能であり、新車を買うほどの車好きであって外車を検討していたならば、この融資は有効に使うべきでしょう。
私は新車プレミアム※が嫌いなので、利用する機会はなさそうですし、積極的にお勧めもしないのですが、状況に合う方は使っても良いと考えています。
※新車プレミアムとは、「新車である」というだけで2割ほど価格が高くなっていることで、ナンバープレートを付ける(登録する)と中古車扱いになるので2割ほど価値が落ちる残念な価値変化の俗称
外車の価格設定は1.2倍から1.5倍
このことは中古車市場のみならず、新車においても顕著に現れていて、人気ドイツブランドのメルセデス・ベンツは本国では大衆車から高級車まで取り扱う総合車メーカーですが、日本においては高級車というイメージを利用して現地よりも高い価格設定で販売されています。
メルセデス・ベンツも大衆車メーカーですが、特にフォルクスワーゲンなんて一番良い例になるでしょう。
フォルクスワーゲンは直訳すると「大衆車」で、日本のトヨタと同じような大衆車メーカーなのです。
でも、新車価格については当然同じグレードの国産車よりも高いです。
ライバル車を引き合いに出す方法は期待できない
日本で車を安く買おうと考えるときには、競合する車同士を比べて、値引きを引き出すという方法をとりますね。
それが外車の場合にはあまり有効に使えません。
もちろん、この戦術を部分的には使えるかもしれませんが、外車はどちらかというと強気のマーケティングを取っているケースが多いのです。
なお、まだ外車ディーラーの場合には実際そこまで冷たくない印象ですが、国産車の高級志向メーカーでは、値引きの価格交渉をするような人を相手にされない場合が多いので注意してください。
面白いのはレクサスはトヨタ系列なのですが、対応の冷たさでいえば外車ディーラー顔負けで、レクサスで冷たくあしらわれた後にドイツ系に行くとなぜだか癒されるのは、外車ディーラーをまわったことがある方の共通体験ではないでしょうか。
並行輸入はおすすめか?
ベンツの新車を安く買うならば、並行輸入が最も有力な方法になります。
というのも、新車は車体価格の設定も高いですし、値引きも鉄壁なのでここまで話したようにローン金利ぐらいしか有利な点はありません。
そこで正規ルートで輸入される場合には、日本でベンツを売る場合に1.5倍など高い価格設定である反面、並行輸入ならばその高い価格設定は本国価格で買えることは魅力的です。
並行輸入の場合には手続きが面倒なことに加えて輸送費や税など上乗せされるので、一概に全部が有利とは言いませんし、メンテナンスは難航し型式フメイになるので任意保険は割高になります。
しかしながら、それでも日本正規輸入ベンツよりは安くなりますので、並行輸入は一つの選択肢となります。
また、新車ということにこだわらないけれども中古車ということも嫌ならば、新古車を狙っていくのもおすすめです。
新古車とは、登録を受けているので新車としては販売できないが、それに近いほとんど使用されていない中古車、またはそれに同等の中古車をいう。新古車が発生する理由は展示車や試乗車の他、販売店が販売目標を達成すると報奨金が得られる目的で、自ら車を買って中古車市場に売るで流通するものと様々である。
新古車は新車であることで車体価格の2割ほど価値があることから、新車という体裁にこだわらない人にとって、掘り出し物の車といえるだろう。また新古車の欠点は色やオプションが選べないことと、流通量が少ないことである。
新古車については追々説明しています。
外車の新古車を探す方法
新車でなくても良いと考える人は日本車では多いですが、外車の場合も最近は中古車でよいと考える方が増えています。
とはいえ、中古車の状態はまちまちであり、特に外車の場合は故障などで修理費用が掛かりますから、できれば状態が良い車を探す傾向にあります。
そういったことで、外車の新古車にも注目が集まっていますが、その数は少ないために、なかなか探すことが難しいのが現状です。
こんなときには自分で探さずに探してくれるサービスを使ったほうが楽ですし確実です。
もしあなたがどうしても自分で探したいということでないならば、日本車の新古車よりも明らかに少ない外車の新古車は業者に探させてください。
ベンツの中古車を安く買う場合
ベンツの中古車を安く買う場合には、一つ前のモデルを購入するというのはおすすめです。
どうしても最新モデルでなければダメという場合には、先ほど話した新古車などから探すのが一番で、新車で購入するよりも新車プレミアムと日本正規輸入プレミアムが程よくなくなっているので、それだけで新車と比べるとお得度が違います。
また、最新のベンツを購入する層はステータス性も大切ですが、実は付き合いで購入するというケースも少なくありません。
つまり、新しいモデルが出るといわれるから買うのです。
こういった方々はお金がある方なのでわざわざ安く買おうとしないこともあり、1つ前のモデルは割安になっていることが多いのです。
もちろん、モデルが古いとステータス性は若干損なわれますが、ベンツブランドであることは変わりありませんから、あまりにも古いモデルを購入しなければ車好きやステータスを比べる人を対象にする以外はそれほど気にならないものです。
以上より、ベンツの中古車を安く買う場合には、一つ前のモデルが有利であり、コスパの面で最良になると言えます。
難点は日本車ほど信頼性はないので保証が受けられるディーラーから買うことが望ましいです。
なお、業者オークション代行を利用する場合にはこの保証が厳しい状態になることが注意点です。
ベンツ・外車を安く買う方法:まとめ
実は業者オークション代行はリスクとしては大きいものの、業者オークション代行を利用する利点も大きいのです。
先ほどあげたメルセデス・ベンツのSクラスで1000万円前後の価格が付くような車が500万円台で取引されているなんて聞いたらあなたはどうでしょうか。
私は普通に中古車販売店で買うことはしません!
ですから、知り合いの仲の良い車屋がいれば最高で、そうでないなら良い業者を探す必要があります。
またインターネットを使って新古車や中古の外車を探してもらう方法というのも有効です。
顔を合わせるとどうしても相手のペースで事が進んでしまいますが、ネットから依頼できれば安心して準備することが出来ます。
最終段階では実際に顔を合わせることになりますが、大きな額の交渉についてはインターネットで済ませておくと効果的に事が進みますからね。
インターネットを利用した中古車検索サービスはこちらが便利なので確認してみてください。
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以上、お役だていただけたら幸いです。
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